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平成22年度第1回 長崎市文化振興協議会

更新日:2013年3月1日 ページID:006500

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

文化観光部文化振興課

会議名

平成22年度第1回 長崎市文化振興協議会

  • 日時:平成22年6月29日(火曜日)午後2時~
  • 場所:長崎ブリックホール3階 会議室4・5

議題

  1. 前年度(平成21年度)の協議報告について
  2. 今年度(平成22年度)の検討課題と進め方について
  3. その他

審議結果

文振
定刻となりましたので、平成22年度、第1回長崎市文化振興協議会をはじめさせていただきます。今年度最初の協議となりますので、まずはじめに、長崎市文化観光部次長であります福田から、皆様に一言ご挨拶申し上げます。
(次長あいさつ)
文振
ありがとうございました。本年度(平成22年度)の文化振興協議会は2年任期の後半となりますので、昨年度(平成21年度)から引き続きの協議となります。なお本日は、上田委員、福地委員、田中委員、宮崎委員、平古場委員がご欠席となっております。続きまして、事務局であります文化振興課の職員の紹介を行います。
(職員の紹介)
文振
それでは次第に沿って会長に進行をお願いしたいと思います。
会長
天候の悪い中ありがとうございます。副会長とともに、進めて行きたいと思います。基本的な姿勢として、この行政のプロジェクトはあくまでも委員の意見の中から作り出すと考えています。それでは、次第に沿って議事の進行を行います。まずは、前年度までの協議結果の説明・報告書の提出について事務局より説明お願いします。

(事務局説明 市長への協議報告提出についての報告)
会長
ありがとうございました。これについて、質問等ございませんか?新聞の見出しに「公会堂は中小ホール機能を」となっていたのは大きかったと思います。後日、市長と会った際にこの話をされたので、心にとどめていただいたと思います。報告書に漏れていた意見もあるでしょうが、今後、(報告書に漏れた意見も)踏まえて行きたいと思います。
委員
まちなか再生事業の事と、公会堂は何かのジャンルに特化したいという意見についてはこの協議会の総意だったと思いますが、それが色濃く反映していなかったので、そこは事務局にご意見させていただいた。
文振
全ては網羅できませんでした。今後、粘り強く(より協議会の意見を反映できるように)していきたいと思います。
会長
それでは次に、昨年(平成21年)、協議が行われました公会堂の耐震診断結果などについて、事務局より報告をお願いします。

(事務局説明 参考資料~公会堂耐震結果について)
会長
ありがとうございました。これについて、質問等ございませんか?確認ですが議会は特別委員会を設けるのですか?
文振
今年度中(平成22年度)に一つの方向性が示されます。長崎市大型公共施設更新計画検討会が(平成22年)5月に設置されています。それ以外に、市民の意見を聞く場を設けるなどの予定があるようです。今後もこの協議会の意見は、しっかりと伝えて行きたいです。
委員
文化財の保護の観点から存続という話があったが、専門の中小ホールとするときに整合性は取れるのですか?
文振
文化財とはなっておりませんので、なんとも言えません。先に市の庁舎の問題があり、仮庁舎建設に公会堂をとの話もあります。延命をしても機能が大丈夫なのかとの問題もあります。ガラス面の部分にどういった補強をするか、それで建築的な価値が出るのかも問題となります。ステージ側は開口部がなくて強いです。
委員
補強だと、外観が変わる可能性があるということになり、そうなると、建築的な価値がなくなる恐れもあるということですか。
会長
それは、建築の景観100選になっているという部分の話だと思います。この協議会の報告書の考えは、建て替えの考えで意見しています。報告の時は、市長に“長崎に文化ゾーンがない”ということを話しし、その重要ポイントとして、公会堂の位置にホールは必要と話をしました。
では次の議題、今年度の協議内容と協議スケジュールについて、事務局より説明をお願いします。
文振
まず、今年度(平成22年度)の協議内容についてご提案させていただきたいと思います。最初に、これまでの協議の流れをおさらい致します。
本協議会では「文化芸術」を中心においた施策こそが、新たな長崎の未来を切り開くための手段になると考え、平成16年度から「文化政策」の実現に向けての協議を開始いたしました。
平成17年度においては、これからの長崎市のあるべき姿『創造交流都市』について提言を行い、18年度においては、『創造交流都市』のビジョンとその実現のために必要とされる事項について協議いたしました。19年度は『創造交流都市』実現のため、具体的に必要とされるものについて協議を行い、1.現状の把握、2.情報の発信、3.意識改革と人材の育成、4.「創造の場」「表現の場」「鑑賞の場」、5.長崎の魅力を発信、6.連携の6つのキーワードを導き出しました。それを受けて、20年度は、3.意識改革と人材の育成にテーマを絞り協議を行ったところです。21年度は「環境整備」をテーマに議論いただき、文化環境整備の必要性と公会堂あり方について再認識しました。それでは、資料の2ページをご覧ください。
21年度の協議報告書の最後に書かれておりますとおり、今年度の協議テーマは、将来の長崎の文化を担う人材育成を行うためにも、ソフト面・ハード面を総合的に検証し、文化環境整備における細部を明確にしていくための個別の検討会等も開催し、将来の長崎の文化環境の全体像や優先配置のあり方等について、しっかりとした方向付けを示せるよう検討を進めて行けたらとまとめさせて頂いております。
また、協議の進め方とスケジュールについてですが、3ページをご覧ください。まず、環境整備検討会という、本協議会の小委員会というかヒアリングの会を開催したいと考えております。
これは、これからの文化活動を担う若手にジャンルごとに集まってもらい、活動のなかで“不足している”“こうあって欲しい”“行政とこんなことが出来ないか”など考えることをソフト・ハードの両面から語ってもらいます。同時に若手に意識を持っていただくという意味もあります。その検討会の意見を受けて、これを基に第2回・第3回を開催し検討・協議をいただき、将来の長崎の文化環境の全体像や優先配置のあり方等について報告が出来たらと思っております。
最後の第4回で、今年度審議内容の報告書を作成するにあたって委員の皆さまの意見をいただくための会議として年度末に開催したいと考えております。
会長
事務局はこの流れで進めようということです。環境整備検討会の設置が大きなものですね。若手への意識の喚起と現場の意見を聞こうと。この事務局提案について、ご意見のあるかたはいらっしゃいませんか?
委員
検討会の推薦というのは、我々が推薦していいという事ですか?
文振
あくまでも案ですので、推薦いただきたいと思います。
委員
5回のジャンル別に開催ということですか?
委員
美術でもあらゆるジャンルがあるので、ジャンルを広げた人選が出来たらお願いしたいです。
委員
検討会は賛成です。要はその調査項目をしっかりしていただき、人選もその内容で決まってくると思います。最終的にどういった結果を導きだいしたいと思っているのですか。
委員
実態を理解する会だと思います。その程度にしかならないのではないでしょうか。
委員
古典芸能については全国組織です。継承者の問題や若手の問題があり、(その問題のひとつとして、)若手の古典に対する意識が低いので、そういった検討会に入れるのはどうかと思います。何らか、年配と若手が話す機会が必要ではないでしょうか。
会長
国際文化協会の事を踏まえてだと思います。
委員
まだ若手には表現に対する準備という部分が足りないのではないでしょうか。
会長
年配と若手、あと調査の項目ということが出てきました。
文振
人材育成という観点から、若手を入れて欲しいと考えています。年配(の方)にはオブザーバー的立場で(検討会への参加をいただければ)と考えています。ただ、検討会の出席メンバーは事務局の案です。委員の皆さまから、推薦される方がいらっしゃいましたら、ご推薦下さい。
また、検討会には、協議会からオブザーバーで入っていただきたいと思います。会長と副会長と、委員から代表して○○委員にお願いし、どなたか1人が(検討会に)入っていただくようにと考えております。また、事前にアンケートを配布し、その(アンケートに対する)意見をお持ちいただいて協議しようと考えていますので、事前アンケートの段階でベテランと話をしていただいて総意として持ってきていただくという形ではいかがでしょうか。
委員
若手といえどジャンルでその年齢層は色々だと思います。
委員
長崎の文化といえば、長崎刺繍などもある。そういった方の意見なども聞いて欲しいと思います。
文振
長崎伝習所という部分でも行ってはいるようです。
委員
5つのジャンルに分かれているが、委員は全てに参加するのですか?
文振
予算・時間もあるので、3名のどなたかが入っていただければと思っています。
委員
事前のアンケートが早速提示されるその内容が委員の言うとおり必要と思いますので、ここで議論の必要がないでしょうか?
委員
私もそう考えます。今年度(平成22年度)の文化振興協議会の大きな流れになるので、単に集まって実態を知るだけになってしまうだけではなく、我々の今年度の大きな流れ(考え)が必要だと思います。
委員
中小のホールという考えの中で、今回の検討会でヒアリングするので、中小ホールについてどう考えるか、ハード・ソフトに関して。あと、財政的・広報・集客などの悩み、練習場所・会議場所などの部分を聞いて、方向性をつけていけたらいいのではないでしょうか?
委員
問題点については、我々も認識しており、出てくる回答は想像が出来ます。僕らが把握できない問題点を探るという事だと思います。
委員
○○委員さんの意見に近いが、共通的な部分は既にあると思います。新しい形を知って掘り下げることが重要で、フリーな形で意見をもらう方が新しいことが出てくるのではないでしょうか。アンケートをガッチリと作ると新しい意見が出にくくなるのではないでしょうか。アクションプラン的な掘り下げが今年度(平成22年度)の理想ではあると思いますが。
文振
不足している施設などは出ています。あと、ソフトの部分も密接に関連していると思いますので、そこも協議していきたいと考えています。
委員
いきなりハイレベルを求めるのは大変です。フリートーキングでいろんな意見を頂いて進めた方がいいのではないでしょうか。必要であれば、2回目を開催するくらいの気持ちで(取り組む必要があると思います)。
委員
ある意味グループを小さくして、2回開催するのでもいいのではないでしょうか。
委員
ご指名いただいたのでやりたいと思います。ワークショップみたいに進めて、いろんな意見を拾い上げる事が出来たらと思います。
会長
次年度(平成23年度)にベテランと一緒に話す機会を創ってもいいのではないでしょうか。(出された意見を元に)計画で進めてもいいでしょうか?
委員
公会堂と市民会館を考える時、市民会館はその他の機能がたくさんあるので、そこも踏まえて考えることが必要と思います。
文振
大型公共施設更新計画検討会では、そこも踏まえて協議されると思います。
委員
公会堂をどうするかとなりますとそういった(市民会館の多機能性の)意見は出てきません。文化振興という意味で、市全体でどうするかを考える必要があるのではないでしょうか。
委員
施設については連携が必要だと思います。連携(すること)でものすごく便利になります。これからの課題として協議が必要だと考えます。
文振
検討会のメンバーの推薦については、事務局に直接連絡ということでお願いしたいと思います。それでは、事務局提案のとおり平成22年度は「環境整備検討会」を開催し、それを基に議論を深めてまいりたいと思います。

以上で、第1回の協議会は終了とさせていただきます。

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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