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平成21年度第1回 長崎市歴史民俗資料館運営委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006398

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名 

文化観光部文化財課 歴史民俗資料館

会議名

平成21年度第1回 長崎市歴史民俗資料館運営委員会

  • 日時:平成22年3月25日(木曜日) 午前10時30分~正午
  • 場所:原爆資料館2階応接室

議題

平成21年度の事業内容並びに事業概要報告

審議結果

歴史民俗資料館長

  • 開会、委員会成立の報告
  • 新任委員及び事務局職員紹介

会長
21年度の報告について事務局から説明をお願いする。
歴史民俗資料館長
会議資料を基に説明
21年度は特別展を2回、企画展を6回行った。
資料の収集については寄贈などで192点の資料を新たに収蔵した。
入館者の実績については前年度比約2割増加の見込みである。
23年度から使用開始になる小学3,4年生向けの文部省検定教科書に当館の学習内容及び長崎市の
史跡名勝について34ページ分掲載される。かなりのPR効果が見込まれる。
委員から指摘のあったボランティアガイドの配置については、月に2回ほど当館を会場にして活動しているうんすんカルタの会が展示の説明等も行い、ガイド的な役割も行っている。
外海歴史民俗資料館長
21年度館者数はインフルエンザの影響で修学旅行が激減した。世界遺産登録へ向けた活動や、遠藤周作文学館が今年10周年となり企画展などが開催されるため、文学館の来館
者を誘導する計画である。また、道の駅夕陽丘そとめへの来場者を誘導できるよう、パンフレットを置くなど計画中である。

意見

文化観光部長
企画展は全て事務局から委員の皆さんに毎回参加をお願いし、情報をお渡しして、その情報を市民の方にも広く知らせていただきたい。
歴史民俗資料館長
公の館はだいたい資料を館蔵しているため繰り返し見られるが、当館の場合は3分の2は個人所蔵である。今の展示は極端に言えば2度と見られない。貴重なものもあるということをPRしたい。また会長からも指摘のあったHPも充実し、前回分から委員の先生方に催し物のご案内をするというようなことができている。
委員
毎回企画展の内容は非常に充実して魅力のある企画ができている。入館者の数字にも出ている。急に何万人と言うことでなくてもこれだけ確実に3千人台の数値がでるということはそれだけのリピーターが確実に増えているということではないか。特に村上家資料展と草野丈吉展、名前は知られていたかもしれないが、展示ということはたぶん初めてなされた企画展ではないか。
委員
広報という立場をしているが、いま一番言われているのが「マスメディアを使え」と。無料だから。やはりテレビが一番じゃないかということで、当然プレス関係の投げ込みもあるだろうが、知恵をしぼった投げ込み、魅力あるものをより出していけばプレスもたくさん集まって市民の皆様に知っていただけるんじゃないか。
委員
庭園の整備がとてもよかった。茶室の活用で料理との組み合わせなど、参加した人の評判も良い。これからもスペースを上手に使った企画を期待する。

質疑

委員
月別の入館者数中、外国人の占める割合が大きいが、特に広報活動などをしているのか。
歴史民俗資料館長
外国人のほとんどが原爆資料館に来館したもので特別な広報ではない。しかし、外国からの観光船が入港する場合の旅行会社との連携があるので、歴史的な資料が好きな方、というグループを案内していただいている。茶室でお茶を一服、というような活用もしている。
委員
国別の内訳はあるか?
歴史民俗資料館長
国別の内訳はない。
会長
若い人向けにはまずはインターネットである。HP等でPRするとよい。遠藤周作文学館から出津文化村への道が、初めて行くとかなり遠く感じる。もう少し道案内があれば、足を伸ばそうかと思えるのではないか。
外海歴史民俗資料館館長
道の駅から文学館までは全部下りになるので、歩きやすいが、出津文化村は素通りされてしまう。
会長
遠いというイメージがついてしまっている。
外海歴史民俗資料館館長
バス停からの道の表示を検討する。
会長
地図及び所要時間を表示するとよい。意外と近いということがわかればうまく誘導できるのではないか。
外海歴史民俗資料館館長
歴史民俗資料館もドロ神父記念館も、入場券がセットになっているので見るものはたくさんあり、旧出津救助院もある。見晴らしもいい。しかし、なかなか足を運ばせるのは難しい。
会長
先に出津文化村に行って、道の駅までいけば食事ができる、という順序でまわると歩くのが苦ではない。文学館から先にいくとなかなか行きにくい。
委員
文学館の方へ先にまわってしまって、バスはそこにおいたままで時間の配分で帰る時間がきてしまう。先に出津文化村に行くとよいのだが。
外海歴史民俗資料館館長
出津文化村も観光バスの駐車場は確保している。沈黙の碑もある。先ほどの案内板であるとか、時間であるとかの掲示を考える。それから、コミュニティバスが走っていてその時刻表もおいている。
会長
チラシ等があればもっと伝わるのではないか。
外海歴史民俗資料館館長
コミュニティバスの利用者が少ない。文学館の駐車場の中まで行くので利用を促進したい。
会長
帰りの定期バスとの時刻を合わせて運行すれば利便性があがる。
世界遺産の暫定リスト入りをしているという表示もあるといい。世界遺産とつけば大人は結構動く。
外海歴史民俗資料館館長
是非すすめていきたい。
委員
外海はとても良い場所だが交通の便の問題で行きにくい。歴史民俗資料館の方は安定した数字が出ているようだ。
歴史民俗資料館長
数字としては少ないが、歴史的資料が好きで何度もいらっしゃる市内の方、それから年度末に来られる社会科見学の子どもさん、デイケアの方々が減少傾向なので周知したい。
会長
高齢者の方が昔の物を見ていきいきする効果もある。
歴史民俗資料館長
展示を見て茶室で3時のおやつをしていただいて、楽しんでいただける。車椅子の来館も、資料用のリフトで上げ下ろしも出来る。
委員
外海についてトップの姿勢がおかしいのではないか。
外海の場合も遠藤周作文学館ができる前には2,3万の入館者があったと思うが、文学館ができてから、人の流れがそちらに行ってしまった。文学館が新しく、食べ物(道の駅)もあるので、みんな文学館にいってしまう。文学館を作るなら、歴史民俗資料館もリニューアルするとか、全体的な構想として考えていない。トップで考えてどうにかするべき。村上家資料展、草野丈吉展は感心している。長崎の気風として、長崎から出て、外で活躍したひとにはあまり関心がない。長崎から出た草野丈吉を取り扱ったことはすごいと思ったけれどもマスコミなどももっとこういうものを取り上げるようにならないといけない。

来年度の企画について

歴史民俗資料館長
22年度は7回の企画展を予定している。
また7月1日~8月31日海フェスタ特別企画展「長崎の海と船展」を予定している。
会長
質問や、さらに加えたいものなどあるか。
委員
近代、大正とか明治の後期とかその年代がなかなか紹介されないので、ぜひ取り扱ってほしい。
歴史民俗資料館長
文化人で、若干分野が違うが斉藤茂吉なども扱う予定である。長崎市内にかなりの個人コレクターがいる。
委員
斉藤茂吉関連か、長崎の歌人を含むのか。
歴史民俗資料館長
斉藤茂吉のみでいく予定だが資料の状況ではもう少し広げることもありうる。
委員
外海歴史民俗資料館は何時までか。
外海歴史民俗資料館館長
午前9時~午後5時である。
委員
年中か。遠藤周作文学館もか。
外海歴史民俗資料館館長
その通りである。
委員
外海は夕焼けが大変きれいだが、その時間帯はあけていないのか。
外海歴史民俗資料館館長
夕焼け目当ての客もいるが、道の駅のほうで見てしまう。文学館からの目線が一番きれいで、わが町100選にも選ばれた。文学館は夏休み期間中はここ2年延長してオープンしている。
ただし、夜間はバイクの若者などが侵入したこともあり、防犯上の心配もある。
委員
庭園、茶室を、イベントで使用する場合、使用料は?
歴史民俗資料館長
現在のところ使用料規程がないため取っていない。今後は入館料の問題も発生するのではないか。現在はこういう施設があると、周知の段階である。
12月は閑散期で1日30名程度の来館者であるが、茶室でイベントがあると100名くらい入館する。こういう効果も望める。
会長
ほかに質疑等なければ、展示を見学し委員会を終了したい。
委員
異議なし

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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