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平成24年度第3回長崎市入札監視委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006773

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

総務局理財部契約検査課

会議名

平成24年度第3回長崎市入札監視委員会

日時

平成24年8月22日(水曜日)午前10時~午前11時40分

場所

議会第4会議室

議題

  • 市発注工事に関する入札・契約手続の運用状況等について
  • 抽出事案の審議

審議結果

事案審議

1 道路舗装復旧工事 制限付

委員
過去にも同じような工事があったと思うが、そのときの落札率は。

事務局
毎年単価契約を発注しているが、23年度は95.87%、22年度は97.18%、21年度は95.01%の落札率となっている。

委員
単価契約だから落札率が高いのか。

事務局
単価契約の落札率は高く、単価契約の特性かと思われる。単価契約は年間通して工事を行うが、いつ、どこで施工するか予想がつかない工事であり、施工に際しては熟練の技術者及び機械等の保有が必要である。そうしたこともあり落札率が高いのではないかと思われる。

委員
参加している業者が少ないが、お互い参加している業者は知りえるのか。

事務局
ほ装に係る専門性評価がA評価であることを条件としているが、業者名の公表は行っていない。ただし、入札結果は、入札後に公表しており、参加業者を確認することは可能である。

委員
例えば談合して、順番に取ることも可能ではないか。以前別の案件でそういうことがあったと聞いたが。

事務局
単価契約は年間4件あり、ほ装に係る専門性評価がA評価であることが条件である。他に特殊ほ装がA評価であることが条件であり、年間どれくらい発注があるかは、単価契約については予想できるが、他の工事は予想できないので、順番に取るのは難しいと思われる。

委員
このほ装工事にかかる過去の入札の実績を出してほしい。

事務局
過去3か年の単価契約の落札業者について準備する。

委員
ほ装工事は最低制限価格があるが、他の工事と違って落札率が高い。その原因は、業者が少なく、設備等そろえないといけないと言われているがよくわからない。

事務局
過去に調査を行ったが、一つ目の原因は業者数が少ないことである。昨年のほ装工事は35件あるが、そのうち4件は、対象業者数が少ない専門性評価がA評価の業者を対象としている。
この4件は落札率が90%を超えているが、残りの31件については、専門性評価がA評価だけでなく、B評価、C評価の業者も入ってきており、90%を下回っている。
なぜ、A評価の業者を対象とした案件の落札率が高いのかというと、単価契約は、年間を通じて不定期に工事が発生し、また、工事規模も異なる。
そのため、業者からは、常時人を雇い、いつでも派遣できる状態にし、また、機械も準備しておかなければならないので、コストが割高になるというふうに聞いている。

2 日見低部減圧槽築造工事 制限付

委員
これは資料にある立山に設置されたものとほぼ同じか。

事務局
ほぼ同じものを設置する予定である。

委員
規格品なのか。

事務局
そうである。

委員
工事費そのものはどれくらいか。

事務局
過去の事例を基にすると、価格の約半分である。

委員
同じようなものが市内にいくつも出来るなら、材料だけ一緒に仕入れればもう少し金額を下げることができるのではないか。

事務局
通常、こういった工事は老朽化した施設を順番に工事しており、ステンレスタンクの規格もまちまちであり、ステンレスタンクとその他の工事を一体化してやらないといけないので、委員の言われる入札方法はとりがたい。

委員
ステンレスタンクを取り扱う業者は1者か。

事務局
日本国内に数者ある。

委員
価格は決まっているのか。

事務局
価格はまちまちである。

委員
どの会社のものを入れるか指示しているのか。

事務局
規格の仕様を設計書で定めているだけで会社指定はしていない。

委員
場所によって規格は変わるのか。

事務局
場所によりステンレスタンクに減圧弁をつけたりと様々なので規格は変わる。

委員
工事期間中は減圧弁で代用するのか。

事務局
そうである。

委員
簡単なもので代用できるのであれば、減圧槽は必要ないのではないか

事務局
減圧するためのひとつの器具として減圧弁があるが、水道を安定して供給するためには、減圧槽が一番いい方法である。減圧槽は、上流部にある配水槽から減圧槽までの水道管が破損した場合、下流区域に安定した水の供給をするための貯留機能の役割も持っているからである。

3 手熊1号トンネル配水池補修工事(その1)制限付

委員
配水池となぜ言うのか。

事務局
一般的に浄水場からポンプで圧送する場合の最初のタンクを配水池と名付けている。

委員
補修箇所はどのように見積もったのか。

事務局
以前、配水池を空にしており、中の調査を行った。

委員
調査は市の委託で行ったのか。

事務局
直営で行った。

委員
補修箇所は特定されているのか。

事務局
内部に入ると、ひび割れたところは目視で確認できるので、数量を積み上げていった。

4 道ノ尾浄水場洗浄水槽改修工事 制限付

委員
洗浄水槽は1基か。

事務局
1基である。工事期間中は内部は扱わず、水は溜まった状態で、表面と天井の防水塗装の工事を行う。

5 東工場ごみ焼却施設ボイラー水管更新ほか工事 随意契約

委員
1回目、2回目の参考見積金額から見積額がかなり下がっている。不自然ではないか。

事務局
この業者は、西工場でも同じような工事を行っており、その経験を参考に見積もったのではないかと推測する。計算すると、2回目の参考見積金額の70数%が決定額となっており、それが業者の経験値となっているのではないか。

委員
1回目、2回目はそういった経験値を考慮しないで出すのはおかしいのではないか。

事務局
1回目の金額をこちらで精査し、2回目の参考見積書の提出を依頼した。それを再度精査し、市の予定価格を算出した。

委員
2回目の参考見積の後、業者とやり取りをしたのか。

事務局
していない。

委員
していないのに、見積執行で12億9千万円になったのか。

事務局
1回目、2回目は、業者は定価的な見積を出していると思うが、こちらは定価的な見積を採用せず、精査し努力して安い予定価格を算出した。

委員
採用されない定価見積を出して回りくどい。予定価格がもれているのではないか。

事務局
それはない。以前行った西工場が同じような経緯を踏まえ、参考見積の70数%で決定した。確かに回りくどいが結果としてこうなった。

委員
70数%で決定するというのは業者もわかっていたということか。

事務局
経験値ということになるかと思う。

委員
汎用品はどのようなものか。

事務局
ガスケットや耐火キャスタブルといったもので、それぞれ金額的には高くない。

委員
3つの工事をなぜ一緒にしたのか。

事務局
一緒にしたほうが、安い。

委員
それぞれの金額はいくらか

事務局
ボイラー水管が、約10億9千万円、ストーカが約1億円、タービンが約8千万円である。

委員
長崎市が西工場の経験を生かして、70数%になるのではと業者に働きかけてもよかったのではないか。

事務局
価格については言えない。

委員
随意契約のガイドラインのどれに該当するのか。

事務局
工事における随意契約のガイドライン2(2)イに該当する。

委員
性能発注は設計の業者と同じでなければならないのか。

事務局
発電所と同じレベルで構造の内容が高度であるため、そのようになっている。

6 区画線設置工事(1)(単価契約) 制限付

質疑応答なし

7 道路舗装工事(1)(単価契約) 制限付

委員
車道も同じ単価になるのか。

事務局
アスファルト5センチ、10センチと厚さで単価が違う。

8 平和公園エスカレーター(上段)設置工事 制限付

委員
下段はどこの業者か。

事務局
三菱電機ビルテクノサービス株式会社九州支社である。

委員
見かけは一緒か。

事務局
ベルトの色、速度等も同じで問題ない。

委員
シンドラーエレベータ株式会社西日本支社の非該当の理由は。

事務局
実績を確認する書類が届かなかったためである。
(補足:1 5.について、過去3か年の単価契約の落札業者の資料を配布し説明)

その他

事務局報告:指名停止措置の運用状況について

予定価格の事後公表、委員会の公開についての資料配布(次回審議予定)

委員の辞任について

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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