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中学生の活躍

更新日:2017年9月1日 ページID:030165

ホッとトーク 中学生棋士、藤井聡太四段の活躍が話題になっています。デビュー以来負けなしの29連勝という新記録の達成は快挙でした。
 それに加えて、周囲の騒ぎに振り回されない落ち着いた態度や、「望外(ぼうがい)の結果」「自分の実力からすれば僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」などの言葉遣いも話題になりました。自分が中学生だったころを思い出すと、「望外」や「僥倖」という言葉は知らなかったなぁと思います。
 もう一つ素晴らしいのは、藤井四段の活躍が将棋界全体に活気をもたらしてくれたことです。最近いろいろな問題が続いて少し暗いイメージになっていた将棋界に、藤井四段が明るい光を与えてくれました。将棋界だけでなく、社会全体にもさわやかな風を吹かせてくれた気がします。これは29連勝に勝るとも劣らない中学生の快挙です。
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 中学生の活躍は、何も天才棋士だけではありません。
 長崎では、昨年に続いて今年も、夏休みに「中学生議会」が開かれました。
 2年前に法律が変わり、選挙権が18歳からになったので、中学生たちはあと3、4年もすると選挙権を持つことになります。市立中学校の代表が集まる中学生議会は、生徒たちにとっては、議会を疑似体験する貴重な機会になります。
 今年のテーマは「いじめを防ぐには?」と「長崎らしく、人が集まる市庁舎は?」の2つ。物おじせずにきちんとコミュニケーションを取っている様子を見て、とても感心しました。ここで決めたことは各学校で実践されることになります。
 野母崎地区で開かれた「これからの公共施設をどうするか?」というテーマの住民ワークショップにも、大人にまじって中学生たちが参加してくれました。これからのことを考える場なので、未来を担う子どもや若者にも参加してもらったのですが、中学生たちは、大人顔負けのしっかりとした意見を発表してくれました。
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 中学生は子どもです。でも、大人と同じような力、いいえ、ある時は大人にできない力を持っていると思います。
 たとえば災害時の避難所の例があります。大人たちがうつむき加減になっている時、子どもたちが率先して救援物資を運ぶのを手伝ったり高齢者のお世話をしたりする様子が、大人たちを励まし、避難所を明るくしてくれたという話をよく聞きます。
 中学生だけではありません。大水害から35年目に当たる7月23日には、高校生たちを対象にした消防防災サポーターの育成講習会が開かれました。高校生たちは35年前の大水害の時の様子を聴いた後、実際に災害や救助が必要な場面に出遭ったときの行動について学んでくれました。いざという時、高校生たちは立派に役に立つ力を持っています。
 「私にも周囲のためにできることがある」「私も地域の一員だ」という当事者意識のタネを心に植えることは、とても大切なことです。そして、“お客さん”ではなく“将来を担うメンバー”として子どもと接するまちは、知恵のあるまちだと思います。

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