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長崎からのメッセージ

更新日:2016年12月28日 ページID:029232

ホッとトーク

新しい年が始まりました。
長崎は世界に通じるメッセージをいくつも持っている稀有なまちですが、今年も大切なメッセージを世界に発信することになりそうです。
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昨年末にアメリカで封切られた映画「沈黙 ーサイレンスー」が、1月に日本でも公開されます。
その原作である遠藤周作先生の小説「沈黙」の舞台は、キリシタン弾圧が激しかった時代の長崎。命を懸けて信仰と向き合った人たちの物語です。
厳しい弾圧の中で必死に生きた人たちの姿が、小説となり、いま巨匠マーティン・スコセッシ監督の手で映画になり、来年は世界遺産に登録されようとしていることを、当時の人たちは考えもしなかったでしょう。
この物語は、グローバル化の時代に、異文化の出会いについて考えさせてくれると同時に、時代を超えて、人間として生きることの意味も考えさせてくれます。どんな映画に仕上がっているのか、楽しみです。
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夏には、世界中の都市の代表が集まる「平和首長会議」の総会が、長崎市で開かれます。
トランプ新大統領の就任をはじめ、世界の政治状況は、先を見通すことが難しい状態です。でも、時代がどう変わっても変わらない、平和を求める世界の人々の思いを長崎に結集する会議です。今年は、核兵器禁止条約をめぐる国連の動きも注目されます。
「平和は長崎から」。原子雲の下で何が起きたのか、という核兵器の真実を伝えながら、平和を市民社会からつくっていこう、という長崎のメッセージを発信する機会となります。
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秋が終わるころには、念願の「出島表門橋」が完成します。昔と同じように、橋を渡って出島に入ることができるようになります。世界最先端の技術を駆使した橋です。「出島表門橋」完成イメージ図
出島復元の動きが始まって六十数年。四方が水に囲まれた出島の姿になるには、まだ数十年の時間を要するでしょう。出島表門橋の完成は、百年かけてまちのシンボルを復元するという大事業の中でも、重要な一里塚になります。
今、出島が発信しているメッセージは「つながる出島」。世界とのつながりを呼びかけています。古いつながりを大切に、新しいつながりを創造していきましょう、という長崎からのメッセージがそこにあります。
長崎のメッセージは、世界に向けて発信されるだけではありません。このまちの歴史が示すメッセージの一つは、「まちは人間がつくる」というものです。
人口減少の時代にも、少子化や高齢化が進んだとしても、暮らしやすくて魅力的なまちはつくれる、というメッセージもしっかり発信できるまちでありたいと思います。
今年もよろしくお願いします。

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広報広聴課 

電話番号:095-829-1114

ファックス番号:095-829-1115

住所:〒850-8685 長崎市桜町2-22(本館3階)

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