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核兵器禁止条約

更新日:2016年12月1日 ページID:029157

ホッとトーク

今年8月9日の平和宣言で、次のように述べました。
「今年秋の国連総会で、核兵器のない世界の実現に向けた法的な枠組みに関する協議と交渉の場を設けてください。そして、人類社会の一員として、解決策を見出す努力を続けてください。(中略)今こそ、人類の未来を壊さないために、持てる限りの『英知』を結集してください」Aug09平和宣言2016
結果はどうだったのでしょうか。
国連総会第一委員会は、核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議案を採択しました。賛成123票、反対38票、棄権16票という圧倒的多数の賛成による採択でした。
今月開かれる国連総会本会議でも採択される見込みで、そうなれば、平和宣言で求めたとおり「協議と交渉の場」が来年設けられることになります。
これは「核兵器のない世界」の実現に向けて、とても大きな前進です。
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核兵器禁止条約はこれまで、いくつかの国から提案されたり、潘基文国連事務総長が2008年に発表した「5項目の核軍縮提案」の中で言及されたりしてきました。しかし、今回の決議は57カ国による共同提案であり、これほど多くの国が提案国に名を連ねるのは画期的なことで、国際社会に止めることのできない大きな流れができているのを感じます。
もちろん条約の中身などは、これからの話し合い次第ですが、最も大切なことは、「核兵器のない世界」という共通の目標に向けて、話し合う場を絶やさないこと、そして、さまざまな課題があっても、あきらめずに「英知」を結集し続けることだと思います。
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この決議案に、残念ながら、日本は反対しました。「核兵器のない世界」の実現に向け、唯一の戦争被爆国としてリーダーシップをとるべき立場であるにもかかわらず、「協議と交渉の場」をつくることにさえ反対したことは、被爆地として決して看過できません。
核兵器禁止条約の議論はこれから始まるのです。しかも、禁止条約は核不拡散条約(NPT)とも、核保有国が主張する段階的核軍縮とも矛盾しません。来年の会議にはきちんと参加して、核保有国と非核保有国との橋渡し役を務めるよう、政府に求めていきたいと思います。
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今年は、オバマ大統領の広島訪問をはじめ、各国リーダーの被爆地訪問が続きました。これも平和宣言などで求め続けてきたことです。あらためて、あきらめずに発信し続けることの大切さを感じます。
来年も変わらずに、多くの国、多くのまちの仲間の皆さんと手を携えて、「ノーモア・ナガサキ」「ピース・フロム・ナガサキ」の思いを伝え続けたいと思います。

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