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天・地・人

更新日:2016年11月1日 ページID:029021

ホッとトーク 「天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず」は、孟子の言葉です。
 この言葉をまちづくりに当てはめれば、こんなふうに訳すことができるのではないでしょうか。
 「時代の流れを読み、事業を進めるタイミングを見誤らないのはとても大切なことだ。でも、それよりも大切なことは、そのまちが持つ地理的な特徴や自然、歴史、文化、産業といった個性を徹底的に活かすことだ。そして、その二つよりも何よりも大切なことは、人々の気持ちが一つになって力を合わせて取り組むことだ」
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 今、長崎のまちづくりはとても大切な時を迎えています。日本全体が人口減少の時代に入る中で、どうやって暮らしやすさと活気を持つまちをつくり続けていくのかが問われているのです。
 教育のあり方、産業のあり方、都市施設のあり方、医療や福祉のあり方、地域コミュニティのあり方、市役所のあり方……どれも、これまでと同じではやっていけない時代です。新しいやり方や仕組みを考え、やってみる中で、そのまちに合った方法を見つけていく。時代の変化に流されるのではなく、むしろ自ら変化をつくる積極さを持ったまちだけが、これからの新しい時代に合った“都市の生き方”を見つけていけるのだと思います。
 いま、長崎市が掲げている都市ビジョン「世界都市」「人間都市」、そして市が取り組んでいる重点プロジェクトは、そんな時代に合わせたもので、一つひとつが長崎の今と未来にとって大事なものです。
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 長崎にはたくさんの「地の利」があります。
 発展著しいアジアに位置が近いこと。歴史、まつり、円形劇場のような地形、港、食文化……。
 こんなに多くの個性を持つまちは他にありません。その一つひとつのユニークさは、他のまちが真似できないかけがえのない財産で、磨けばもっともっと輝きます。
 歓迎すべき「天の時」もたくさんあります。
 世界都市をめざす長崎にとって、外国人観光客の増加は願ってもないチャンスです。6年後には新幹線も開通します。企業の拠点分散の動きは長崎市への企業立地につながっています。国の地方創生の動きも、個性を活かすまちづくりを進めてきた長崎市には追い風です。
 もちろん、中にはマイナスの影響を及ぼす変化もあります。避けることができない変化については、「ピンチはチャンス」と捉え、マイナスを最小限に抑えながら、次のプラスを生み出そうとする積極さが必要です。
 そして、何よりも大切な「人の和」。
 「地の利」と「天の時」をしっかりと見極めれば、長崎が進むべき道は見えています。それが、今進めている「世界都市・人間都市」というビジョンです。長崎の今と未来のために大切な時期だからこそ、ビジョンと具体的な事業について、市民のみなさんともっともっと共有しながら進めなければならないと強く感じています。

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