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熊本地震

更新日:2016年6月1日 ページID:028479

ホッとトーク 熊本で地震が発生し、多くのかたがその犠牲となられました。ご冥福をお祈りします。また、今も不安の中におられる被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。
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 熊本地震は、私たちに多くの教訓を与えてくれます。
 何よりも九州全体に「地震は大丈夫」という“思い込み”があったのかもしれません。台風や集中豪雨に比べると地震の体験は少なく、備えが十分ではありませんでした。もちろん建物の耐震化は、以前に比べると格段に進んでおり、そのことが被害を少なくした面もあります。これらのことから、まだ足りていない備えを点検し、備えを急ぐ必要があります。
 災害への備えには「自助」「共助」「公助」という考え方がとても大切です。
 自助。今月の「広報ながさき」の特集や、全世帯にお配りした「長崎市生活便利ブック」なども参考にして、各家庭での備えをお願いします。共助
 共助。地域のつながりがどれほど災害の時に大きな力を発揮するかは、私たちがこれまでの大きな災害で得た学びの一つです。地域のつながりは、いざ災害が起きた時には、命さえも助ける大きな力になるのです。そして、それは毎日のあいさつや行事への参加など何気ない日ごろの取り組みの中で育まれます。
 公助。災害対応の拠点となる長崎市役所も含めて、まだ完了していない建物の耐震化を急ぐ必要があります。今回の熊本地震では、避難所のあり方、救援物資の届け方、住宅の提供のしかたなど、多くの課題と教訓を学ぶことができます。長崎市役所から支援のために派遣された職員からも、さまざまな報告がありました。報告の一つひとつが大切な経験であり、次の備えへの大事な情報です。
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 地震発生からおよそひと月後の5月11日に、沖縄県で九州市長会が開かれました。その中で提案したことがあります。
 一つひとつの市にとってみると、大きな災害は数十年に一度であったり、災害の種類や大きさがその都度違っていたりして、災害対応の経験値をストックすることが難しい面があります。でも九州全体でみると、災害は毎年のように起きています。そこで災害発生の際に得られた経験値を九州全体で共有すれば、九州全体の災害対応力を向上させることができます。今回の熊本地震で得られた学びについても、課題の整理と共有のための活動をすることを提案しました。
 実は、東日本大震災の後、同じ発想から九州市長会では防災担当者のネットワークをつくっていました。この仕組みは、熊本地震でも発生直後に必要な物資を届けるなど、特に初動段階で力を発揮しました。
 私たちは、阪神淡路大震災で起きたことを中越地震に活かし、さらにそれを東日本大震災で活かし……と少しずつ災害対応力を高めてきました。隣県の仲間である熊本をしっかり支援し続けることと同時に、熊本地震に学ぶことでつらく厳しい被災体験を決して無駄にしないことがとても大事だと思います。
 まもなく雨と台風の季節がやってきます。  

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