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新年の決意

更新日:2015年12月28日 ページID:027889

ホッとトーク 子どもの頃は正月が楽しみでした。
 大晦日に家族そろって紅白歌合戦を見て、年が替わるまで起きていられる年齢になったら、小さな神社に初詣に行きました。
 町に一軒だけある薬局が初売りをしていて、買いに行くと風船やケロヨンの指人形などが入った本当にささやかな福袋をくれました。それを楽しみにしている子どもたちのために、両親は毎年、正月に薬局で買うものを考えていてくれました。
被爆者歌う会「ひまわり」の合唱 玄関のポストを何度も見に行き、年賀状をワクワクしながら待ちました。
 正月は間違いなく“非日常”でした。非日常は人を活性化させます。気持ちの区切りをつけ、新しいエネルギーを生む機会になります。正月行事以外のお祭りなどもそうですが、昔の人は“非日常”や“節目”をつくることの意味をよく知っていたのだと思います。学びたいところですね。
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 私の尊敬する人の一人に安岡正篤さんというかたがいます。修めた学問の広く深い人のことを「碩学」というそうですが、まさにその言葉がピッタリのかたです。もう亡くなられているので本でしか接することはできませんが、そのかたが物事を判断するときの3つの基準について書いたものがあります。
 一つは、短期的でなく長い目で観ること。二つ目は、一面的でなく多面的に観ること。三つ目は、枝葉末節ではなく本質を観ること、です。
 年の区切りに、こんな考え方を参考にしながら、少し長い目で自分自身や組織の来し方行く末に思いを馳せるのも、年末年始にふさわしい時間の使い方かもしれません。
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 長崎というまちにとって、新しい年は大切な年です。
 地方創生の掛け声のもと、「交流の産業化」をキーワードにした新しい動きと、子育てや雇用など暮らしやすさに向けた動きが加速します。
 新たな文化施設の建設場所、長崎駅西側の交流拠点施設用地の活用方法、端島炭坑(軍艦島)の保存方針を決めます。新市庁舎建設事業も前進させます。
 7月には、昨年の「明治日本の産業革命遺産」に続いて、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が二つ目の世界遺産になるかどうか、が決まります。
 出島復元は、秋に新しく6棟が完成します。長崎を全国にアピールするデスティネーションキャンペーンが10月から12月に行われ、好調な観光に一層の弾みがつくでしょう。
 今年は、地域のネットワークを充実させる「わがまちみらい工房」の開催が増え、地域コミュニティの活性化に向けた動きも活発になります。
 長崎のまちづくりは、一年で形になるものではありません。30年、50年という長い時間を考えながら方向性を決め、いま必要な取り組みを積み重ねていく中で、次第に形になっていくものです。これまで積み重ねてきた「世界都市」「人間都市」の方向性に確信を持って、新しい一年もしっかりと前に進もうと思います。

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