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世界こども平和会議

更新日:2015年7月28日 ページID:027480

ホッとトーク今年は、被爆からちょうど70年という節目の年。8月9日前後には、例年より多くの皆さんが長崎を訪れてくれました。 
各国からも、昨年の48カ国を大幅に上回る75カ国の代表が出席されました。代理でなく大使ご自身がおいでになるケースがほとんどで、「平和祈念式典に感動しました」という感想を何人もの大使からいただきました。子どもから高齢の被爆者まで、多くの世代が一緒になって伝えようとしている、長崎の平和への思いを感じてもらえたのだと思います。
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今年は70年の節目なので、いろいろな記念事業を行っています。
その一つが8月5、6日の2日間開かれた「世界こども平和会議」でした。世界中から集まった14歳から17歳の子どもたち、長崎の中学生、そして福島県いわき市の子どもたちが平和について学び、話し合う“子どもの国際会議”です。
司会も英語で行い、フランス語と日本語の字幕が出るという本格的な国際会議。子どもたちがどんな反応を示すのか、ふたを開けてみないとわからない、という挑戦的な試みでしたが、陰で支えてくれた大人たちの協力もあって、とても素晴らしいものになりました。
宇宙飛行士の野口聡一さんのお話、アメリカで被爆者の話を高校生たちに聞かせてきた軍縮教育家キャサリン・サリバンさんのワークショップ、山脇佳朗さんの被爆体験講話、20のグループに分かれて「もし私が地球大統領だったら」をテーマに話し合うワークショップなど、内容はとても豊富で、子どもたちが緊張しすぎないような工夫がされていました。被爆者歌う会「ひまわり」の合唱
閉会式では、長崎の若者たちが何度も何度も話し合いを重ねながらつくった平和の冊子を、全員にプレゼント。この冊子は、「閉会式はゴールではなくてスタートです。これからそれぞれの国に帰って、一つでいいから平和のためにあなたができることをやってみてください。この冊子がそのお手伝いをしてくれるでしょう」という編集チームの思いを込めたものです。
そして、閉会式の最後には、市内の市立全小学校が参加してつくった大きな平和の絵に、参加者全員で最後の仕上げをして、見事な絵を完成させました。その美しい絵と、ステージの上に花開いたたくさんの笑顔が、この会議の成功を表していました。
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世界には今も、武力で争っている国がたくさんあります。日本にずっといるとわからないけれど、そういう国の人と話すと、世界がまだ平和ではないことを感じることができます。いろいろな文化や考え方の違いを感じることもできます。「英語がもっと話せたら、もっと相手のことを理解し、自分を表現することができるのに…」と感じた長崎の中学生も多かったでしょう。
コミュニケーションをとること。違いを知ること、そして受け入れること。それは平和の原点です。
この会議の開催によって、参加した世界中の子どもたちの心に、平和の種を植えることができたと信じています。

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