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世界都市と人間都市(前編)

更新日:2014年9月26日 ページID:026106

 ホッとトーク長崎市は今、どんな都市を目指しているのでしょうか?長崎市の進む方向を示した総合計画では、それを「世界都市」と「人間都市」という2つの言葉で表現しています。
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 世界都市は、文字どおり“世界のナガサキ”を目指そうということです。世界との交流によって発展してきた歴史を持つまちならではの個性を生かしたまちづくりは、これまで「世界の人が往来するまち」「世界に貢献するまち」「世界から評価されるまち」「世界とつながるまち」という4つの目標に向かって、着実に進んできました。
長崎港に停泊するクルーズ船と帆船 世界の人が往来するまち。長崎港に停泊するクルーズ船とその乗客の数は、ここ数年、過去最高レベルに達しています。外国人宿泊客数も過去最高を更新しました。どちらも、もっと伸びていくでしょう。8年後に予定されている新幹線の長崎延伸も、国内外からの訪問者の増加に大いに貢献してくれると思います。世界遺産候補「旧グラバー住宅」
 世界に貢献するまち。長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)ができて、核兵器廃絶と平和構築の面で、これまでなかった新しい活動が随分増えました。医学の面でもまだまだ貢献できる分野がありますし、造船や造機を通じて海洋・環境産業の面での貢献に向けた取り組みも始まっています。
 世界から評価されるまち。世界新三大夜景のほか、世界遺産登録に向けた動きも着実に進んでいます。産業革命遺産、教会群と、2年連続で世界遺産に登録されることにな世界遺産候補「大浦天主堂」れば、大きなニュースになることでしょう。百年計画ともいえる出島の復元も、同じような意味を持っています。
 世界とつながるまち。この4年ほどの間に、4つの都市と市民友好都市の関係を結びました。グラバーの出身地アバディーン市(英)、孫文の出身地の中山市(中)、シーボルトを通じて縁があるライデン市(蘭)とヴュルツブルク市(独)という4つの都市です。平和首長会議のネットワークもますます広がっています。子どもたちを海外に派遣する「子どもゆめ体験」事業をはじめとする国際理解教育も随分充実してきました。「こどもゆめ体験」事業の様子(ライデン市)
 こんなふうに挙げていくと、このコーナーではとても書き尽くせないほどの「世界都市」に向けた動きが、今長崎で起きています。
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 世界はグローバル化しています。「世界は一つである」というのがグローバル化の方向性であるとすれば、ますます重要になるのが、それとは逆にみえる“多様化”の方向性です。
 世界標準に合わせようとするのではなく、“自分のまちが持つ個性”“世界に通じる価値”を大切にすること。実は、それこそが世界都市に通じる道なのだと思っています。
 長崎はとても個性豊かなまち、よそにないものをたくさん持っているまちです。それは簡単につくれない宝物です。そんな個性を生かすまちづくりこそが、今進んでいる「世界都市」のビジョンなのです。
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 もう一つの都市ビジョンである「人間都市」については、来月ご紹介したいと思います。  

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