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宗教者懇話会

更新日:2014年3月27日 ページID:025293

ホッとトーク

 ゴーン、カーン…窓を開けると、お寺と教会の鐘の音が重なるようにして部屋の中に飛び込んできます。 南山手では、さるくガイドさんが参加者を“祈りの三角ゾーン”に案内します。そこは神社とお寺と教会が同時に見える場所。「ここで願い事をすると、三つのうちのどれかがかなえてくれる…かもしれません」と参加者を笑わせます。
 どちらも、お寺や神社や教会が、暮らしの中に溶け込んでいる長崎らしい光景です。
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 長崎は江戸時代とその前後、宗教同士がせめぎあい、排除しあった場所でした。お寺が破壊されたり、逆に教会が焼かれたりした歴史を持っているまちなのです。世界遺産を目指している教会群も、そんな歴史の中から生まれてきました。
 その長崎に今、いろいろな宗教の皆さんが一緒になって活動している団体があります。長崎県宗教者懇話会といいます。宗教者懇話会
 懇話会の野下千年(のしたちとし)会長が自ら作詞作曲した宗教者懇話会のテーマソングがあります。「長崎の祈り」といいます。

(長崎の祈り)※※※※※※※※※ 

教会と 寺と神社の 音和して

清らに明ける 長崎の朝

平和を祈る 長崎の街

平和を告げる 長崎の空

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 懇話会のメンバーは、日ごろからさまざまな活動を一緒にしています。3月には東日本大震災の犠牲者と被災者のために祈る式典も開きました。
 その代表的な活動の一つが原爆殉難者慰霊祭。もう40年以上続いています。毎年8月8日の夜、原爆落下中心地に集まり、原爆犠牲者の慰霊と平和のためにともに祈りをささげるのです。
 数年前、懇話会の皆さんがトルコに出かけました。そして、イスラム教の礼拝堂であるモスクに、それぞれの装束で入っていきました。違う宗教の人たちが一緒に活動していることに驚いたイスラム教の人たちは、翌年、長崎を訪ねてきました。そして、一緒に8月8日の夜に平和のためにお祈りをしました。
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 人間は宗教の違いのために戦争をすることがあります。だからこそ違う宗教の皆さんがともに活動する姿は、そのまま強い平和のメッセージになります。
 同時に、宗教者懇話会の活動は、とても長崎らしいと思います。互いの違いを受け入れ、同じところを大切にしようというのは、長崎の根底に流れる文化だと思うからです。それは“平和の文化”といってもいいのではないでしょうか。
 そういえば、宗教者懇話会のメンバーの中には「高校はミッション系でした」という住職さんが何人かおられました。同級生に神父さんがいるそうです。これも長崎らしいな、と思いました。やっぱり長崎は平和をつくるまちだと思います。

お問い合わせ先

広報広聴課 

電話番号:095-829-1114

ファックス番号:095-829-1115

住所:〒850-8685 長崎市桜町2-22(本館3階)

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