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映画

更新日:2013年2月1日 ページID:023700

ホッとトーク

 年末に久しぶりに映画を観(み)ました。「007・スカイフォール」です。
 007といえば、言うまでもなくジェームス・ボンドが主役の世界的人気シリーズ。その映画に、軍艦島をモデルにしたデッド・シティという島が登場するというので、ぜひ観たいと思っていました。
 映画に出てくる島は、外観はもちろん、中の建物の様子も軍艦島そっくり。映画の最後にスタッフや協力者の名前が紹介されますが、その中に英語と漢字で長崎市と軍艦島の名前が出てきます。
 実は映画を観る数日前に、ドイツから来たかたと話をしていたら、「ドイツで007を観たら、映画の最後に長崎の名前が出てきましたよ。だから今回はぜひ軍艦島を見て帰りたい」と言うので気になっていたのです。映画を観て、軍艦島は007のスタッフがロケ地にしたいくらい、世界の中でもユニークな場所なのだと、改めて自信を持ちました。
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 今年は、長崎にとって映画の当たり年です。
 まず、沖田修一監督、高良健吾(こうらけんご)さん、吉高由里子さんらの出演で、2月に封切られるのが『横道世之介』。原作は、長崎出身の芥川賞作家、吉田修一さんのおかしくて、優しくて、切ない青春小説です。東京の大学に進学した長崎出身の若者が主人公ですが、その長崎人らしい(?)性格や長崎の風景が映画の中でどんな風に表現されるのか、楽しみです。
 長崎在住の芥川賞作家、青来有一(せいらいゆういち)さんの『爆心』も映画化されます。現職の原爆資料館長でもある青来さんの長崎の爆心地周辺で生きる人々を描く連作短編集が、どんな一つのストーリーになって、スクリーンを通じてどんなふうに伝わるのか、とても興味深い作品です。日向寺太郎(ひゅうがじたろう)監督、北乃(きたの)きいさんの主演で、年内の公開を目指しています。
 同じく長崎在住の漫画家、岡野雄一さん原作の『ペコロスの母に会いに行く』も楽しみな映画です。認知症の母と息子との交流を描いた漫画は当初、自費出版でしたが、今やベストセラーになりました。その話題作が、長崎県出身の森崎東(もりさきあずま)監督のもとでどんな映画になるのでしょうか。主人公の母子を演じるのは岩松了さん、赤木春恵さんのお二人で、竹中直人さんや長崎出身の原田貴和子さんも出演し、秋に公開されます。
 荻野欣士郎(おぎのきんしろう)監督による映画『池島譚歌(いけしまたんか)』は、池島を舞台に、いのちのつながりを描く物語。主演は長崎出身の金子昇さんですが、その子ども時代を演じる子役たちは、長崎でのオーディションで選ばれました。昨年9月には水辺の森公園で、1キロの長さのレール移動撮影ギネスブック記録に挑戦して話題になりました。まもなく公開の予定です。
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 「ペコロス…」は台詞(せりふ)のほとんどが長崎弁なので、心配になってつい森崎監督に「これ、標準語の字幕が付くんですか?」と聞いてしまいました。監督は笑いながら、「付きませんよ。でも大丈夫です」と答えてくれました。
長崎を舞台にした映画が増えることは、長崎のまちや人や文化を発信することだと思います。そして発信の前に、まちや人が魅力的であり、長崎がローカル文化をきちんと持っていることが大切なのだと改めて思います。
 今年は映画を観る機会が増えそうです。

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