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オバマ大統領再選

更新日:2012年12月1日 ページID:021351

ホッとトーク

 長く激しい選挙戦の末、オバマ米国大統領が再選されました。
 3年前、プラハで「核兵器のない世界」というゴールを示して核軍縮の流れをつくった大統領の再選は、ゴールを共有する長崎にとってもいいニュースです。
 経済が最大の課題であり続け、上院と下院の多数派政党が違うという“ねじれ”の状況の中で、議会の運営が難しいと思いますが、次の4年間の核軍縮へのリーダーシップに強く期待したいと思います。
   *  *  *
 オバマ大統領の2期目に期待したいことの一つが、被爆地訪問です。
 長崎では核兵器廃絶地球市民長崎集会の皆さんを中心に、3年前に大統領の被爆地訪問を要請する署名活動を行い、9万9千人余りの署名を米国大使館に届けました。その後の日米首脳共同記者会見で、オバマ大統領は、在任中に広島及び長崎を訪問することができれば光栄なことだ、と発言されています。
 もし実現すれば、被爆者と話し、被爆の傷跡を見てほしい。それは大統領に、私たちが共有しているゴールが間違いのないものであることを確信させるはずです。
 そして、この地から「核兵器のない世界」の一日も早い実現に向けての結集を世界に呼びかけてほしい。それは、オバマ大統領と被爆地のメッセージをより強いものにしてくれるでしょう。
 オバマ大統領の被爆地訪問は、核兵器のない世界の実現に向けた、被爆地と大統領の共同作業なのです。
 大統領選の後、早速、広島市長と米国大使館を訪問して改めてこの思いを伝え、大使は大統領に確実に伝えることを約束してくださいました。
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 米国人との共同作業といえば、昭和21年9月から約3年間、GHQ軍政部司令官として長崎に赴任したビクター・デルノア中佐を思い起こします。
 デルノア中佐は、占領軍のリーダーでありながら、長崎の人々に信頼されていました。当時、出版や放送はGHQの許可が必要でしたが、被爆した少女、石田雅子さんの手記の出版を上層部に繰り返し要請しています。
 昭和23年に開かれた第一回の平和祈念式典の開催を許可しただけでなく、式典にメッセージを寄せました。「核兵器は人類を破滅に導く無用の長物である。二度と原爆を使って
はいけない」と。
 そのデルノア中佐が長崎を離れる時に、石田雅子さんの父で長崎地方裁判所の裁判長だった石田尋(ひさし)さんが送別の言葉を贈りました。その中で、「広島で『ノーモア・ヒロシマ』という言葉が使われている。私は『ピース・フロム・アワ・ナガサキ』と言う言葉がふさわしいと思う」と述べられたそうです。
 それは、長崎から平和の大切さを発信しようというだけでなく、まず長崎がお互いを信頼し、助け合う“平和のまち”になろうというメッセージだと私は思います。しかも、素晴らしいのは「ナガサキ」を入れ替えれば、世界のどの国、どの町にも使えることです。
 長崎で生まれ、今も使われ続ける『ピース・フロム・ナガサキ。平和は長崎から』というメッセージをとても誇らしく思います。

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