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長崎の夜景

更新日:2012年11月1日 ページID:021350

ホッとトーク

 最近、稲佐山に夜景を見に行きましたか?
 昨年4月には展望台がリニューアルしました。頂上の床全体にLEDの小さなライトが埋め込まれていて、その中には一つだけハートの形をした光が……。展望台の中央には、座って眺められる階段もあり、時間があれば暮れてゆく空の色の変化をゆっくり楽しむことができます。
 ちょうど一年前の11月にはロープウェイのゴンドラも新しくなりました。フェラーリをデザインしたことで知られる奥山清行(おくやまきよゆき)さんの、ガラスを広く使ったとても素敵なデザインです。2台のゴンドラに付けられた名前は「月のしずく」と「星のしずく」。
 さらにこの10月には、ロープウェイを降りて展望台に向かう通路に「光のトンネル」をつくりました。天井一面の光が、夜景までの時間をつないでくれます。
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 一口に夜景と言いますが、その表情は実にさまざまです。
 まず、時間帯による違い。たそがれ時、青い空が次第に赤みを帯び、夜の帳とばりが降りてゆくまでの時間帯は、目の前の色合いが時々刻々と変化してとても表情豊かです。
 空に青みがかすかに残り、まだ山の端のラインが見える時間帯の夜景は、一瞬を切り取るなら最も美しい時間ではないでしょうか。やがて空の色が漆黒に変わり街の色と同じに
なると、夜景はすっかり落ち着いた表情に変わります。
 場所によっても違います。稲佐山からは地上に映った天の川のような細長い夜景。鍋冠山からは一枚の写真に切り取れる密度の濃い夜景。風頭山からは手前に街が見える近い
夜景。立山からは港を包むような夜景。出島ワーフやグラバー園から見える夕暮れの景色も素敵です。坂の街長崎では、「自分の家の窓からが一番きれい」という人も大勢いるの
ではないでしょうか。
 季節や天候による違いもあります。年中きれいな長崎の夜景ですが、冬場の方が澄んだ夜景が多い気がします。季節によって日が沈む場所が動くのも面白い変化です。雨が
上がった後は、空気が洗われて、目を見張るほどくっきりと鮮やかな夜景になります。
 近さによる違いもあります。山の上から見るのは遠い夜景。大浦天主堂や眼鏡橋などのライトアップは近い夜景。女神大橋は遠くから見るのと近くから見るのとでは違った
美しさを見せてくれます。ランタンフェスティバルの連なったランタンや川面に映る光も近い夜景です。長崎の夜景は実に表情豊かですね。
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 10月に開かれた「夜景サミット2012in長崎」で“世界新三大夜景”として、香港、モナコ、長崎が選ばれました。長崎は、審査の中で特に夜景鑑賞スポットの多さ、夜景魅力向上への取り組みなどが評価されました。光栄なことです。
 近年、工場夜景が人気を呼ぶなど、全国的に夜景の魅力の見直しが進んでいます。稲佐山も、ロープウェイの駅や車のゲートに行列ができる日が増えています。
 宝石箱のような夜景。これからも大切に磨いていきたいわたしたちの“宝物”です。

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