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世界都市ナガサキ

更新日:2011年12月1日 ページID:021339

ホッとトーク

 「世界都市」と聞いたら、どんな都市を思い浮かべますか?
 ニューヨーク、ロンドン、パリ……日本でいえば東京でしょうか。都市の大きさからいえば、これらの都市よりも長崎はずっと小さな都市ですが、長崎は“小さな世界都市”を目指そうとしています。
 今年から10年間の長崎の進む方向を定め、そのためにすべきことを整理した「長崎市第四次総合計画」という計画があります。その中で、これから目指す都市像として「個性輝く世界都市」と明記しました。世界とつながっている都市、世界から人が訪れる都市、世界から認められる都市、世界に貢献する都市を目指そうというものです。
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 考えてみると、長崎はずっと昔から世界都市でした。
 コロンブスやマゼランが活躍した大航海時代、ポルトガルやスペインの船が世界を駆け巡りました。日本に来たポルトガルの船は、風雨から船を守れる港と宣教師や船員たちを守ってくれる領主がいる場所を探しました。そして試行錯誤の末に発見したのが長崎でした。
 領主の大村純忠の了解が得られると、今の県庁あたりに急いで6つの町がつくられました。そして翌年、最初の船が入港しました。ちょうど今から440年前のことで、それ以来長崎は、海外との交流の中で発展することになりました。
 出島、唐人屋敷、居留地、上海航路……世界とつながる経験をしたまちは、西洋や中国の文化を吸収し、独特の長崎文化を育みました。今も、平和、医学、造船、宗教……世界とつながるテーマを長崎はいくつも持っています。それを「強み」として、世界とより広く、深くつながっていく。それが長崎の個性を活かす世界都市の方向です。
 強みの一つは市民性です。10年ほど前にオランダのアムステルダムに行ったことがあるのですが、不思議な居心地の良さを感じました。まちに受け入れられている感じがするのです。同じものが長崎のまちにもあります。わたしたち自身は「当たり前」になっていて気づきにくいのですが、カナダ出身のブライアン・バークガフニ長崎総合科学大学教授はそのことをよく指摘してくれます。長い歴史の中で生まれ根付いてきたこの「空気」「市民性」は、世界都市を目指すとき、大切な長崎の「強み」になります。
一朝一夕につくれないものだからです。強みを生かす……これはまちづくりを考えるときの必須条件です。
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 11月の上旬、上海航路の第一便が長崎~上海間を往復しました。1月の下旬から不定期の営業運航を開始し、春頃からの定期運行を目指しています。クルーズ船(国際観光船)は来年も40隻以上が入港する予定です。三菱重工業(株)長崎造船所では豪華客船の建造が始まります。港町としての動きが加速し始めました。
 新幹線は、ちょうど江戸時代に長崎街道が長崎と日本中を結んだように、いい形でつながれば「現代の長崎街道」の役目を果たすでしょう。コンベンション施設の充実、まちなかの魅力アップ、世界遺産の登録……世界都市に向けて、やるべきことはたくさんあります。それは長崎の“夢の種”でもあります。力を合わせて進みましょう。

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