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東日本大震災

更新日:2011年4月1日 ページID:021332

ホッとトーク

 3月11日に起きた東日本大震災は、多くの人々の命を奪いました。ご家族、友人など身近な人を突然亡くされたかたの気持ちを思うと、胸が締め付けられる思いがします。
 改めて、亡くなられた皆様がたのご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
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 長崎のまちは、昭和57年に大きな水害を経験しました。262人の市民を亡くし、復興には長い年月と多くの人の力と多額の経費を要しました。
 今から29年前のことですから、20代までの若い皆さんはもちろん記憶にありません。大水害を知らない世代は、確実に増えています。また、経験した世代の記憶も、時間とともに少しずつ薄くなってきています。
 これまで、水害の際の最高水位をまちの中に刻んだり、記念碑を置いたり、記録映画や復興記念誌を作ったりと、後世に伝えるためのさまざまな努力がされてきました。今回の震災を機に、改めて29年前の水害の記憶を思い起こし、知らない世代に伝える機会を増
やさなければならないと思います。
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 津波から3日後に、市議会議員の皆さんと長崎商業高校の生徒達と一緒に街頭募金をしました。大勢の人たちが立ち止まって、募金に協力してくれました。「できることをしよう」というあたたかい気持ちを実感しました。 「被災地のために役立ちたいという若者が多いんですよ」とマスコミの人が教えてくれました。一緒に街頭募金をした長商の生徒達も、1時間の募金が終わった後、「もっとしたいです」と、とても意欲的でした。
 そういえば、昨年の全国学力・学習状況調査では、「人の役に立つ人間になりたいですか?」という質問に、肯定的に答えた子どもたちの割合が最も高かったのは長崎県でした。長崎市の子どもたちの割合は県の数字よりも少し高かったそうですが、それはきっと大人
の背中を見ているからなのだろうと思います。
 それを示すように、市内の自治会がそれぞれの地域で募金をすることになりました。募金箱や街頭募金に接する機会はないけれど「被災者のために何かしたい」と思っている人の思いを形にするための募金活動です。自治会の皆さんにとっては負担になる活動ですが、やってみようという自治会長さんたちの姿勢に心から敬意を表したいと思います。
 「食べ物があったり、家族がそろっていたり、音楽を聴いたりする“日常”がいかに幸せなことか改めて考えさせられました」という感想も何人ものかたから聞きました。
 民放で公共広告機構のCMが何度も流されましたが、その中にも、日常の何気ない時間の中に大切なものがたくさんあることを伝えようとするものがいくつもありました。
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 東日本大震災については、行方不明者の捜索や被災者の救援、原子力発電所の問題など、多くの課題があります。そういった直接的なこと以外にも、本当に多くのことを考えさせられる機会になりました。それに思いを馳は せることも、多すぎる人の犠牲を無駄にしないことにつながるのではないかと思います。

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