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更新日:2011年1月1日 ページID:021329

ホッとトーク

 新しいカレンダーや暦を使う季節になりました。
 自分の好きな絵や写真の載ったカレンダーを壁にかけて、一年をそのカレンダーとともに過ごすのを楽しみにされているかたも多いと思います。
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 昨年、市長室にかけたのは、影絵作家である藤城清治さんのカレンダーでした。藤城さんの描いた山王神社のクスノキの絵に魅入られたからです。
 原爆で真っ黒になりながら、新しい芽を出して、長崎の人たちを勇気付けたクスノキ。今も、体の中に傷を抱えながら、しっかりと立って平和へのメッセージを伝え続けてくれているクスノキ。
 藤城さんの影絵では、そのクスノキの周りを折り鶴が飛んでいたり、妖精のような子どもが描かれていたりするのですが、それが想像の世界ではなく、現実の世界のように思えてくる不思議な絵でした。絵を見るたびに心が温かくなりました。
 藤城さんは長崎においでになって軍艦島も描いてくださったのですが、これもとても素敵な絵です。いったい藤城さんの目には風景がどんなふうに見えるのでしょうか、聞いてみたい気がします。
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 以前、相田みつをさんのカレンダーを自宅のトイレにかけていたことがあります。心を打つ言葉やドキッとする言葉が多く、私は今も相田みつをファンの一人です。
 相田さんの言葉は、その時々で心にひっかかる言葉が変わるのですが、ずっと心に残っている詩があります。
 奪い合えば足らぬ分け合えば余るという詩です。本当にそうだなと思います。
 地域に「分け合う」雰囲気があるまちは、時折訪ねても居心地がよく、「もう少し長くいたい」「また来たい」という気持ちになります。
 信頼し連携できる関係があると、ルールは守られ、犯罪は減り、コミュニティは活性化します。逆にそういう関係がないと、ルールは守
られず、犯罪は増え、コミュニティ活動は少なくなってしまいます。
 こういう信頼と連携の力を「ソーシャルキャピタル」というそうです。長崎のまちはしっかりとソーシャルキャピタル豊かなまちでありたいと思います。
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 一つのカレンダーからいろいろな思いが広がります。毎日目にふれるものだからこそ、気に入ったものを掛けておきたいものです。
 今年のあなたの部屋には、どんなカレンダーがかかっていますか?

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