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セントポール訪問

更新日:2010年6月1日 ページID:021322

ホッとトーク

 4月の終わりから5月の初めにかけて、吉原孝市議会議長と一緒にアメリカに行ってきました。
 目的は二つ。一つは、姉妹都市セントポールの皆さんとの友好を深めてくること。もう一つは、ニューヨークで開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議が成功するように長崎の思いを伝えてくることです。
 ニューヨークでの出来事については、新聞やテレビでも伝えてもらいましたので、ここではセントポール訪問について少しご報告します。
  *  *  *
 「セントポールってどこにあると?」というかたも多いと思いますが、アメリカの真ん中のいちばん上あたりにあります。五大湖の西です。
 セントポール市と長崎市は、1955(昭和30)年に姉妹都市になりました。日本で最初の姉妹都市縁組です。
 2泊3日の滞在期間中、クリス・コールマン市長や、市民で組織するセントポール・長崎姉妹都市委員会の皆さんなど、多くの皆さんが歓迎してくれました。
 うれしかったのは、2日間の会話の中で、長崎の姉妹都市委員会のメンバーの名前がポンポン飛び出したことです。これまでの交流が、たくさんの市民の力ではぐくまれてきたことを感じました。
 中でも、コモ公園というとても大きな公園を訪れたときのことは忘れられません。
 この公園にはりっぱな日本庭園があるのですが、それは長崎の造園家・松田正美さんが設計、指導してできたものです。松田さんの指導を受けたビル・ペセックさんは、松田さんが車の中に寝泊まりしながら、自分たちを指導して造り上げてくれたのだと、松田さんへの感謝の気持ちを熱を込めて伝えてくれました。
 また、長崎から持っていった被爆クスノキは、セントポールの気候では寒すぎて育たないようなのですが、公園の担当者の皆さんが、温室の鉢の中で大事に守っていてくれました。
 「聖長庵」という茶室では、和服姿のパトリシア・カタギリさんとその生徒たちがお茶を振る舞ってくれました。和菓子は日本からの輸入品ですが、時々は自分たちでこしらえることもあるそうです。
 公園の一角にあるラビリンスと名づけられた場所では、毎年8月9日に平和のためのセレモニーを開いてくれています。今年は3年ぶりに純心女子学園の生徒たちが訪れて、一緒に平和を祈ることになっています。
 「8月には、長崎のガールスカウトの皆さんもセントポールに来てくれます。楽しみです」と、姉妹都市委員会の前会長のクリス・ロッソーさんが笑顔で話してくれました。
  *  *  *
 二つのまちの市民による交流は、確実に友情と信頼をはぐくんでくれていました。それは平和をつくる力になると思います。
 「セントポールの皆さん、ありがとう」。あたたかい気持ちになって、ニューヨーク行きの飛行機に乗り込みました。

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