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オリンピックのこと

更新日:2010年2月1日 ページID:021318

田上市長のホッとトーク

 昨年の10月、広島市の秋葉市長と共同記者会見を開き、広島・長崎オリンピックの可能性について検討したいと発表しました。
 オバマ大統領の就任によって生まれた「核兵器のない世界」に向かう潮流を、より力強いものにするために、被爆地としてできることがあれば、ぜひ前向きに取り組みたいと考えたからです。もし実現すれば、世界中の多くの人たちが平和を考えるきっかけをつくることができます。
 この発表には予想を超える反響がありました。国内だけでなく、海外からも多くの応援の声をいただき、あらためてヒロシマ・ナガサキの発信力を感じました。
 しかし、それから約3カ月を経て、広島との共催によるオリンピックを断念するという決断をしました。
  *  *  *
 昨年10月の記者会見直後の新聞アンケートでは、市民の皆さんの意見は賛成と反対が半々でした。何も準備がないところから検討を始めたので、説明できる材料が少なく、とまどいやご心配をおかけした面があることを申し訳なく思います。
 代表的と思われる疑問の中から3つだけお答えすると…

●オリンピックは平和を求める活動に似合わないのでは?
 オリンピックは本来“平和の祭典”です。原点である平和をテーマに掲げ、オリンピック大会の前後も含めた数年間に、平和を考えるさまざまな行事やイベントを展開できれば、世界平和に大きく貢献することができます。
 
●競技場などの施設面や、財政面で無理なのでは?
「できるだけ現在の施設を使う」
「複数の都市の施設を使う」などの工夫をして、できるだけお金を使わないオリンピックを提案しようというのが、広島・長崎両市をはじめ、招致検討委員会の原点です。それでも長崎で開催できる種目はかなり限定されると思いますが、たとえ1種目でも開催する意義と効果は大きいと思います。

●オリンピック憲章に「一国一都市しか立候補できない」と書いている以上、そもそも共同開催は無理で、まずそれが変更できるかを確かめるべきだったのでは?
 その決まりが関門としてあったからこそ、広島・長崎を一つの都市と考えてもらうための理念の整理や具体的なイメージをまずしっかりつくる必要がありました。オリンピック委員会からも被爆地での開催の意義は高く評価されましたが、2020年のオリンピックに向けて憲章を変えるのは難しいので、1都市で検討してほしいというのが答えでした。
  *  *  *
 広島・長崎の共同開催は断念しましたが、これまでの経過は決して無駄ではなかったと思っています。
 広島・長崎を応援してくれる自治体ネットワークとともに、今後広島が立候補する場合は、全面的に応援したいと思います。
 核兵器のない世界までの長い道のり。これからも一歩一歩前進していきたいと思います。

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