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「オバマ大統領、来日」

更新日:2009年12月1日 ページID:021316

田上市長のホッとトーク

オバマ大統領が11月13日、就任後初めて来日しました。
 うれしかったのは、来日直前と来日後のインタビューで、大統領が「広島、長崎を訪問できたら名誉なことだ」と語ってくれたことです。
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 オバマ大統領の被爆地訪問には大きな意味があります。
 今年4月のオバマ大統領のプラハ演説から始まった「核兵器のない世界」を目指す潮流は、国連やサミットや米ロの条約改定交渉を通じて、一歩一歩確かな歩みを始めています。しかし、まだまだ確かな流れとはいえません。
 この流れに参加していない核保有国もあれば、「核兵器は必要」「原爆投下は正しかった」と考える人たちが多くいるのも現実です。核兵器が人間に何をもたらすのかを知らせる被爆地の使命は、まだまだ終わっていないどころか、今こそ重要になってきているのです。
 核兵器と人類が共存できないことを本当に理解し実感してもらうためには、被爆地を訪れてもらうのがもっとも力強い方法だと私は思います。
 もしオバマ大統領が長崎を訪問し、被爆の爪跡を見、被爆者の話を聞き、「ここを最後の被爆地にしよう!」「世界の人たちはここを見るべきだ」というメッセージを発してくれたら、そして大統領自身が感じたことを自分の言葉で語ってくれたら、それは世界に対するとても強いメッセージになるのは間違いありません。核兵器は持ってはいけないものだということを理解する人たちを増やすことに確実につながるでしょう。多くの人が被爆地に関心を持ち、訪れるきっかけにもなるでしょう。
 大統領の被爆地訪問は、被爆地が世界平和に貢献できる大きなチャンスなのです。
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 被爆地の市民が、オバマ大統領を核兵器のない世界を目指す友人として歓迎する姿が世界に発信されることも、とても重要なメッセージになると思います。
 私は、大統領の東京での演説を聴く機会をいただきました。同時通訳機を通して耳に入ってくる言葉を聞きながら、その底流に流れていたのは、「不信感にもとづく世界」ではなく「信頼にもとづく世界」をつくろうというメッセージだと感じました。
 核兵器をめぐる歴史は、まさに不信感の歴史です。核兵器廃絶を訴えつづけてきた私たちも、その意味では同じメッセージを発してきたのだと思います。大統領が長崎を訪れたとき、敬意と友情をもって迎えることで、「信頼にもとづく世界」の姿を世界に発信できるような気がします。
 来日前のインタビューで、オバマ大統領は任期中に被爆地を訪れたいという意向を示してくれました。今回の訪日は、たいへんあわただしい日程で、被爆地訪問はかないませんでしたが、次の来日時には、ぜひ被爆地を訪れてほしいと思います。その日が今から楽しみです。

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