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市長記者会見(定例)【2019年3月27日】

更新日:2019年3月27日 ページID:032644

市長記者会見(定例)

1.日時

平成31年3月27日(水曜日) 午後1時00分~午後1時35分

 ▶ 会見の様子は こちら(新しいウィンドウで開きます)

2.市長発表・質疑応答

市長発表

長崎市版DMOの最高マーケティング責任者(CMO)の決定について
長崎手話言語条例の制定について
4月27日から5月6日までの10連休における対応について

市長発表についての質疑応答

その他の質疑応答

3.会見録 

 市長発表

長崎市版DMOの最高マーケティング責任者(CMO)の決定について

田上市長
 それでは、今日は最初に私から3件、お知らせをさせていただきたいと思います。
 1件目は、「長崎市版DMOの最高マーケティング責任者であるCMOの決定」についてです。
 長崎市版DMOの最高マーケティング責任者であるCMOにつきましては、このDMOという組織のトップとして、観光地域づくりを推進していくための重要なポストであり、長崎国際観光コンベンション協会と連携してCMOを配置するということで取り組みを進めてきたということは、皆さんご存じのとおりです。
 このたび、CMOについて、4月1日からの配置が決定しましたので報告させていただきます。長崎市版DMOの最高マーケティング責任者につきましては、九州旅客鉄道株式会社、JR九州から、豊饒英之(ぶにゅう ひでゆき)さんを派遣していただくことになりました。
 豊饒さんの略歴ですが、現在44歳になられますけれども、平成10年4月に、JR九州に入社され、主に営業部門に配属され、その後、平成23年には、サービス部サービス課長、JR九州病院総務課事務長を経て、平成26年4月には、東京支社の副支社長、総合企画本部の課長を経て、現在は、キャタピラー九州株式会社の常務取締役についておられます。
 このCMOの選定理由ですが、豊饒さんが選ばれたということですけれども、これについては、JR九州で、管理者として、鉄道事業をはじめとした多様な事業に携わられているということと、社員の管理や組織運営に関して豊富な経験を有していること、行政機関等の対応やグループ会社運営の経験も持っておられるということから、官民双方の感覚をもって、また新しいDMOのチームをつくっていく上でも十分な経験を持っておられるということで、今回、選定をされています。
 なお、そもそも、JR九州に人選を依頼した理由ということですけれども、3つの点がポイントになると思っています。1つはタイミングです。平成34年度に、ご存じのとおり、九州新幹線西九州ルートが開通します。そこに向けて、新幹線効果を最大限にしていくということが一つのテーマですけれども、これが可能になるということ、それから、2つ目はまちづくりの点です。長崎駅周辺の再開発等を含めて、JR九州と連携した観光地域づくりの取り組みを行い、地域活性化を図ることができるということ、それから、3点目は、エリアですけれども、これは、JR九州さんとは、ある意味で、観光に関して九州というエリアを共有しておりまして、旅行会社とタイアップした旅行商品の造成や、プロモーションを行うネットワークやノウハウ等を共有しているということで、DMOとの連携によって、効果的な集客と消費拡大を図ることが期待できるという、こういった点からJR九州にお願いをしていたということです。
 なお、詳細につきましては、お手元に配付しておりますニュースリリースをご覧いただきたいと思います。

長崎市手話言語条例の制定について

田上市長
 それから、2点目については、「長崎市手話言語条例の制定」についてです。
 手話が言語であるという認識に基づいて、手話を使用しやすい環境を整備していこうということで、ろう者の方々が支障なく日常生活や社会生活を営むことができ、ろう者の方とろう者以外の方々が共に生きる地域社会を実現しようということで、この条例を制定し、4月1日から施行します。
 条例では、条例制定の「目的」や「基本理念」、「市の責務」、それから、「市、市民、事業者のそれぞれの役割」について規定をしています。今回施行する長崎市の手話言語条例の特徴としましては、「学校における理解の促進」、それから、「医療機関における手話の普及」、そして、「災害時等の支援」、さらに「旅行者への対応」について規定しているというところが特徴として挙げられます。
 この条例をもとにはじまっていく具体的な取り組みについては、まず「手話を知ってもらうこと」がその一つで、その次に「手話を覚えて、少しだけ使えるようになってもらうこと」、そしてさらに、「日常生活の中で手話を使えるようになってもらうこと」という3段階を設定しています。そして、それぞれの段階に応じた取り組みを推進していきたいと考えています。
 5月からは、市政テレビ番組「週刊あじさい」に手話通訳を導入するほか、まずは、市内の小中学校等へ手話の普及啓発用パンフレットを配布するとともに、市内中学校へ手話通訳者を派遣して、実際に手話に触れる機会を増やしていったり、あるいは、手話言語条例制定記念講演会の開催なども考えています。
 また、養成講座の実施をして、手話通訳者を育成したり、事業所や医療機関等に手話通訳者を派遣する制度の周知を図って、手話を使用しやすい環境整備を進めていきたいと思っています。
 この条例の制定を契機として、手話の理解促進と手話の普及等に関する取り組みを一層推進していきたいと考えていますので、報道機関の皆さんにも長崎市の手話に関する取り組みにぜひご協力いただければというふうに思います。 

4月27日から5月6日までの10連休における対応について

田上市長
 それから、3点目が、「4月27日から5月6日までの10連休における対応」についてです。
 5月1日の天皇のご即位の日が休日になることに伴い、4月27日から5月6日まで10連休ということになります。この期間中の保育や窓口サービスなどについて、簡単にお知らせをさせていただきます。
 10連休といいましても、仕事を休めない方も当然いらっしゃいます。保育所等が休みになると子どもを預けることができずに仕事などに支障が出ると考えられますので、一部の保育所等で一時預かりを行います。
 現在、保育所等を利用している方は、市内27か所の保育所等で在園児の一時預かりを予定しています。
 また、利用している保育所等が一時預かりをしていない方ですとか、あるいは、保育所等をそもそも利用されていない方については、市立の認定こども園の長崎幼稚園で一時預かりをします。利用いただくには、事前の申込みが必要です。4月初旬から受付を行いたいと思います。
 利用できる日は、4月30日、5月1日と2日を予定していますが、施設によって異なりますので、現在利用している保育所等で一時預かりができるか、いつ開いているか、また利用料については、ご利用の保育所などにお問い合わせいただくか、市の子育て応援サイト「イーカオ」に掲載しますので、ご確認をいただければと思います。
 次に、5月1日の改元に合わせて、婚姻届を出す方が増えるのではないかと予想をしています。そこで、本館1階の中央地域センターで、婚姻届の受付ができるようにします。時間帯は午前9時から午後5時までです。これ以外の時間帯に婚姻届を出される場合や、婚姻届以外の出生届や死亡届などの戸籍の届は、本館地下1階の守衛室で、時間外に受付ができます。
 また、連休期間中でも、住民票の写しや市税の一部の証明書は、市内4カ所にある市民サービスコーナーで受け取ることができます。開館時間は、市のホームページに掲載をさせていただいています。また、マイナンバーカードをお持ちの方はコンビニ交付サービスもご利用できます。ただ、フリップのとおり一部お休みの日もありますのでご注意をいただければと思います。
 10連休の期間中、市役所の窓口は基本的にはお休みとなります。したがいまして、お急ぎの手続がありましたら連休前にできるだけ済ませていただきますようにご協力をお願いしたいと思います。
 また、連休明けの窓口は、大変混み合うことが予想されます。連休明けの手続の際にも、時間に余裕をもってお越しいただければと思います。
 長崎市は、連休で、市民の皆さんの生活にできるだけ支障がでないように、各機関とも連携して必要な対応を行います。
 例えば、医療機関については、当番医ということでいくつかの病院が開きます。
 ごみの収集については、祝日も収集を行います。
 このほかにも、手続きやイベント、施設の開館状況などわからないことがあるかもしれませんので、その際は、長崎市のコールセンター「あじさいコール」は、年中無休で、朝8時から夜8時までお問い合わせができますので、ぜひご活用いただければと思います。
 私からのお知らせについては、以上3点です。

市長発表についての質疑応答

長崎市版DMOの最高マーケティング責任者(CMO)について

記者(西日本新聞)
 長崎市版DMOの最高マーケティング責任者の決定、これはコンベンション協会内に配置されるということですか。

田上市長
 そうですね。組織としてはそういう形になります。

記者(西日本新聞)
 組織のトップということですけど、具体的にCMOってどんなことをされるんですか。

田上市長
 CMOというのは、そのDMOの実質的なトップとして、2つ、内側に向けては、チームのリーダーとしてチームを動かしていく、マネジメントしていくという役割、これはDMOに関してまだ全部のメンバーがそろっていませんので、メンバーをそろえるところからCMOにお願いするということで、既にそこに配属されると決まっている方もいらっしゃいますけれども、まだ何人かの皆さんを揃えながら、そのチームとしての動きをつくっていく、マネジメントしていくというのが1点。
 それから、もう一つは、DMO自体の役割として、DMOだけが元気でいたらいいわけではなくて、長崎市の観光まちづくりといいますか、司令塔のような役割になりますので、多くの関係者の皆さん、それこそ一次産業、二次産業をされている皆さんなどとも一緒に、旅行関係者だけではなくて、そういう皆さんとも一緒に、あるいは、市のまちづくりの方向などとも一緒に歩調を合わせながら、今年どういう仕事をしていくのかということについて、みんなで共有意識を持って取り組んでいく、観光まちづくりを進めていくというときの司令塔になりますので、そういう多くの関係者の意思の共有を図っていくという、チームの中、内側に向けてのリーダーという面と、外側に向けての観光まちづくりの司令塔になっていくと、そういう役割になると思います。

記者(西日本新聞)
 これは、協会内に常駐されるということですか。

田上市長
 そうですね、もちろんです。

記者(西日本新聞)
 あと、JR九州に依頼した理由を書かれているんですけれども、具体的に何か、JR九州と連携した取り組みとか、事業とか、相談会でもいいんですけど、何か決まっていたりすることはありますか。

田上市長
 いいえ、今のところ具体的に決まっているわけではなくて、ただ、これまでも駅周辺のまちづくり等については、常に連携をとりながらやってきていますので、そういう意味では、JR九州との連携というのはこれからも続いていく。ただ、豊饒さんは、あくまでもDMOのリーダーとして来ていただくわけですので、そういう一緒に仕事をする中で、先ほど申し上げました、一つは、新幹線効果を最大にするための取り組みをしていくという意味では、非常に歩調が合わせやすいということと、それから、観光まちづくりをしていくというのも、これもJR九州にとって、それぞれのまちでよく言われている、標榜されている点でもありますけれども、観光まちづくりという点でも、一緒にやっていける。それから、やはり長崎に来て、長崎で旅行は完結するわけではないので、九州の中を回るというのは、インバウンドをはじめ、九州の中でどういう役割を長崎が果たすのかという観点は、私たちも常日頃から必要だとずっと言っている部分ですけれども、そういう部分が一緒にやられていく、そういうコースを実際につくられたりですね、していくんじゃないかと思います。

記者(日本経済新聞)
 関連で、この方の任用する期間というのは決まっていますか。

田上市長
 今のところ、4年間を想定しています。もちろん、その時期が来て、どういうふうにするのかというのは、またお話になると思いますけど、一応、今の段階では4年間を想定しています。ちょうど新幹線が来るころまでのという意味です。

記者(日本経済新聞)
 あと、この方と市長、お会いしたことはあるんですか。

田上市長
 はい、一度お会いしました。非常に柔らかい雰囲気の方ですけれども、非常にいろいろなことを考えておられるというか、広い視野で考えておられるという印象を受けました。長崎のまちにはすごく合うんじゃないかなという感じがしました。

記者(長崎新聞)
 関連で、CMOなんですけれども、これは出向ということでいいんですか。

田上市長
 そうですね、出向ということになります。

記者(長崎新聞)
 JR九州からの出向ということですね。
 あと、もう1点、この豊饒さん、どこ出身とか、長崎とのゆかりとか、何かありますか。

田上市長
 宮崎県。

記者(長崎新聞)
 宮崎県出身。長崎とのゆかりとか。

田上市長
 長崎にもしばらくおられたんでしょう。

DMO推進室長
 入社されて、2年目ぐらい、約1年間、長崎の方に、車掌区の方にいらっしゃいました。

記者(NHK)
 関連して、CMOの件なんですけれども、JR九州さんというと、長崎市内でいうと、主な駅は、確かに長崎駅、浦上駅とかそのあたりになると思うんですが、コンベンション協会としては、そうした新しく駅前にできるMICEを含む交流拠点施設を使って、市全体に経済効果を波及させていくということを、議会でも強調して説明されていたと思うんですが、その点を考えると、そうした、必ずしもJR九州さんでなくても適任の方はいたのではないかなという意見もあるかとは思うんですけれども、その中で、JR九州さんのこの方にお願いしたというのは、他に選択肢がもしあったのであれば、どういう点がこの豊饒さんに適任だったとお考えになったのでしょうか。

田上市長
 CMOについては、選び方についてはいろいろな方法があると思います。実際にいろいろな方法を検討もしてきました。例えば、公募をするやり方もあったわけですけれども、どの方法も完璧というのはなくて、どの方法にもやはりそれぞれ一長一短あるわけですけれども、例えば、公募ですと、本当に長崎に合う方が選べるかどうか、リスクが伴う、面接のときの短い時間の判断だったりするという面もあります。でも、広く求められるという意味ではプラスの面もあるということで、それぞれに選び方に一長一短あるという中で、今回、先ほどちょっとお話ししましたように、DMOがスタートの時期になって、かつ新幹線が入ってくるという時期、しかも駅のあたりがこれから形が決まっていくという時期でもあったり、あるいは、MICEの、駅に隣接するというような場所を生かすためにも、鉄道との連結というのは非常に重要な要素になると。そういったことをいろいろ考える中で、今回のJR九州さんに、ぜひ、長崎のことをよくご理解いただいている中で、長崎のDMOを動かしていくのにふさわしい人材を派遣してほしいということでお願いした結果ですので、そういう意味では、すごく考えていただいて、長崎の今の状況についても理解をしていただいた上で人選をしていただいたというふうに思いますし、実際にお会いをして、非常に今後楽しみな気がしていますけれども、一緒にやれることが、恐らく1+1が3になっていくのではないかなというふうに思っています。

記者(NHK)
 重ねて、人選については、JR九州の方に、適任者を推薦してもらうようにということで、その上で、この方がJRからの推薦で挙がってきた。

田上市長
 そうです。そういうことで、先ほどお話しした、面接のリスクの面ですとか、そういった面についても一定クリアしながら、しっかりと今後に向けてやっていけるという、JR九州としても責任持って派遣するという姿勢の中で臨んでいただきましたので、非常に、私たちもいい人選になったのではないかなと思っています。

記者(KTN)
 関連で、この豊饒さんと市長がお会いしたときに、豊饒さんが4年間の任期をどういうふうに務めたいとか、意気込みですとか、4年間のイメージをお話しされていたことがあったら、教えてください。

市長
 十分なお話を、何時間も話したわけではないのですけれども、豊饒さんがお話しした中で思っておられることの一つは、長崎の地域の中にたくさんの資源があって、かつ、それを動かしておられる、それに関わっておられる人たちが、皆さんが、たくさんおられると、そういう皆さん、まず地域を知ること、地域の人を知ることをしっかりとやっていきたいというお話をされていましたので、ここに来る前に全部決めてくるというよりも、むしろまずそういう長崎の今の状況であったり、そういう人材などについても、十分自分で知るところから始めたいというようなお話をしておられましたので、そういう意味では、すごく長崎としても、それはぜひやっていただきたいことでもあるので、急いで、これとこれとこれを具体的にやるというふうに決めつけて来られるよりも、まず自分の感性でいろいろ状況を把握する中で、やることを決めていきたいと考えておられると思います。

記者(日本経済新聞) 

今後、CMOの方というのは、JR九州から来るということになるんですか。それとも、それとはまた別の問題でしょうか。

田上市長
 それはもう全く別だと思います。今回、あくまでもさっきお話ししたようなタイミングとかがあるということもあって、こういうお願いの仕方になりましたけれども、そういう、今後も続けてということは、今は考えていません。

4月27日から5月6日までの10連休における対応について

記者(長崎新聞)
 婚姻届の件で、ちょっとだけなんですけど、この対応をするということで、どのくらいのことを見込んでいるのか、参考にした数字とかがもしあれば。
 あと、夜間の対応で、守衛室がちょっと、あそこ狭くなっていて、何か考えていることがあれば、教えてください。

中央地域センター長
 件数なんですけど、なかなか想定は難しいんですが、今年度一番多かったのが、12月25日のクリスマスの日に大安が重なった日が一番多くて、65件婚姻届がありました。それよりは多くなるのではないかと考えています。
 守衛室の方はですね、一応窓口の方は9時から5時までなので、それ以外の分については、守衛室の方で、通常の時間外のとおり受けていただくように、今、考えています。

記者(長崎新聞)
 例えば、日をまたいだタイミングで、ラッシュ的なものが考えられたりはするかなと思うんですけど、その辺の対応というのは何か考えていますか。

中央地域センター長
 今のところ守衛室の方で対応していただくようにはしているんですけれども、問い合わせとかそういったものが多ければ、またちょっとそのとき考えたいと思います。

その他の質疑応答

市長3期12年を振り返って

記者(西日本新聞)
 3期、12年を振り返って、今回、選挙前の最後の会見ということで、振り返って、感想などいただきたいと思います。

田上市長
 3期、12年ということになるんですけれども、いつも少し先を見ながら、一日一日、一年一年という気持ちで臨んできましたので、無我夢中でやってきたという感じなんですけれども、12年たったんだなという、すごくあっという間だったとかという感じではないですし、かといって、すごく長い時間だったということでもなくて、両方の思い、一日一日、無我夢中でやってきたことの積み重ねで、いつの間にか12年たっていたという感じですかね。
 市長の仕事というのは、いろいろな整理の仕方があると思うんですけれども、例えば、過去、現在、未来という3つの仕事があるというふうな言い方もできると思うんですね。というのは、一つは、過去からの懸案を処理していく仕事、それから、現在の市民の皆さんの暮らしに貢献するための仕事、それから、未来への準備をしていく仕事というふうにあると思うんですけど、それぞれに、過去からの懸案、例えば、出島表門橋の架橋であったり、そういう永年の懸案であったものが、田中賞をいただけるような橋を架けることができたというような側面であったり。それから、現在については、いろいろな仕事がありますけれども、少しずつ、一つずつ、これは財源をつくりながらになるので、まず最初に、行政改革なども職員の皆さんと一緒に必死で取り組みながら、財源をつくったりしながら取り組んできたという感じですし、未来への投資の分についても、ソフト面、ハード面、特にソフト面でいうと、地域コミュニティがだんだん弱くなっていって、一人暮らしの世帯とかが多くなっていく中で、地域と一緒にならないとできないという、暮らしやすくならないという中で、地域コミュニティの仕組みづくりであったり、それと連動した市役所の仕組みを変えていったりですとか、地域包括ケアシステムを構築していったりですとか、そういうまちを支える仕組みという言い方をしていますけど、ソフト面の作業、これはすごく時間のかかる作業でしたけれども、多くの皆さんと一緒に進めていくことができて、ようやく軌道に乗るかなというところまで来たと思います。
 それから、ハード面でも、ちょうど時期的に、陸の玄関の長崎駅周辺が大きく動くという時期でもありましたし、それに加えて、市庁舎ですとか、新しい文化施設ですとか、そういったいわゆる大型施設、ハード面でのまちづくりについても非常に大きく動く時期でもありましたので、こういったものを一つずつ前に進めていくという作業についても、これも一生懸命取り組んできました。
 そういう中で、未来に向けた部分というのは、未来の基盤づくりのようなものですけれども、まだ道半ばの部分がある。ただ、もう少しで形になるところまで来ているというところですので、それは必ずしなければならない仕事だったと思いますので、ようやく少し形になりそうなところまで来たなという感じはしています。ただ、総じて言えば、私たちが取り組んできている仕事というのは障害物競争のようなものなんで、一つクリアしたと思っても、また新しいハードルが出てくるというのが基本的なあり方なので、また新しいハードルをしっかり超えながら、長崎のまちづくりを前に進めていく必要がある。その中でも、非常に今、先ほどお話しした次の時代に向けての基盤づくりというんですかね、というのが大事な、重要な時期を迎えているというところまで、今、来ているかなというような認識です。

記者(西日本新聞)
 ありがとうございます。

記者(長崎新聞)
 関連してですけれども、この3期、12年を振り返って、逆に、ここが足りなかったなとか、反省点というのが何かというのをお聞きしたいのと、それとあと、これから選挙になるわけですけれども、どういったところが争点になってくるんじゃないかなと、そのあたりの市長の考えをお聞かせください。

田上市長
 足りなかった面というと、足りなかったという言い方がいいのかどうかわからないですけれども、例えば、地域コミュニティの動きなどについても、進めてきた、実際進んできているわけですけれども、思ったよりも時間がかかったといったようなところはあります。これはやはり多くの皆さんが関わる、そういう基盤づくりというのは本当に多くの皆さんが関わるということと、一緒に進めていく必要があるという面などでも、新しいことを始めるということが、やはりMICE施設を初めとして、あるいは市庁舎もそうですけれども、新しいことを始めるということについては、やはりとても大きなエネルギーが要るということを実感したというのも、この12年間の非常に印象に残っているところでもあります。
 足りなかったという意味では、今回、特にこの数カ月ですね、地域の皆さんといろいろお話をしたりですとか、いろいろな皆さんとお話をする機会が、密度濃く続いているわけですけれども、そういう中では、説明をしっかりとする中で理解が進んだり、あるいは誤解が解けたりといったようなことを感じています。そういう意味では、説明をしっかりとしながら、それが本当に理解されていくという部分では、やはり足りていない部分があったのではないかというふうに思っています。ただ、これは本当に難しいことで、例えば、ホームページに載せていたりとか、広報誌に載せていたりですとか、あるいは説明会をしたりですとか、そういった部分だけでは足りないということでもありますので、このどうコミュニケーションをしっかりととっていくかということについては、課題といいますか、もうひとつだというふうに感じています。
 争点については、争点自身は、恐らく私が出すものではなくて、むしろ他の候補者の方々から出される中で争点になっていくっていう部分なんだろうと、現職としてはそういう立場なんだろうというふうに思いますけれども、いくつか、今、見えている部分でも、MICE施設の是非であったり、あるいは市庁舎の建て替えの是非であったりといったようなことについては、意見が分かれる点になっていくんではないかなというふうに思っています。

記者(朝日新聞)
 今、コミュニケーションをとっていくこと、説明をしたり、誤解が解けていくようにしていくことが、足りなかったという意味で挙げられていたと思うんですけれども、具体的に、どういった政策だったりとか、そういった説明だったりで、コミュニケーションが足りなかったというふうに感じられたのでしょうか。

田上市長
 コミュニケーションが足りないというふうに言い切ってしまうと、ちょっとずれるところもあるかなと思うんですけれども、いわゆるシティプロモーションのような部分でもあると思うんですけど、まちづくりをどういうふうに進めていくのか、その絵がない段階で、絵がある程度出てくると、恐らく絵があったり、あるいはモデルか何か少し一部で動き出す、地域コミュニティはその事例ですけれども、実際にいくつかの地区が動き出すと、ああそういうことなんだというふうにわかるわけですけれども、その前段階、建物ですと、絵が描けるようになる、もっと前段階のときというのは、なかなかないもののお話をするという意味ではすごく難しくて、そういった部分についてどういう手法を使ってしっかりと意義とかをお伝えしながら進めていけばいいのかという分については、いろいろな、市が抱えているさまざまな、少しプロジェクト化している動き、大きな、例えば、地域包括ケアのような、一つのどこかで何か建物ができますよとかではなくて、お医者さんや、看護師さんや、薬剤師さん、みんなでつくっていこうとしている、地域のことを守っていこうとしている、そういった動きというのはすごく大きな動きで、かつ目に見えない動きでもあるので、そういったものをしっかりしながら、住民の皆さんの安心と安全を高める活動をしていますよといったような、そういう部分というのは、何となくわかるけれども、実感としてよくわからなかったりするという、そういう市が進めようとしている仕事の、進もうとしている方向など、どういうふうに伝えていくのかというのは、本当に行政に携わっている、市政に携わっている者として、テーマであると思っていますし、そういう機会がもしまたあれば、ぜひ取り組んでみたいテーマであるというふうに思っています。

お問い合わせ先

秘書広報部 広報広聴課 

電話番号:095-829-1114

ファックス番号:095-829-1115

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