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市長記者会見(定例)【2017年12月27日】

更新日:2017年12月27日 ページID:030693

市長記者会見(定例)

1.日時

平成29年12月27日(水曜日) 午後1時00分~午後2時05分

 ▶ 会見の様子は こちら

2.市長発表・質疑応答

市長発表

交流拠点施設に関する「まちづくりフォーラム」と「市民説明会」の開催について
 「第2回 観光立国ショーケース3都市首長サミットin長崎」の開催について

質疑応答 

 3.会見録

市長発表

交流拠点施設に関する「まちづくりフォーラム」と「市民説明会」の開催について

田上市長
 では、最初に、私の方から2点お知らせをさせていただきたいと思います。
 まず、1点目は、「交流拠点施設に関するまちづくりフォーラムと市民説明会の開催」についてお知らせします。
 交流拠点施設については、「MICE機能を中核とした複合施設」としてこれまで検討を重ねてきました。
 その中で、事業者の提案を募集していましたが、ご存じのように、11月下旬の受注者選定審査会での選定結果を受けまして、優先交渉権者を決定しました。今後、事業者の提案内容や交流拠点施設を活かしたまちづくりについて、フォーラムや市民説明会でご説明をしていきたいと考えています。
 まず、フォーラムですが、来年1月14日の日曜日14時から長崎新聞文化ホールで開催します。優先交渉権者の提案内容を含めた交流拠点施設の整備や運営の取り組みについて説明を行うとともに、交流拠点施設を契機とした長崎の未来のまちづくりなどについて有識者とのパネルディスカッションを行いたいと思います。その後、来場者の皆様との質疑応答を行い、事業に対する市民の皆さんの理解を深めていただく機会ともしたいと思っています。
 それから、市民説明会については、1回目が、1月27日の土曜日14時から、原爆資料館ホールで、2回目が、2月3日の土曜日14時から、NBC別館メディア・ツーで開催します。
 市民説明会では、優先交渉権者の提案内容を含めた交流拠点施設の整備や運営の取り組みについて説明を行い、市民の皆様からの質疑や意見を受ける時間を十分設ける予定にしています。
 この機会に交流拠点施設についての理解を深めていただきたいと考えておりますので、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

 

「第2回 観光立国ショーケース3都市首長サミットin長崎」の開催について

田上市長 
 それから、もう一つのお知らせですが、「第2回 観光立国ショーケース3都市首長サミット in 長崎」についてお知らせします。
 昨年の1月に、訪日外国人旅行者を地方へ誘客するモデルケースとして「観光立国ショーケース」の形成に取り組む都市、日本の中で3つ選定されました。北海道釧路市、石川県金沢市と長崎市です。
 この3つの都市の首長が集まっての「観光立国ショーケース3都市首長サミット」をことしから開催しています。この3市における観光まちづくりや訪日外国人誘客に関するさまざまな施策ですとか、まだ途上ですけれども、成果などについて広く全国へ発信するとともに、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会までに、世界から選ばれる観光都市の実現、いわゆる東京から大阪までのゴールデンルート以外の地方都市に多くの皆さんがおいでいただけるように、そういう流れをつくるために、民間事業者等の機運を盛り上げ、官民一体となった取り組みを加速するという目的で、3市持ち回りで開催するものです。
 ことしの2月19日に第1回目のサミットが金沢市で開催されました。今回は第2回目ということになります。来年1月13日の土曜日に長崎市のガーデンテラス長崎ホテル&リゾートで開催します。
 当日は、「新・観光立国論」の著者として非常に著名なデービッド・アトキンソンさんによる講演が実現することになりました。このアトキンソンさんをコーディネーターとして、講演の後、3都市の市長と観光庁の観光振興部長によるパネルディスカッションを予定しています。なかなか多忙な中で、講演に長崎までおいでいただけるということも非常に難しい方ですけれども、今回、そういう意味では、非常に内容の充実した、このパネルディスカッションもコーディネーターをしていただきますので、内容の濃いお話になるのではないかと、期待をしています。
 長崎創生の特定戦略の一つの柱になっています「交流の産業化」を推進するため、この3つの都市におけるさまざまな取り組みや成果について広く発信したいと考えていますので、事前の開催告知と当日の取材について、よろしくお願いしたいというふうに思います。

質疑応答 

「第2回 観光立国ショーケース3都市首長サミットin長崎」の開催について

記者(NHK)
 観光立国のサミットの件なんですけれども、これ、サミットとして、例えば、全体が終った後に、何か取りまとめの宣言文か何かをまとめたりするご予定みたいなものがあるかということと、あと、関連して、例えば、どこかに視察に行ったりとか、参加者でというような、関連の行事というか、催しみたいなものはあるのでしょうか。 

田上市長
 宣言という形にならないかもしれないんですけれども、いずれにしろ、全体として釧路と、金沢と、長崎というのが、3市として取り組もうということで、実は、認定を受けたその日に東京で集まって、3市ともタイプが違うので、恐らくショーケースの役割を果たすという意味では、そういう観点でも選んでいただけたので、それぞれ頑張って、ほかの都市のショーケースになるように、いろいろな取り組みを連携してやっていきましょうという中でこのアイデアが出てきたわけですけれども、そういう意味では、もう宣言を一回一回出すということではなくて、そこでスタートした中で、それぞれの現状についてお話ししたり、あるいは、多くの皆さんに、この流れにぜひ参加してくださいということを企業などにも呼びかけたりする、そういう機会にしたいという趣旨ですので、特に宣言はないと思います。
 それから、もう一つ、このサミットとは、プログラムとしては別になるんですけれども、事前に観光庁の方で、そういう、企業とのいろいろなコラボレーションの企画などもされているというふうにお聞きしていますので、日程的にはくっつくような形の中で、サミット以外のそういう動きもされるということになると思います。 

記者(NHK)
 そのコラボレーションというのは、13日当日の日、その前後の日程も含めてということですね。 

田上市長
 そうですね。それは、多分、市から発表じゃなくて、観光庁から発表されるんじゃないかと思います。 

記者(毎日新聞)
 ちょっと事務的な話なんですが、13日のこの観光立国の首長サミットの件で、当日、ICANのフィン事務局長が長崎の方に来られるのと、シンポジウムが1時半から4時半ということで、時間的にはかぶると思うんですけれども、具体的には、こちらの首長サミットの方に出られると思うんですけれども、ICANの方との接触というか、日程としてはどういうふうになっていますか。 

田上市長
 今の日程だと、こちらに来る前に、ベアトリス・フィンさんと合うような形になると思います。先にそちらの方に参加をして、こちらの方に移ると。この日程はもうかなり前から決まっていたことですので、そういった形にしたいと思っています。 

交流拠点施設に関する「まちづくりフォーラム」と「市民説明会」の開催について 

記者(長崎新聞)
 交流拠点施設のまちづくりフォーラムのことで質問なんですけれども、この中の、第2部のパネルディスカッションの出席者というか、パネラーというか、有識者によると書いてあるんですけど、具体的にどういった方が参加されるのか、何人参加されるのかということはご存じですか。 

田上市長
 今、予定されているのは、優先交渉権者の提案について説明していただくという意味で、優先交渉権者のグループから、MICEの誘致や施設の運営を行います、株式会社コングレの武内社長、それから、同じく、施設の設計の方を行います日建設計の川端様がその優先交渉権者のグループから。フルネームで申しあげますと、コングレの代表取締役社長 武内紀子様、それから、日建設計からは川端 亙様、それから、MICEの専門家で、ビジット・ジャパンの大使で、MICE塾の塾長などを務められている川島アソシエイツ代表の川島久男様、それから、長崎の経済会から、商工会議所会頭の宮脇雅俊様、それから、MICEが開催されることで生まれるさまざまな業務の、地元の受注拡大と、事業者のスキルアップを図って活動しておられます、長崎MICE事業者ネットワークの、会長の村木昭一郎様と私ですね、がパネリストということになります。 

記者(長崎新聞)
 確認なんですけど、6人でよろしかったですか。 

田上市長
 そうですね。 

記者(読売新聞)
 交流拠点施設に関しまして、今、お話ししていらっしゃった、優先交渉権者なんですけれども、フォーラムとはちょっと関係ないところなんですが、優先交渉権者の中に入っている鹿島建設が、別件で今、捜査が入っている現状で、捜査の様子では、長崎市としても、指名停止とかのいろいろな処分をしないといけなくなる可能性もあるのかなと思うんですが、そうなった場合、供用の開始がおくれたりとか、そもそも計画自体、設計を担っている鹿島建設が処分をくらうと、ちょっといたいと思うんですけれども、市長はその点、どのように認識されていますか。 

田上市長
 現在の時点で、公正取引委員会ですとか、あるいは地検の調査が進められているという段階ですので、今後、事実関係が明らかになっていく段階、今、そういった段階ですので、現時点、どういうふうな対応になるかということをはっきりと申し上げる段階ではないというふうに思っています。いずれにしても、今後の推移を見ながら、募集要項、あるいは優先交渉権者と締結する予定の協定書などに基づいて対応していくことになるというふうに思います。  

カズオ・イシグロ氏からの手紙について1

記者(NHK)
 カズオ・イシグロさんから送られた手紙の件なんですけれども、これ、11月に届いたということで、今後、この手紙について、公開なりの考えがあるかということと、あと、議会でも何回も質問がありました、このカズオ・イシグロさんに対して、例えば、来崎を呼びかけたりとか、あとは市民栄誉賞だったり、顕彰の可能性ですね、まだ現状の段階で結構ですので、お考えがあれば、教えてください。 

田上市長
 このお手紙を11月に受けとって、今後、公開される予定があるかということですけれども、公開については、やはりご本人の了解が必要だというふうに思っています。そういう意味では、今後のやりとりの中で、そういった形が実現することは考えられると思います。ただし、やはりご本人の了解が前提だというふうに思っています。
 それから、長崎においでいただくことの呼びかけですとか、あるいは顕彰については、今、具体的に検討している最中でして、何らかの形で顕彰をさせていただきたいというふうに思っていますし、この手紙を初めとするこの数カ月の、イシグロさんから発信していただいているメッセージの中でも、やはり長崎に対する特別な思いをいろいろな形で発していただいている、それは長崎にとっても非常にうれしいことですので、そういう関係を大事にしていくという意味でも、何らか、今後、顕彰の仕方、それから、長崎においでいただく方法についても、具体的に検討を進めていきたいというふうに思っています。

賢人会議について 

記者(NHK)
 先日、広島で開かれた賢人会議について、議会の一般質問の中でもありましたけれども、今後、長崎での開催について、今現在、外務省側と協議しているのか、ちょっと今、言える範囲で結構ですので、今後の考えとか。 

田上市長
 今、具体的にまだ協議に入っている段階ではありませんけれども、いずれにしろ、今後、次の賢人会議までは予定が大体決まっているようですので、その次以降ということになると思いますけれども、出席された朝長先生のお話など、報告などもいただいていますけれども、そういったものも踏まえて、被爆地での開催の意義というのは一定あるのではないかというふうに思っていますので、外務省の今後の会議開催の予定ですとか、その内容、あるいはいろいろな都市で開催する可能性があるのかどうかといったようなことについて、具体的にやりとりをしてみたいと思っています。  

今年1年を振り返って 

記者(NHK)
 ことし最後の会見ということで、ことし1年間を、核兵器禁止条約に関してもいろいろ動きがあった年でもありましたし、それ以外でも、ライデン市との交流、出島の表門橋開通など、1年振り返ってということと、また来年に向けて、被爆73年になる中で、どういった年にしたいかという豊富等あれば、教えていただければと思います。 

田上市長
 ことしは、そういう意味では、非常に大きな出来事が、歴史の中に残るような出来事が非常に多かった1年だったというふうに思います。先ほどお話にあったような出来事、例えば、出島表門橋の完成というのは、これは、出島復元整備事業という、既に3分の2世紀を費やしてきた、費やしながら進めてきた事業、そして、これから、恐らく3分の1世紀はかかるだろうと、合わせて1世紀かかるプロジェクトという中でも、非常にエポックになる、また、市民にとって出島をより身近に感じることができる、300年のプロジェクトの中でも特筆すべき事業だったと思います。それが、さまざまなハードルを越えてことし実現したということは、今後3分の1世紀に向かうに当たって、非常に大きなエネルギーを蓄える機会にもなったと思います。それから、それを、オランダの王室からローレンティン妃殿下、そして、オランダ、ライデン市からもたくさんの皆さんにおいでいただく中で開催できたということは、オランダとの友好を深めていく契機にもなったというふうに思います。それから、その機会にライデンとの姉妹都市の縁組を結ぶことができたということもそうです。こういったものがすべてこれから、未来のさまざまな、未来をつくっていく力を、ことし新たに得たということではないかなと思っています。
 それから、核兵器禁止の面では、条約が4月に採択されると。これは、昨年の平和宣言の時点などでは、全くこれからどうなるかということが見越せない、そもそも会議が秋に開けるのかということもわからなかったという時点から考えると、本当に7月に実際に条約が採択されたということは大きな出来事だったと思っています。ただ、これが、足がかりを得たということですので、これからこの条約を多くの人が支えていただけるように、発信をしていかなければなりませんし、市民社会への呼びかけが、特にその中では重要になってくると、それは来年の課題であるというふうに思っています。
 それから、まちづくりの面でも、例えば、新幹線について、フリーゲージトレインが実際には活用できないという状況がわかったことであったり、それは、来年度に、次の方向性が定まっていくことになりますし、市庁舎もことし前進して、設計が決まっていった中で、来年さらに設計が形になっていく時期になります。交流拠点施設も来年、こういったフォーラムや説明会を、こうやって実現に向けてまた前進することになりますし、それから、何といっても2つ目の世界遺産が誕生する、これまで目指してきた2つの世界遺産があるまちというのが、来年実現するかどうかという、非常に重要な年にもなります。そういう意味では、これから未来に向けて長崎が進んでいく上での基盤づくりというのを今、進めている、次の時代の基盤をつくっているという意識でまちづくりを進めていますけれども、来年は非常に大きな1年になるのではないか、基盤が形になっていく、非常に重要な年になるというふうに思っています。そういうニュースを、できるだけ明るく市民の民さんにもお伝えしながら、長崎のビジョンを共有しながら、一緒に取り組んでいく、そういう明るい年にしたいというふうに思っています。  

カズオ・イシグロ氏からの手紙について2 

記者(KTN)
 カズオ・イシグロさんの件ですが、改めて、お手紙、返信をいただいての感想と、そして、お手紙をいただいて、さらに手紙のやりとりがあったのであれば、そういったことも教えていただけますでしょうか。 

田上市長
 お祝いのお手紙を出して、それに返事をいただけるということもあまり想定していなかった。恐らく、世界中から手紙が届いていると思いますので、返事を頂けるということも思いがけなかったことで、しかも、その内容が非常に、私たちの、長崎市民を代表しての手紙を出したわけですけれども、それを本当にしっかりと受けとめていただいて、そして、私にとっての、私の記憶の中の日本は、まさしく長崎のことだということをおっしゃっていただいて、そのあたりのことを、その後、実際に12月10日の受賞スピーチの中でもさらに詳しくお話をしていただきました。そういう意味では、本当に、イギリスにいらっしゃるイシグロさんと長崎というのが見えない糸でつながっているということをすごく強く感じて、本当にうれしく思いました。実際に、12月の受賞スピーチの中でも、「私のまち、長崎」という表現をされたんですけれども、本当に、長崎のことを大切に思ってくださっていていることがよくわかって、非常にうれしく思っています。これからも、やりとりは続くと思いますので、まずこちらから少し、内容についてはまだこれからですけれども、ご連絡を差し上げることになるんではないかなと思います。 

記者(共同通信)
 イシグロさんの関連なんですけど、顕彰を何らかの形で検討されているということなんですが、何かめどというのは、例えば、次の議会までとか、現時点でめどはありますでしょうか。 

田上市長
 そうですね、できればそれぐらいの間に方向性を出したいというふうに思っています。どういった形になるのかによって手続もいろいろ違いますので、そういった、例えば議会なのか、会議、委員会なのか、あるいは4月1日の長崎市表彰式に関係するのか、それはいろいろ内容によって違いますので、どこの時点までにということははっきり今、申し上げられる段階ではありませんけれども、いずれにしても、そんなに遠くない時期に方向性を出したいというふうに思っています。  

ICAN事務局長の来崎について 

記者(共同通信)
 
 ICANのフィン事務局長が長崎にいらっしゃることに関して、12日に表敬訪問されるということですが、何か市長の方からお伝えしたいことというのはございますでしょうか。 

田上市長
 実際に、フィン事務局長とはオスロでもお会いして、一緒に関連イベントに出席したりもしましたので、受賞のお祝いなどはもうそのときに申し上げていますので、今回、改めてという、改めてお祝い申し上げることもあるとは思いますけれども、一番今重要なのは、ノーベル賞受賞のときに、きょうは皆さんと一緒にこの受賞をお祝いしましょう、あしたからは一緒に頑張りましょうという日でもあると、きょうはお祝いする日であると同時に、あしたからまたみんなで頑張ろうという日でもあるというふうに思っていましたし、そういうふうに申し上げたんですけれども、そういう意味では、ことし、これからどういうふうな取り組み、具体的にやっていったらいいのかということ、お互いに役割分担をしながらやっていくという中での、基本的な考え方のお話などをすることにはなるかなと思っています。特に、禁止条約に関しては、ことし2017年に採択されましたけれども、まだ、調印、署名したのが56カ国ですし、実際、確認が済んだのは3カ国、非常に少ない状態ではありますので、これから、来年、再来年という、近年は非常に重要な時期になると思いますので、お互いの立場で何ができるのかということについて、意見交換をしたいと思っています。  

BSL-4施設について 

記者(読売新聞)
 先日、BSL-4の関係で、BSL-4の建設にご反対されている市民の皆様とお会いになられたと思うんですが、署名も見られて、改めて、市長として長崎大に求めていくことや、この課題に対するお考えを教えていただければ。 

田上市長
 これまでも、安全性の確保と市民の理解という2つの大きなテーマを掲げて、それをクリアするということの中で、BSL-4、初めて実現していくということで申しあげてきました。そういう意味では、それをいかに実現していくのかということを、非常に大学にもシビアに求めてきた経過があります。そういう中で、実際に説明会などをされたり、さまざまな仕組みをつくりながら進んできましたし、実際に、それが安全性の確保という意味では、大学だけではできないこともあって、そういったことをしっかりと国にも求めながら形にしてきたという意味では、本当に真摯にその2つを追い求めてきた経過が、市として取り組んできた経過があります。ただ、そういった不安の面というのは、まだ今の段階でゼロになっていませんし、当然、近くに住んでおられる皆さんの中にはさまざまな思いがあると思います。そういう意味では、安全をより具体的にしていくために、実際にどういった形で、どういったハード、あるいはどういったソフト、運営のですね、でその安全性をしっかり守っていくのかということを、実際につくっていく段階に今、入っていると思うんですね。そういう意味では、そういった不安を持っている皆さんにもしっかりと説明をしていただく必要がありますし、まず、安全性を確保するための、建物を初めとしたハードの面、それから、それをしっかりと運営していくソフトの面、それをしっかりと構築していただく必要がありますし、それを、住民の皆さんを中心にしっかりと説明をしながら、コミュニケーションをとっていくと、その2つが大学にとっても非常に重要だというふうに思っています。そういったことを、その2つについてはしっかりと取り組んでいきたいと思いますし、私たちも、それを求め続けると同時に、市としてできることについて、しっかりと取り組んでいきたいというふうに思っています。 

記者(日経新聞)
 今のBSL-4の関連で、先週水曜日、地域連絡協議会があったんですけれども、その中身って、市長のところに報告上がっていますか。 

田上市長
 詳しい中身ではありませんけれども、この前の基本構想の内容についての説明を中心にあったというふうに聞いています。 

記者(日経新聞)
 大分ぐちゃぐちゃした会合になっちゃったんですけれども、あまり詳細は上がってはきていないですか。 

田上市長
 そうですか。詳細の、詳しいところまでは聞いていません。 

記者(日経新聞)
 わかりました。  

平和の継承について 

記者(朝日新聞)
 ことしの大きな出来事で、谷口さんと、それから、土山さんが亡くなったことというのがあるかと思うんですけど、先ほど、市民社会への呼びかけが重要になってくるというお話もありましたが、こういう質問になって申しわけないですが、具体的には、どう呼びかけていくかみたいなところで、展望みたいなものはありますでしょうか。 

田上市長
 基本的な考え方として、被爆者のいる時代の終わりが近づいている、被爆者のいない時代の始まりが近づいているという2つの認識のもとに、いろいろな取り組みを、ここ数年、行っているという状況にあるわけですけれども、その中でも、特に、これまで被爆者の皆さんが果たしてきてくださった役割というのは非常に大きくて、圧倒的に訴える力が強いという時代がずっと続いてきました。その力が今後、だんだん期待できなくなる部分、面があるという意味では、いろいろな皆さんが、いろいろな表現方法で伝えていく、そして、また、伝える方法も、道具が変わってきていますので、そういう若い人たちに伝えるためには、いろいろな道具の使い方も広げていく必要があるというふうに思いますし、そういう意味では、市民社会の皆さんのいろいろな発信の仕方を支援したりですとか、あるいは連携したりですとか、そういった形の発信というのは、非常に重要になってくると思っています。それは、演劇であったり、歌であったり、物語であったり、それこそ、カズオ・イシグロさんのような文学を通じてという形もあるのかと思いますし、いろいろな形の入口を用意していくということは、非常に重要なテーマになるのではないかなというふうに思っています。この前、9月に、禁止条約の署名式に、ニューヨークに行ったときに、メキシコの大使の意見の中にやはりそういう、これまで政府であったり、あるいは国連に対しての働きかけというのはかなり中心にされてきたけれども、市民社会への働きかけが少し弱かったのではないかというようなことが、指摘がありました。それは、非常に重い指摘だと思いますし、中満軍縮担当上級代表の発言の中にもそういった指摘があって、それは非常に重要な指摘だと思います。それは、市民社会は非常に広く、皆さんの関心もさまざまな、多様性がありますので、そういう多様性に、いろいろな形で、いろいろな皆さんと一緒に働きかけるといいますか、それが大事になってくると思っています。  

カズオ・イシグロ氏からの手紙について3 

記者(西日本新聞)
 細かい点、主に2点の質問があるんですけれども、細かい点では、カズオ・イシグロさんの手紙の件で、先ほど、公開については本人の了解が必要ということなんですけど、市長としては前向きに検討していきたいということなのかということをお尋ねしたいのと、もし公開するとすれば、どういう場所を想定できるかということを、イシグロさんについてはそういう点で、もう一つは全く別の話になるんですが、きのう、各九州7県の知事の皆さんが、JRの本数の減少について要請に行きましたけれども、長崎駅も特急かもめの本数が減ったりするようで、幾らか影響があるかと思われるんですが、長崎市として何かJRに求めていくものがあるのかどうか、そのことの3点、お伺いしたいと思います。 

田上市長
 まず、カズオ・イシグロさんの件ですけれども、公開については、前向きに考えたいと思っています。内容的にも、非常に多くの皆さんにごらんいただきたくなるような、非常にフランクでありながら、思いのこもった内容ですので、多くの市民の皆さんにごらんいただけたらというふうに思っています。具体的に、公開はどこでということは、ご本人とのお話にもなりますので、今、どこでということは申し上げられませんけれども、平和の関係のいろいろな場所になるかもしれませんし、そのあたりは少し相談をしてみたいというふうに思っています。  

JRダイヤ改正について

田上市長
 JRの本数の件については、今、長崎市としてということで、具体的な動きをJRと交渉している段階ではありませんけれども、そういった各自治体、関係自治体九州中になりますので、そういう意味では、ばらばらということではなくて、そういう知事会であったり、あるいは九州市長会であったり、そういった形での取り組みがメーンになるのではないかと思っています。

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