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市長記者会見(定例)【2017年1月18日】

更新日:2017年1月18日 ページID:029320

市長記者会見(定例)

1.日時

平成29年1月18日(水曜日) 午後1時00分~午後1時37分

会見の様子はこちらからご覧になれます
【YouTube】www.youtube.com/watch(新しいウィンドウで開きます)

2.市長発表・質疑応答

市長発表

世界遺産候補「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の映画『沈黙-サイレンス-』を通じた周知啓発・理解促進について 

発表資料1-1(PDF形式:1,447KB)

発表資料1-2(PDF形式:2,216KB)

発表資料2(PDF形式:260KB)

発表資料3(PDF形式:1,124KB)

「企業等向け結婚・婚活支援セミナー」の開催について

発表資料4(PDF形式:127KB)

発表資料5(PDF形式:1,003KB)

発表資料6(PDF形式:444KB)

市長発表についての質疑応答

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の映画『沈黙-サイレンス-』を通じた周知啓発・理解促進について 
企業等向け結婚・婚活支援セミナーの開催について

その他の質疑応答

「平和への誓い」代表者選定について 1
今年の長崎市のまちづくりについて
トランプ次期アメリカ大統領について
「平和への誓い」代表者選定について 2
路面電車脱線事故の復旧工事について
「平和への誓い」代表者選定について 3

3.会見録

市長発表 

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の映画『沈黙-サイレンス-』を通じた周知啓発・理解促進について

田上市長
今日は今年最初の定例記者会見となりますが、まず私の方から、2点お知らせをさせていただきたいと思います。
1点目は、世界遺産候補の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の映画『沈黙-サイレンス-』を通じた周知啓発・理解促進についてです。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、禁教期に密かに信仰を守り続ける中で育まれた独特の信仰形態を示すたぐいまれな遺産として、間もなくユネスコに推薦書が提出されます。特に、宣教師がいない中で2世紀以上もの長きにわたって信仰を守り続けてきたことに世界遺産としての価値がありますが、映画『沈黙』は、その「潜伏キリシタン関連遺産」が焦点をあてています禁教期の潜伏キリシタンの信仰の様子を描いた映画です。この映画の中で描かれているモキチやキチジローなどの生き方や苦悩は、「潜伏キリシタン関連遺産」の信仰を守った人々そのものです。禁教期、信者たちは厳しい取締りが行われる中で、信仰を守り続けていました。そして、仏教や神道といった在来の宗教を装いながら信仰を続ける中で、独特の信仰形態を育んでいきました。
「潜伏キリシタン関連遺産」は、この独特の信仰形態を世界遺産価値として、世界遺産に推薦されるということになります。この映画に登場する「トモギ村」という潜伏キリシタンの集落は、構成資産である外海の出津集落や、外海の大野集落がある外海地区がモデル地区になっています。また、外海地区から潜伏キリシタンが移住していった五島や、平戸も登場します。映画で描かれている潜伏集落は外海でもありますし、また関連遺産の何れの集落ともいえる描き方になっています。
このような内容ですので、映画を観ていただくことで、「潜伏キリシタン関連遺産」の世界観を理解していただけるものと思っています。そして何より、推薦書の提出と同じ時期に公開されるという奇跡のようなタイミングでの公開になります。このことは、「潜伏キリシタン関連遺産」の平成30年の登録へ向けて大きな後押しとなるものと考えています。そこで、この映画『沈黙』と「潜伏キリシタン関連遺産」を合わせましてPRしていくこととしています。ここではその取り組みの中から2つ紹介をさせていただきます。
1つ目は、『沈黙』が上映される全国320ヶ所の映画館でお客様に配布されます聖地巡礼マップです。実際に配付しているマップをお配りしておりますのでご覧いただきたいと思いますが、裏面に「潜伏キリシタン関連遺産」の紹介記事についても掲載をしています。
映画のロケ地や関係地を巡るマップは、これまでにもたくさんありましたけども、ハリウッド映画を題材としたマップは日本では初めてではないかと思います。
2つ目は、先月のこの場でもご案内させていただきましたけども、1月14日土曜日から遠藤周作文学館で開催中の、映画公開記念特別展「沈黙」展です。
詳細はこちらもお配りしているチラシをご覧いただきたいと思いますけども、このチラシの裏面には関連イベントとして行われますバスツアーですとか、文学講座などについてのお知らせも掲載をしています。バスツアーについては、1月29日分については定員に達しています。好評のため、3月12日の日曜日と、3月18日の土曜日に追加のツアーを行うことも決定をしています。ツアーの取材は可能ですので是非お願いしたいと思います。その際は、あらかじめ主催者であります長崎国際観光コンベンション協会へ連絡をいただければと思います。一人でも多くの皆さんにこの映画を観ていただくことが結果として「潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産としての価値を理解していただくことにつながると考えていますので、改めまして記者の皆さんからも積極的にご紹介をお願いしたいと思います。 

企業等向け結婚・婚活支援セミナーの開催について

企業等向け結婚・婚活支援セミナーの開催についてお知らせします。
企業や団体において、仕事と結婚・子育てが両立しやすい職場環境を整えることは、ワークライフバランスの確保ですとか、あるいは従業員の皆さんの働きやすさであったり、あるいは安心して子育てができるということにもつながると言うことで、企業が発展していく一つの大事な要素でもあると思います。そういった観点から、企業が結婚・婚活支援を行う意義や、注意すべき点などついて、お話を皆さんにお聞きいただくということに加えて、最新の婚活事情などについても学べるセミナーとしています。
日時は、2月10日金曜日の午後2時から、場所は長崎歴史文化博物館ホールとなっていますので、広くお知らせいただくとともに、皆様方の職場の管理職や人事担当者の方にもぜひご参加いただくようにお声かけをいただければと思います。詳細につきましては配付資料をご参照いただきたいと思います。

市長発表についての質疑応答

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の映画『沈黙-サイレンス-』を通じた周知啓発・理解促進について

記者(西日本新聞)映画『沈黙』ですけれども、市長もご覧になったと思いますが、その感想をお聞かせください。 

田上市長
最初のシーンからラストシーンまで息つく間のない展開で、あっという間の2時間40分だったというのが最初の感想です。
この潜伏キリシタンの歴史というのは、まさしく隠れた歴史なので、奥が深くてなかなか一般にイメージをしていただくということが難しいテーマだと思うんですけども、この映画を観ていただくと、その当時の行き詰る信仰の状況が緊張感と共に伝わってくる本当に素晴らしい映画だと思いました。
この潜伏キリシタンの歴史を多くの皆さんに伝えるときに、どういう方法があるんだろうかということを考えるときに、今回の遠藤周作先生の原作、マーティン・スコセッシ監督の演出による映画という方法はおそらく考えられる様々な方法の中でも最高の方法の一つだと。伝える方法の一つだと思います。映画になってそれがまさしく世界遺産を目指しているこのタイミングで世界の皆さんにご覧いただくというのは、本当に奇跡だと感じています。
それから、更に言えば、キリスト教の歴史だけではなくて、例えば、異文化の衝突の物語であったり、一人の人間の生き方の物語でもあったりしますので、いろいろな見方ができて、おそらく見られた方、人それぞれに様々な感じ方、あるいはいろんなことを考えさせられる映画だと思います。
もうすぐアカデミー賞の選考が始まるわけですけども、この映画もそういう候補になるのではないかというふうに言われていますけれども、ぜひアカデミー賞を取っていただいて、より多くの皆さんに、さらに多くの皆さんに見ていただけるような流れになればと思っています。

記者(西日本新聞)
映画の中でも当時のまちの様子など描かれていますけど、今度推薦書が出される潜伏キリシタン関連遺産も今度は集落というところで、登録になりますけれども、その信者さんや、市民が守ってきたものを改めて行政としては何ができる、何をしていけるかというところを改めて教えてください。 

田上市長
世界遺産を目指している大きな理由の一つは、これが世界史の中でも特筆すべき価値のある歴史だということで、世界遺産の登録を目指しているわけですけども、それを通じてその実際の集落であったり、教会であったり、様々な文化であったりといったものを残していく、保存していく、そして継承していくということが非常に世界遺産の中核にある大きな意味ですので、そういう意味では、長崎市内ですと、3カ所を中心に、大きく分けると、外海地区と大浦天主堂の地区の2つになるわけですけれども、その地区の歴史の価値がしっかりと後世にも伝わるように、残していく、保存していく、そこに一番行政の大きな力が必要だと思います。
それから、もう一つは、世界遺産になっていくということを通じて、多くの皆さんにおいでいただく、そして、そういう地域の活性化にもそれをつなげていく。その二つが行政の大きな役目だと思います。

企業等向け結婚・婚活支援セミナーの開催について

記者(長崎新聞)
長崎市、行政がこういう企業向けに婚活支援をするという意味というか、必要性みたいなものを市長はどういうふうに考えているか、改めてお伺いします。 

田上市長
一つはですね、企業団体向けの婚活の働きかけと言うのは、今回初めてではなくて、これまでも少しスタートさせています。それはまちコンみたいな個人と個人という婚活は既に民間サイドでも行われていますし、これまでも様々な取り組みの実績がありますので、そこから少し漏れているといいますか、婚活支援を行っていくという意味で、企業団体への働きかけをしていまして、既に登録が始まっているんですけれども、そういう企業団体にいらっしゃる、働いておられる若い皆さん同士のマッチングのような活動というのを始めているんですけども、そういう中での今回は一つの取り組みということが一つです。
それから、今働き方改革なども含めて、子育て支援をどういうふうに進めて行くのか、企業内保育所のような動きも含めて、企業がそういったより良い人生を作る、子育てができる、そういう企業に育っていくということが、一つ今大きな社会のテーマにもなっている中で、婚活を企業レベルで進めることでウイン・ウインの関係、企業にとってもいい、働いていらっしゃる方にとってもいい、更に社会にとってもいいというウイン・ウインの関係が作れる取り組みだと言うことで、今回こういった形の取り組みをさせていただいています。ですから、一つは、今までいろんな個人個人の婚活活動がある中で、なかった活動をすると言うことと、さっきお話したような、ウイン・ウインの関係ができるということで、今回こういった取り組みにということです。 

記者(長崎新聞)
民間で婚活等がやられてるというのは、民間でやられてる部分で、結婚とかっていうのは、一つの個人の考え方もあるかと思うんですけども、そういったところに行政として取り組んで行くというところは、どうなんでしょうかという。 

田上市長
結婚するあるいは子どもを持つとか、そういうことも含めて、究極的に個人の選択と言えば、個人の選択ですけども、そういうふうにしたいんだけども、なかなかそういう機会がなかったり、あるいは、環境が無かったりといったようなことは様々なアンケートを始め意識調査の中でも出ています。そういう意味では、環境を作るというお手伝いをすることで、それがひいては様々な形での社会の人口減少対策ももちろんですけども、様々な社会が良くなって行くことにつながるということで、今回取り組みをするということにしています。 

記者(長崎新聞)
今回、企業等というのには、市役所は入って、団体ですけども、市役所が結婚しやすい職場なのかどうかというのと、今の環境をどういうふうに捉えられているのかという市長の考えを教えてください。 

田上市長
市役所も社会の一部ですので、そういう意味では、多くの企業であったり、あるいは社会の傾向と基本的には同じ傾向があると思います。
働いている若い人、男性女性いるんですけども、結婚していないもちろん男性女性もいますし、そういう選択や幅が広がっているといいますか、結婚しないという選択も以前に比べるとやはり一般的になっているというのは、多くの社会の状況と同じ傾向はやはりあると思います。 

記者(長崎新聞)
そうすると、市役所もなかなか難しいところがあるということですか。 

田上市長
それでも市役所の中で結婚している人もいますし、市役所の外の人と結婚している人もいますので、市役所が取り立てて難しいということではないと思いますけども、社会全体として結婚しなくてもいいんではないかという意識が広がっている中で、市役所にもそういう傾向はあるのではないかなとは思います。

その他の質疑応答 

「平和への誓い」代表者選定について 1

記者(西日本新聞)
昨日の話ですけども、平和の誓いの選定方法について、公募で一本化ということになりましたけれども、これまでと違う形での選考になりますが、改めて決定についての受け止めを。 

田上市長
これについては、審査会での議論を経ての決定ですので、当然尊重したいと思います。
今回のこの審査会の設置を始めとするやり方を変えるという趣旨は、改めてですけども被爆70周年を過ぎて本当に被爆者の方たちが少なくなっていく、平和への誓いの中で体験を話していただける方たちが少なくなっていくという中で、特に被爆70周年を過ぎたこの10年間というのは、1年1年が大変貴重な1年1年になる。そして、平和への誓いの場も非常に貴重な場になるということで、これまで被爆者5団体の皆さんに推薦をお願いしてきたんですけども、そこに加わっていない方であったり、あるいは、市外、県外、国外に住んでいらっしゃる長崎で被爆された方なども含めてより広い中から、そういう場を提供するそういう機会を増やしていこう、そういう趣旨ですので、どういう形で現実にしていくのがいいのかというのは、いろんなアイデアですとかいろんな考え方、お知恵があると思いますので、今回もそう言う趣旨を十分踏まえた中で、議論がされたんではないかと思いますし、そういう中で、今回そういう決定をしていただいた、これは別に趣旨から考えますと、全くそれから外れているものではありませんので、今回の決定に従う中で、いい今年の8月9日の平和への誓いにできればと思っています。

今年の長崎市のまちづくりについて 

記者(西日本新聞)
今年初めての定例会見ということで、改めてですけども、今年で市長10年になられるかと思うんですけど、まだ課題というのも去年から引き継がれている問題がたくさんありますけれども、MICEの件であるとか、市庁舎移転の件であるとか、改めてその辺の力を入れて行きたい部分というのを教えてください。 

田上市長
昨年のちょうどこの場で最後の12月の定例記者会見の時に、1年間を漢字にするとという、終わってからの席でしたけど、質問があって、「歩」という、あるくと言う字を答えたんですけども、今年そういう意味では、また長崎市のまちづくりがさらに一歩進む1年になると思っています。
具体的にいいますと、ハード面ですと、市庁舎がいよいよ設計に着手をします。今年は最初の絵が市民の皆さんにお示しできる年になると思います。
それから、新しい文化ホールについても、建設場所の方向性が出る1年になります。交流拠点施設はMICEを中核とする複合施設という方向性の中で公募が始まりますので、これも少し具体的な考え方を市民の皆さんにこの公募を経て、お示しするようなことになっていくと、方向になっていくと思いますし、それから新幹線もフリーゲージトレインの試験走行の結果が夏には出るということで、これも将来に向けた方向性が少し見えてくると思いますし、長崎駅周辺についても、既に最初の絵は昨年発表されましたけども、より具体的になっていく1年になると思います。
そういうことを考えると、今お話したのはちょっとハード面だけなんですけども、今長崎のまちづくりが取り組んでいるのは、次の時代の基盤造りを進めているというふうに思っています。そういうハード面と同時にソフト面として暮らしやすさの基盤という意味では、やはり地域コミュニティの仕組みであったり、あるいは、市役所サテライトも含めた市役所の仕組みというのも、これも次の時代の基盤としてしっかりと造っていかないといけない時期を迎えています。そういうことを考えると、ハード、ソフト両面から今進めている長崎のまちづくりがさらに一歩進んで、いくつかの面で歩がと金になっていく、なり始まる1年というふうな感じで捉えています。

トランプ次期アメリカ大統領について

記者(長崎新聞)
今週金曜日にアメリカのトランプ次期大統領が就任いたします。
このトランプ大統領を巡りましては、SNS等で核問題に対して非常に厳しい発信する一方で、ロシアとは核軍縮に向けて手を取り合って行こうというような発信をしております。
被爆地の市長として、このトランプ大統領に対する期待ないしは懸念、どのようなお気持ちでいらっしゃいますか。

田上市長
被爆地のスタンスとしては、大統領が変わったからといって大きく変わるということは何もないわけですけども、これまでのトランプ次期大統領の発言が今後実際大統領になった時にどうなっていくのか、まだよく解らない部分もありますので、そういう意味では、注視をしていきたいと思っています。
今の段階でどうこう、こういうスタンスでと言うところには至っていないと思っています。 

記者(長崎新聞)
関連して、8年前の記事とか見返しますと、オバマさん就任時には早速、長崎市としても被爆地訪問を要請していたかと思います。
今回トランプさん就任するに当たりまして、被爆地訪問を要請するお考えというのはいかがでしょうか。

田上市長
既に広島市長と一緒にその分の文章は既に発送をしていますので、是非、被爆地にお越しいただきたいと思いますし、トランプ大統領だけではなくて、昨年オバマ大統領の5月の広島訪問以降、いくつかの国のリーダー達が被爆地を訪れるという実績ができていますので、この流れを続いていくものに、それから更に大きな流れになるように一人でも多くのリーダーの皆さんに被爆地を訪問して、今年ですね、被爆地を訪問していただければと思っています。
そういう意味では、オバマ大統領の退任後についても是非、特に長崎に訪問していただけるような働きかけもしていきたいと思っています。 

記者(NHK)
確認ですけども、今の既に発送したというのは、前回公表していただいている分で、次期大統領から大統領になって改めて発送したりするというご予定は今のところないですか。

田上市長
今のところ、そういった予定はないですけども今年は8月に平和首長会議の総会もありますし、その前には核兵器禁止条約の会議もありますし、そういった流れをいろいろ見ながら、あるいはほかのリーダーの皆さんの訪問が今後どうなっていくのかといったようなことも踏まえながら、いろいろ取り組みを考えていきたいと思います。 

「平和への誓い」代表者選定について 2 

記者(朝日新聞)
平和への誓いの関係で、選定の方法を変えるのは広く機会をということをおっしゃっていますけれども、被爆者団体側からは、政治的な発言を封じるためじゃないかとか、もうすでに市としては意中の人がいるんじゃないかみたいな指摘をされている方もいらっしゃる。平和への誓いへのそういう指摘に対してどうかということと、政治的な発言、平和への誓いにおける政治的な発言が出ることについての市長のお考えというところを伺えますか。 

田上市長
一つ目の懸念については、今回の改革といいますか、やり方を変えるという分についての真意については、先ほどもお話したとおり、これは最初からそのお話はしていますし、そう意味では、本当に被爆者の皆さんが、方々が、特に語り部活動をしてきてくださった方々が、少なくなってきているという危機感、これはもう大きな危機感が背景にありますので、それは本当にそれが唯一、最大の理由ですので、それを説明してご理解していただくしかないと思いますし、また、その危機感については、本来共有しているものだというふうに思っていますので、本当にまだそこに今の選び方だと立てないと言う方がたくさんおられるので、そういう皆さんにも機会を広げるということは喫緊の課題だと、ゆっくりできない課題だと思っています。
平和への誓いへの部分は、被爆体験を基に語っていただくという、広島の平和祈念式典にもない、長崎独自の場面でもありますし、そう言う中で体験を語っていただく、それを元にした平和への思いを語っていただくという貴重な場ですので、ぜひその趣旨がこれから10年間、本当に今10年間という大事な時期の大切な場としてできるだけ多くの皆さんに伝わるような形にしていきたいと思っています。もう、それ以上でもそれ以下でもなくて、そういう思いで今回の選び方の変更をしていますので、そのことはこれからもそれ以上にお話、説明できることもないという状況です。 

路面電車脱線事故の復旧工事について 

記者(朝日新聞)
路面電車の復旧の件で、電気軌道が工事を市道をやるということなんですけども、市民生活への影響という点と、あと工事の費用負担などですね、その点がどうなってくるのか現状何かわかっていることがあれば。 

田上市長
長崎の路面電車は、本当に市民の足として生活の中に根付いたもので、市民も非常に親しみを感じている公共交通機関ですので、それが長い間一路線ですけども、動けなかったということについては、多くの皆さんが早く動いて欲しいという思いを持っていたと思いますし、ただそれを皆応援するような気持ちでおそらく見守っておられた期間だったんだろうと思います。原因がやはり本当に専門家の皆さんがしっかり追及されてもなかなか難しいというような、原因だったわけですけども、今回それが特定されたと言うことで、そこをしっかりと再発しないような形で造っていただいて、1日も早く復旧してまた市民の皆さんの足として活躍をしていただきたいと思っています。
今回の改修については、線路の部分だけではなくて、道路の部分についても一定の改修のようなものが必要だということになっていますので、その歩道に少し関係してきたりとかいうところもあるようですので、そういった部分については、市の方で対応をしたいと思っています。 

記者(朝日新聞)
かなり大掛かりな工事になって、通行止めとかもあるのかなというふうに、現時点ではまだわからないですけど、かなり大きな影響を市民生活に出ると思われますが。 

田上市長
工事はどこでもそうなんですけど、なるべくそういう影響が少なくなるような方法を選択して工事をしますので、期間ができるだけ短く、あるいは影響がなるべく広がらないようにということで、特にあそこの辺りは交通面で言いますと、非常に交通量も多いし、住宅地に帰っていく非常に大事な場所ですので、そういった影響が最小になるように工夫をして工事をしたいと思います。 

記者(長崎新聞)
歩道なんかで市の方で対応すると言うのは、予算でいうと、新年度の予算に入れるようなイメージになってくるんでしょうか。 

田上市長
新年度の予算に工事の時期の問題もありますけども、4月以降の分については、そういう形になってくると思います。 

記者(長崎新聞)
すぐするような話になれば、補正で、できるだけ早く。 

田上市長
そうですね。だいたいの時期もある程度分かってきていると思います。 

都市計画課長
今、電気軌道とは曲線半径を緩やかにするということと、それに併せて交差点の方をよりコンパクトにするということで、協議を進めております。そういった中で、電気軌道が軌道の扇形の設計をだいたい3月くらいまでかけてやっていきますので、その中で具体的な改良の考え方というのを整理していきたいと思っています。そういった中で一定、電気軌道がまずは、新しい軌道を製作すると言いますか、発注をしなければいけないというところで、それはかなり長期間かかってくるということで、最終的に電気軌道の考え方としましては、今年の11月頃の運転再開ということを目指しておりますので、おそらくその工事自体は、29年度の後半くらいにはなってくるというふうなことで考えております。具体的にはすぐ、市道改良の工事をしなければいけないとかという部分ではなく、工事自体は29年度の後半、11月に運転再開になる予定ですので、その前くらいにはなってくるかというふうに思います。 

「平和への誓い」代表者選定について 3 

記者(共同通信)平和への誓いの関連ですけども、今年方法を変えたことによって、県外や海外の方が誓いを読むことになる可能性も出てきたわけですけれども、人が変わることによって、何かこう長崎から発する発信力について何か変わりがあるかどうか。国内外に対して、発するメッセージに対して、発するメッセージが今までと比べて変化があるように期待されているかどうかについてお伺いしたいんですけど。 

田上市長
一つは、市外か市内かとか国外か国内かということに関係なく、被爆体験であったり、長崎での被爆体験であったり、あるいはそれをそれに基づいた平和への思いというのは、これは変わらない部分だと思うんですね。むしろ、お一人お一人の体験の違いであったりする部分が大きいんではないかなと思っています。今回は、そういう場を広げるという、機会を広げるということに大きな意味があると。それが大きく変わるからということではなくて、機会を広げるという意味が大きいと思っています。ただ、それが一つなんですけども、実際に話をされる方によっては、やはりその後の被爆後の体験が非常に大きなまた要素としてメッセージになってくる分もあると思いますので、その部分での様々な体験が話されることで、より例えば共感される皆さんが増えたりということもあるかもしれませんし、そういったこともいろいろ考えながら今回審査会の中でこういう方が今年はふさわしいんじゃないかといったことをご議論いただければと思っています。

お問い合わせ先

広報広聴課 

電話番号:095-829-1114

ファックス番号:095-829-1115

住所:〒850-8685 長崎市桜町2-22(本館3階)

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