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市長記者会見(定例)【2016年9月23日】

更新日:2016年9月23日 ページID:028900

市長記者会見(定例)

1.日時

平成28年9月23日(金曜日) 午後1時30分~午後2時07分

会見の様子はこちらからご覧になれます
【YouTube】www.youtube.com/watch(新しいウィンドウで開きます)

2.市長報告・発表・質疑応答

市長報告

市長の海外出張について(スコットランド)

市長発表

長崎市版「COOL CHOICE(賢い選択)」推進運動について
出島第Ⅲ期復元整備事業について

市長発表についての質疑応答 

出島第Ⅲ期復元整備事業について

その他の質疑応答

国連軍縮会議について 1
プーチン大統領長崎訪問要請について
国連安保理核実験自制決議について
核兵器禁止国際署名について 1
国連軍縮会議について 2
核兵器禁止国際署名について  2
「平和への誓い」の選考について

3.会見録

 市長報告

 市長の海外出張について(スコットランド)

田上市長
 まず最初に、8月20日から26日まで、スコットランドのエディンバラ市及びアバディーン市へ出張しましたので、その概要についてご報告したいと思います。
 この出張の目的は、ラグビーワールドカップ2019の際に、長崎市で事前キャンプを予定しているスコットランドラグビー協会と、調印式をエディンバラ市で行うこと、それから長崎市の市民友好都市であるアバディーン市への訪問を通じて、友好関係6年目になりますけれども友好関係の強化と交流の促進につなげることを目的とするものです。
 まず初日の22日は、アバディーン市長を表敬訪問し、水素エネルギー関連施設、それからグラバーさんの両親が住んでおられたグラバーハウス、それからアバディーン大学にあるラグビーアカデミーの視察を行いました。アバディーン市は、再生可能エネルギー分野で先進的な取組みを行っている市で、スコットランドはEU全体の中でもエネルギーの研究に先進的な都市ですけれども、水素エネルギー関連施設の視察をするとともに、実際に水素バスにも試乗して、乗り心地も体感させていただきました。
 また、アバディーン市主催の夕食会がありまして、その際には、アバディーン市に短期留学している日本人学生の皆さんやイギリス全土から日系企業の皆様にも声を掛けていただいて、いくつかの大手企業の皆さんも参加されたりというなかで、100名を越える方々で市庁舎内の特別空間「タウン・アンド・カウンティホール」という非常に伝統のある場所で、大歓迎を受けました。友好交流はもちろんですけれども、経済分野での交流も盛んに行われ、日英協会の企業の皆さんも参加をされましたので有意義な夜となりました。
 翌23日はエディンバラ市に移動しまして、「子どもラグビー国際交流事業」でスコットランドを1日ですね早く訪問していました15歳以下の中学生等で構成されているジュニアラグビーの選抜チームと合流をして、地元ラグビーチームとの試合を応援をしたり、在エディンバラ日本国総領事の表敬訪問をしました。
 在エディンバラ日本国総領事では、松永総領事はじめ、昨年長崎市を訪れていただきましたスコットランド政府のヒスロップ大臣にも再会することができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。ヒスロップ大臣は世界遺産であったり、あるいは今海洋環境産業エネルギーの関係の交流であったり様々な交流に功績のある方です。
 それから、翌24日は同じくエディンバラ市で、スコットランドラグビー協会の本拠地であるマレーフィールドスタジアムを訪問し、2019年に開催されるワールドカップの事前キャンプを実施するための調印式を行いました。
 この調印式には、スコットランド政府からキャンベルスポーツ大臣にもご参加いただき、スコットランド政府の今回のラグビー交流に対する力の入れ方が伝わってきました。
 このラグビーを通しての交流は、トーマス・ブレイク・グラバーから始まる長崎市とスコットランドとのご縁を発展させていくものであり、その友情を未来につなげるという意味でも、非常に今回も重要な交流、いい交流ができたと考えています。
 今回は、長崎市訪問団として、長崎市議会の皆さんまた日英両国の理解と親睦を図り、文化の交流への寄与を目的とした活動を行っています長崎日英協会の皆様にも一緒にご参加をいただきました。
 また、併せまして、今回その際に先ほどもちょっとお話をしましたが、市内の15歳以下の中学生をスコットランドに派遣をしました。市外の中学生も何人か参加をしてくれていて、地元の15歳以下のチームと合同練習や交流試合を行いました。
 交流試合では、惜しくも敗れたんですけれども、大きな体格の選手に果敢にタックルに行く子どもたちの様子に感動しました。
 今回の中学生のスコットランド派遣は、ラグビーのトップチームのコーチの指導を受けることができたという意味合いだけでなく、こういった交流試合あるいはホームステイなどを通じて、国際性豊かな青少年の育成にもつながると思います。参加した子どもたちの感想文を見ても大変有意義な内容であったと改めて感じています。

市長報告

長崎市版「COOL CHOICE(賢い選択)」推進運動について

田上市長
 次に、長崎市版「COOL CHOICE」賢い選択という意味ですけれども、COOL CHOICE推進運動事業についてお知らせします。
 この事業は、国の地球温暖化対策に向けた国民運動である、「COOL CHOICE」について、例えば、エコカーを買うですとか、エコ家電にするですとか、そういった「選択」をするという、そちらを選択するとそういう市民の皆さんが、普段の生活の中で、身近にできる地球温暖化対策をこのCOOL CHOICEという形で運動化していこうというものです。
 そして、長崎市ではこれまでも市民運動として「ながさきエコライフ」の取組みを行ってきましたけれども、それと併せて進めるその母体としては、今年4月に新しく万才町にオープンをしました「サステナプラザながさき」を中心に、そこで環境リーダーとして活動していただいています環境団体ですとか大学や企業の皆さんと連携しながら、展開していきたいと思っています。
 今後は、市民の方が直接参加・体験できるイベントですとか、講習会・展示会・キャンペーンなどを展開していくことになります。
 合言葉は、「みんなで“COOL CHOICE”~「ながさきエコライフ」の取組みに参加しましょう!~」ということになります。私も、長崎市民の先頭に立って、身近にできる「賢い選択」、例えば、市長公用車はハイブリッド車にするというのはありますけれども、市役所では、個人的にいいますとエレベーターを使わず、健康的に階段を歩く。という「選択」を実践していきたいと思っています。
 それから、具体的な事業内容につきましては、資料をご参照いただければと思いますが、10月は、16日、日曜日に「ながさきエコライフ・フェスタ」を開催しますが、ルー大柴さんをお招きして「もったいないは、クールチョイス」という内容でトーク&ライブショーをおこないます。また、23日、日曜日には水辺の森公園で開催されます「LOVEフェス」ステージで「ウォームビズファッションショー」を実施をします。
 更に12月には地球温暖化防止月間ということになっておりますので、長崎駅のかもめ広場において、所有するより共有する、シェアするという「選択」をしようということで、「エコドライブ&カーシェアリング・フェア」を展開します。
 また、長崎市には、日本一安くて環境にやさしい乗り物である路面電車ですとか、あるいは狭い坂道や郊外まで走るバスがあることから、公共交通機関を利用するという「選択」をしようという提案。また、公共交通機関を利用した市民の皆さんにお得なサービスを提供する、「ノーマイカーとくとく運動」の協賛店舗の利用促進なども、併せて、進めることにしています。
 この他、テレビCMなど、マスメディアによる広報力と同時に展開することで、相乗効果を生み、事業参加、事業に参加していただく市民の皆さんを増やし、この「COOL CHOICE」の普及につなげていきたいと思っています。
 市民や企業の皆様方には、是非、今月以降「COOL CHOICE」の矢印を旗印とした様々な事業に、ご賛同、ご参加いただいて、「未来のために、いま選ぼう」、「賢い選択」を実践いただき、みんなで、サステナブルで低炭素なまちづくりを進めていくように呼び掛けていきたいと思います。

出島第Ⅲ期復元整備事業について

田上市長
 最後に、第Ⅲ期出島復元整備事業がいよいよ完成を向かえますので、その開催事業についてお知らせをします。
 2016年、16棟の町並みが出現します。キーワードは、「Dejima16(でじましっくすてぃーん)」というキーワード、特に16という数字がキーワードになっています。
 これまで、16の意味ですけれども、一つは2016年の16がありますけれども、第Ⅰ期事業で5棟を復元しました。第Ⅱ期事業で5棟を復元して、今回の第Ⅲ期事業で6棟の復元がされるということで、これを併せて16棟の19世紀初頭の町並みが甦るという意味合いもあります。
 今回甦るのは、「十六番蔵」、「筆者蘭人部屋」、「十四番蔵」、「乙名詰所」、「組頭部屋」、「銅蔵」の6つですけれども、この出島の中央部に復元された6棟の落成式を10月19日(水曜日)に行います。
 今回は、この復元であったり展示にご協力いただいた関係者の方々ですとか、あるいはオランダ大使館、駐長崎中国総領事館、韓国釜山にあります草梁倭館研究会、さらには、翌日の10月20日から長崎市で開催される、「第10回国際シーボルト会議」にご出席の皆様もお招きをしています。
 出島らしく国内外からの皆さんに参加をいただいて、これを契機に更に様々な国や地域と学術・文化・経済交流を深めていきたいと考えています。
 主な見所ですけれども、「筆者蘭人部屋」では、新たに出島と世界のつながりを紹介する展示を行います。ここが世界とつながっていたというのを紹介する展示です。また、オランダ貿易を支え、最盛期には日本が世界全体の産出量の約3割をしめていたと言われる重要な輸出品である銅を保管していた「銅蔵」ですね、銅を棒状にしてやり取りをしていたことですね、棹銅と言われるものを積み上げられた様子などをご覧いただくことになっています。
 一般の方々への新たな6棟の公開は、この落成式の翌日の10月20日(木曜日)からとなります。
 なお、出島の入場料金については、引き続き同じ料金となっています。
 つづいて、今回開催する事業にこの事業にかかるイベントについて、2点お知らせします。
 まず、1点目が完成を記念する企画展ですけれども、新たに復元した建物である「筆者蘭人部屋」の2階及び「十六番蔵」の2階の特別展示室では、これまでお見せすることができなかった収蔵品などを含む“ヨリスグリ”を紹介する企画展を行います。
 出島の貿易を物語る優れた美術工芸品や、オランダ商館ゆかりの生活資料、商館ゆかりの人物らに関する学術史料等から、多様な出島の魅力をお伝えしたいと考えています。開催期間は、来年の3月12日までとなっております。
 それからもう一つは、6棟がオープンした後の最初の土日であります10月22・23日の2日間で「史跡“出島” 蔵出しフェスタ」を開催します。
 貿易の島である「出島」には、たくさん蔵があったわけですけれども、その中には様々な知識ですとか食ですとか物産がつまっていました。この歴史的舞台「出島」で長崎ならではの食や物産のイベントを楽しんでいただきたいと思っています。出島にまつわる食べ物の販売などもありますので、ぜひ、多くの皆さまにご参加いただきたいと思います。
 広報ながさきの10月号には、1枚で5人までが利用できる無料入場券を掲載しますので、是非、出島に足を運んでいただきたいと思います。
 また、長崎デスティネーションキャンペーンの最中でもありますので、市民の皆さんとともに、長崎にお越しいただいたお客様を歓迎し、おもてなしをする機会にしたいと思います。 

 市長発表についての質疑応答   

出島第Ⅲ期復元整備事業について

記者
 出島の関係ですが、16棟で復元する建物は全て揃うことになるのか、それともまだ復元を進める建物というのがあるのか。

 田上市長 
 短中長期と分けて出島復元整備を進めてきたんですけれども、その中で西側から16棟がようやく今回落成したということで、あと、まだ中期の部分で3棟残っている部分があります。その他東側の部分ですね今、ミニ出島ですとか出島の教会なんかがある部分は、これ自身がまだ、明治期以降の歴史的な遺跡になりますので、そこをどんな形で進めていくかというのは、今後の課題です。表門橋の架橋を今進めていますけれども、これが大きなエポックになります。 

記者
 落成式にオランダの関係の方がいらっしゃるということですか。 

田上市長
 そうですね、翌日からシーボルトに関する学会が開催されますので、それに参加される皆さんは、外国からオランダとかドイツからなどもお見えになります。非常に国際的なメンバーもお迎えしたなかでの落成式になると思います。

 記者
 短期、中期とか話がありましたが、今回16棟できたことはどれくらいの位置付けになりますか。

田上市長
 まず一つは、行っていただくと解るんですけれども、今回6棟が完成したことで、西側から入って町並みが出現したという印象になると思います。
 出島の当時の様子その中に空間に包まれるようなそういうレベルまでようやく来たかなという感じがします。また、今回は展示にもいろいろな工夫をしていて、出島が果たしてきた世界史の中で残してきた役割やどういうところとつながりがあったのかという出島の中を紹介するだけではなくて、出島の外、出島が外にどうつながっていたのかということを紹介するような展示などもしていますので、そういう意味では、中で得られる情報も広がっているという意味では、また一つ進歩したという感じです。
 来年、本当は、表門橋と同時にオープンする予定だったんですけれども、表門橋の県庁側の方から古い橋が出てきたということで、その調査をしっかりとやってからということで、1年ほど表門橋が遅れることになりましたけれども、表門橋の完成をしますと、橋を渡った正面の部分になりますので、そういう意味でも渡って最初に出島の印象を与える場所がしっかりと当時の様子として復元できたと。これも一つの大きな意味があると思います。

その他の質疑応答 

国連軍縮会議について 1

記者
 12月に行われる国連軍縮会議への期待という部分をお聞かせいただけますでしょうか。 

田上市長
 昨日岸田外務大臣から国連でそういった言及があると聞いています。今国連総会が開催されていますけれども、核兵器の廃絶に向けてあるいは核軍縮に向けて様々な議論がされている多くの国々が今知恵を併せて議論をしているわけですけれども、そういった流れの中で国連の総会の結果なども踏まえたうえで、長崎で更にそれを一歩進めるための会議が開催されるということは非常に有意義だと思っております。参加される国々の皆さんであったり、あるいは、NGOや多くの研究者の皆さんも参加をされますので、そういった皆さんに被爆の実相を知っていただくという意味でも非常に大切な会議であると。昨年のパグウォッシュ会議に続く長崎からの発信になると思っています。 

記者
 その国連軍縮会議では長崎の被爆者の皆さんにはどのように関わっていただきたいと考えてらっしゃいますか。 

田上市長
 国連軍縮会議が実質3日間、開催されるわけですけれども、まだ詳しい内容については、情報が入ってなく、スケジュールがいっぱいなのかどうかということは、よくまだ解らない。そこは外務省にもお尋ねしたいと思っています。また、12月12日から3日間開かれ、11日には、ユースの皆さんによる活動の発表などの日程を組んでいただいているということで、これは、ここ数年長崎で非常に力を入れてきた活動でもありますので、そういう国際会議の場で、彼らがそういう発表の場をまた得ることができるというのは、ありがたいことだと思いますので、今後もぜひ生かして、また、ユースの若い皆様が飛躍してくれると嬉しいと思います。

プーチン大統領長崎訪問要請について

記者
 プーチン大統領の被爆地訪問要請を先週、市としてされましたけれども、一部報道では日程を調整という表現をされていますが、その点について、長崎市としての期待、受止めというものはどのように考えてますでしょうか。

 田上市長
 まだ、長崎市に直接的な反応はないんですけれども、今年の平和宣言でも、各国のリーダー、なかんずく核兵器保有国のリーダーの皆さんには、ぜひ被爆地を訪問して欲しいということを呼びかけました。そういう中で、プーチン大統領の被爆地訪問、長崎訪問が実現すれば、これは、一つオバマ大統領の広島訪問を単発に終わらせない流れを作っていくという意味で非常に大きな意味があると思います。また、そういう核兵器の超大国のリーダーに実際に原爆資料館なども見ていただいて、そして、被爆の実相を実感していただく、これも非常に大きな意味があると思っています。そういう意味では、ぜひ被爆地訪問実現していただきたいと思います。 

国連安保理核実験自制決議について

記者
 国連に関してですが、恐らく今夜日本時間遅くだと思いますが、オバマ大統領が提案されている核実験自制を求める決議案が賛成多数で採決される見通しというふうに聞いています。そのことについて、何か期待や受止めをお願いします。

田上市長
 今、北朝鮮の核実験がまさしく行われたりして制裁などについての議論がされている最中ですけれども、そういった状況の中で、国連安保理でこの核実験に関する部分を含んだ決議CTBTの批准に向けた決議がなされるというのは、非常に大きな前進であると思っています。いろんな議論を経ながらアメリカからの提案部分が少しずつ文言を変えながらというプロセスは確かにありましたけども、この段階で、核実験をしないという流れを作る。CTBTの批准をしようという呼び掛けがされるという事に意義があるという点が1点と、もう一つはやはりオバマ大統領の被爆地訪問で、それが終わった後にいかに核兵器のない世界に向けて具体的な政策であったり、行動をしていくかということがある意味注視されていたわけですけれども、そのなかで、具体的な提案であったり、具体的な動きを作っていこうとしている努力、これは非常に大きな意味がある。それは被爆地を訪問してそしてその後に、具体的な政策面での動きが作られるということは、ぜひこれを一つのいい前例にして欲しいと思いますし、その意味でも今回の決議はやはり意味があると思っています。

核兵器禁止国際署名について 1

記者
 関連ではあるんですが、一方で被爆者団体の方々が中心となったいわゆる世界的な署名活動をされていますね。市長や知事の方にも代表賛同人への協力の呼び掛けなどが先日あったと思います。来週ですか、26日に組織の発足式などもされるそうですが、市長としての関わり方、代表賛同人をやられるのか、あるいは式に参加されるのかという点も含めて、関わり方、協力の仕方を教えて下さい。 

田上市長
 関わり方の部分はどういう仕組みになっているのかということで、できれば、広島であったり、あるいは知事であったり、いろんな皆様と一緒にということが望ましいのかなということもあるので、もう少し整理が必要なのかなと思うんですけれども、基本的には、この流れを応援するというスタンスは変わっていませんので、そういう意味では、一番いい形で応援するといいますか、そういう形が作れればと思っています。

記者
 市長としては、被爆者の方々の要望にできるだけ沿う形、代表賛同についても応じたいとお考えですか。

田上市長
 そうですね、基本的にそういう考えです。それが、代表賛同人という形がいいのかどうかはもうちょっと良く、いい形が作れればと思っていますので、基本的には賛同あるいは応援というスタンスでいます。

記者
 この時期、今先ほどおっしゃった国際情勢も含めて、この時期に署名を更に進めようという意義についてはどのようにお考えですか。 

田上市長
 これまでも、いろんな形の署名活動が行われたり、あるいはいろんな形の運動が行われてきたと思うんですけれども、今被爆から71年が経って、被爆者の皆さんが本当に少なくなってきている。これを体験として伝えてくださる皆さんが少なくなっているということは、イコール世界から地球から体験が消えていってしまうのではないかという、そういう恐れを多くの人たちが持っていると思うんですけれども、そういう意味では今できることをしっかりとしておかなければならないという意味では被爆者の皆さんによる呼びかけに応じて、世界中で署名がなされるというのはやはり、非常に多くの意味があると思いますし、これも今しておかなければならないことの一つだと被爆者の皆さんが思われていて活動をスタートされたんだと思いますので、そういう意味では、非常に意味があると思います。

国連軍縮会議について 2

記者
 CTBTの関係で基本的な事なんですけど、いつ・どこで、どういった人たちが集まった会議で長崎市がどういうふうに絡んでいるかというアウトラインを教えて欲しい。

田上市長
 12月の会議は国連軍縮会議です。これは、基本的には、外務省の主催になると思います。その中で、核兵器の問題について議論がなされると聞いています。各国の大使でありますとか、あるいは、いろんな研究機関の皆さんであったり、NGOであったり、様々な皆さんが様々な立場の皆さんが参加をされて議論をされると思いますので、おそらく活発な意見交換の場になると思いますし、国連総会が終わった後の最新の状況を踏まえたいろんな提案ですとか議論とかがなされる非常に意味のある場になると思います。おそらく、これまでの開催でいきますと、500名前後の皆さんの参加になると思うんですけれども、このタイミングでオバマ大統領の初めての訪問が行われて、公開作業部会が開催されて、それが国連総会までようやくつながってというなかで、そういった会議が長崎で開かれるというのは、これは、長崎にとっては非常に大きな発信の場として貢献できるということだと思っています。 

記者
 被爆地の実情を見ていただきたいということですね。

田上市長
 そうですね。研究機関の皆さんを始め長崎が初めてでない皆さんも来られると思いますけれども、やはり皆さん来られる度に長崎でいろんなものを発見していただいて、やはり被爆地を見る、長崎に来て新しく感じるもの得るものがあるということを皆さんおっしゃいますので、被爆者の皆さんたちとお会いいただくことも含めてですね、ぜひいろんな核兵器のない世界に向けたエネルギーを高めるそういう機会にしていただきたいと思っております。

記者
 12月の国連軍縮会議についてなんですけれども、先ほど一歩進んだとおっしゃましたけれども、具体的にどういうふうに一歩をもう一歩を進んで欲しいという思いがあるのか教えて下さい。

田上市長
 現状でいうとやはり核兵器を持たない国と核兵器に依存している国との意見のすれ違いというのはまだ、続いていて、それがまだ新しい道へ具体的にどう進むべきなのかというところが、見いだせていない状況だと思います。それが、今回の国連総会の議論の中でどうなっていくのか、まだ、今のところ見通しが立てられるわけではないんですけれども、その議論を踏まえて、そしてそれをそれから一月ちょっとくらい後に開かれる国際会議になりますので、そういう意味では非常にタイムリーに国連総会を踏まえたうえでの、新しい提案などが出てくる可能性があると思うんですね。これまでも、NPTの会議を踏まえて非人道性という視点でもっと議論をすべきではないかということが提案されて、会議が開かれて、公開作業部会という全会一致でなくても議論してもいいのではないかという新しい今までと違う場が作られて、そしてそこで終わらずにそこで国連総会でぜひこの議論をしようということが提案されて、今回国連の総会になっているという、そういう単発ではなくて、一つずつ前に進んできていると思うんですね。思うように進まない部分も確かにあるんですけれども、あきらめずに議論をする場を作り続けるということが非常に大事ですので、今回の長崎での国際会議の場がまたそういう流れのなかで一つの役目を議論を先につなげる役目を果たすことができれば、それは、非常に長崎にとっては貢献できる、出来たという事になると思うんですね。そういう長崎の何をどう貢献できるのかということを、これまでもずっと考えてきた。出来ることをやろうということで、一生懸命、市民の皆さん、被爆者の皆さん、力を併せて取り組んできた部分ですので、今回そういう議論の場になるという形で、あるいは実相をもっとストレートにお伝えすることができるという、そういう意味で貢献できるのは、非常に意味があると思います。

核兵器禁止国際署名について 2

記者
 先ほどの国際署名の件でお尋ねいたします。被爆者団体から代表賛同人になっていただきたいという要望があっています。それに対しては代表賛同人になるのか、ならないのかというところは何らか結論は出ていますか。

田上市長
 基本的に、代表賛同人という形で了解と言いますか、しているんですけれども、代表賛同人という仕組みがどんなふうになっていて、これが全体の中でどういう立場が一番ふさわしいのかについて、確認させてもらっているという感じですね。位置付けみたいなのがちょっとまだよく解らないので。基本的に応援するスタンスですので、一番いい形で応援ができればと思っています。

「平和への誓い」の選考について

記者
 今年の平和祈念式典も終わって1カ月以上経ちまして、平和への誓いの代表選考について、委員会の話が予算は付いているけれどもという状態で決まっていると思うんですが、お考えとしていつぐらいから委員会をやり始めるとか、代表選考に向けてどういう動きを行われているかというのをお聞かせください。 

田上市長
 そういった話はずっと断続的にこれまでも事務レベルでさせていただいていますので、前回の流れがありますので、できるだけ早い機会に具体的な話をさせていいただきながら、うちから来年に向けて、今年の平和祈念式典を踏まえての平和祈念式典の修正といいますか、平和の誓いという意味ではなくて、祈念式典全体についても少し時間の問題とか少し見直さないといけない点があるんじゃないかという話もありますので、それも含めて早い機会に次に向けた動きをつくっていきたいと思っています。基本的な方向性はある意味決まっていますのでそれをどういう形、どういう風にご説明しながら進めていくのかということになると思います。 

記者
 基本的な方向性に向かって例えば年内にもまた被爆者の方達とお話をされるということなのか、それとも有識者会議のようなものを作るために何か準備委員会作られるのか次のステップに向けてどういったものを考えているのか。

田上市長
 
平和祈念式典が一回終わったということですので、それを踏まえて被爆者団体の皆さんと事務レベルでお話しをするところからになると思います。その中で次へどのように進めていくのか、さっきの選定会議といったものをしていく前段階の整理が少し必要だと思います。

お問い合わせ先

広報広聴課 

電話番号:095-829-1114

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