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市長記者会見(定例)【2015年9月30日】

更新日:2015年9月30日 ページID:027616

市長記者会見(定例)

1.日時

平成27年9月30日(水曜日) 午後0時30分~午後1時3分

会見の様子はこちらからご覧になれます
【YouTube】www.youtube.com/watch(新しいウィンドウで開きます)

※発言内容については、わかりやすいように一部変更してある場合があります

2.市長発表・質疑応答

市長発表

「ながさき歴史の学校」の開校について
セントポール市公式訪問団の長崎市訪問について

質疑応答 

3.会見録

市長発表

「ながさき歴史の学校」の開校について 

田上市長
きょうは2つ、皆さんにお伝えしたいことがあります。1つ目は、「ながさき歴史の学校」の開校についてです。長崎は、古くから海外との交流の中で多様な文化を取り入れながら、独自な文化を築いてきたまちですけれども、その歴史や文化財に気軽に親しんで、学ぶ場が少ないと感じておりました。また、市内の各地で市民団体の皆さんなどが歴史講座を開催されたりしていますけれども、初心者が学ぶには少しハードルが高いといったところもあるというふうにも思っています。そういう中で、長崎の歴史について、もっと知りたい、もっと教えたい、いろいろな人と交流したいという市民の皆さん、あるいはいろいろなグループの皆さんがつながる仕組みをつくって、だれもが気軽に学べ、お互いに教え合える場を市民との協働でつくろうということで、このたび「ながさき歴史の学校」を開校し、ことし11月から3つの講座をスタートさせることになりました。歴史の学校は、1つが、長崎の歴史を学ぶ人の裾野を広げること、2つ目が、長崎の歴史を学ぶ入口となること、3つ目が、市内の歴史研究団体の緩やかなネットワークづくりの場になること、4つ目に、まちなかをキャンパスにして、市民が教え、市民が学ぶ場となること、5つ目に、初心者向け入門講座から専門的なものまでステップアップできるカリキュラムを企画することを目指して、若い方や歴史については初心者の方も気軽に学べる仕組み、あるいは気軽に学べる場にしていきたいというふうに思っています。この歴史の学校の特徴は、1つは、長崎の歴史が気軽に学べるということで、歴史、世界遺産、文化財などについて、これから学びたいという初心者の方にもわかりやすい学習メニュー、参加しやすい学習メニューを提供するという点です。それから、2つ目に、長崎のまち全体がキャンパスになるように、どこかに校舎があるというイメージではなくて、長崎のまち全体がキャンパスという考え方で、市内の文化財施設や公共施設で講座を開いたり、あるいはフィールドワークのためにまちなかに飛び出したりするということです。それから、3つ目に、多彩な講座を開講し、今後も、観光客のおもてなしを目的とした講座ですとか、あるいは子ども向けの講座、あるいは長崎で新生活を始める転勤族の皆さん、あるいは新社会人を対象にした講座など、長崎を知ってもらう、好きになってもらう講座を随時開講していく予定にしています。それから、4つ目には、講座を受け持つ講師陣ですが、市内の歴史研究団体の方に講師を務めていただき、各団体が主催するイベントの情報提供ですとかにも使っていただきたいということと、生徒と市民団体、学ぶ方と教える方、あるいは市民団体同士のネットワークの形成の場にもなる、そういうネットワークを広げていく、歴史に関心があったり興味があったりする人たちのネットワークを広げていく場にもなるというところが特徴になっています。講座の講師については、現在のところ、長崎近代化遺産研究会、長崎コンプラドール、長崎史談会、長崎の風、長崎歴史文化協会、文化財サポーターの方々に務めていただく予定です。今後ますますユニークな講師陣にお願いしていきたいと考えています。それから、続いて、11月に開講する3つの講座の紹介ですけれども、1つ目が「長崎学入門コース」です。これは、近世長崎の歴史のエピソードを取り上げて学んでいただく全8回の講座で、長崎史談会と長崎歴史文化協会の方々に講師を務めていただきます。複数の団体の講師に連続して講座をしてもらったケースはこれまでほとんどなかった取り組みだと思います。それから、2つ目は「世界遺産学習コース」です。ことし7月に登録された“明治日本の産業革命遺産”について、長崎を舞台にした日本の近代化に関するモノや人物について学ぶ全4回の講座で、長崎近代化遺産研究会の方々に講師を務めていただきます。このことによって、世界遺産の価値、意味ということをより市民の皆さんに広く浸透させていきたいというように思っています。それから、3つ目のコースは「文化財はじめの一歩コース」です。ほかのまちにはあまりない、文化財の宝庫である長崎の文化財について、その見方や大切さを学ぶ全8回の講座で、こちらは文化財課の学芸員が講師を務めます。文化財である洋館の中で講座を開いたり、実際に文化財をめぐったり、そういう現地講座も開催する予定になっています。歴史の学校は、長崎市に在住、在勤、在学の方であれば、どなたでも受講ができます。長崎市に転入されてきた方なども大歓迎ですので、この機会にぜひ応募していただき、これまで知らなかった長崎の歴史や魅力に触れていただければと思います。

セントポール市公式訪問団の長崎市訪問について

田上市長
それから、2つ目のお知らせは、セントポール市公式訪問団の長崎市訪問についてです。これまでもお話をしてきましたが、長崎市と、アメリカのミネソタ州のセントポール市は、1955年(昭和30年)に日本で初めて姉妹都市の提携を行いました。その提携からことしでちょうど60周年を迎えることから、さらなる交流促進を図ろうということで、8月の末には市議会や市民交流団の皆さんとともにセントポール市を訪問いたしました。今回は、逆にセントポール市から公式訪問団が長崎市を訪れることになりましたので、その概要についてご説明をさせていただきます。訪問の日程は10月6日から9日までの4日間で、そのメンバーとしては、今回2度目の長崎訪問となりますクリス・コールマン市長とその奥様や、両市の市民レベルでの交流をずっと担ってくださっているセントポール・長崎姉妹都市委員会から、ジョアン・ブラッチリー会長を初めとする20人の方がおいでになる予定になっています。滞在中の行動予定としましては、まず10月7日の午前中に、長崎の歴史と文化を象徴する祭りでもあります「長崎くんち」をご観覧いただきます。ことしは7つの踊り町の奉納踊りが見られますので、豪華絢爛で、かつ長崎の歴史性からくる文化の奥深さをご堪能いただけるものと考えています。また、「くんち」が終わった後、午後3時からは、長崎市議会において、全員協議会を開催していただくこととしており、長崎市議会としても、最大限の歓迎をもって対応をしていただけることになっています。翌日、8日には、午前中に世界遺産の軍艦島をごらんいただくことにしています。セントポール市には海がありませんので、海上で、日本の近代化に大きく貢献した遺産が長崎市にもあることを体感していただき、長崎の歴史の多様性を感じていただきたいと考えています。またその前日に、「長崎くんち」で諏訪町の「龍踊」をごらんいただいた後ですが、長崎の伝統文化体験もしていただこうということで、長崎女子高等学校の皆さんにご協力をいただく中で、龍踊の体験もしていただく予定にしております。それから、最終日の9日には、純心女子高校で学校交流をしていただくことにしています。純心女子高校は、8月9日の平和祈念式典で例年、プログラムの最後に「千羽鶴」を歌っていただき、平和への想いをご臨席の皆さんに届けていますが、それだけではなくて、純心高校は、セントポールの姉妹都市委員会の皆さんが、セントポール市で長崎の原爆投下日に合わせて開催している平和祈念式典に、「歌の千羽鶴」として生徒を派遣してくださっています。この派遣によって、両市の世界平和を願う気持ちが広がっているわけですけれども、ことしは、姉妹都市提携60周年記念ということで4回目の派遣をしてくださいました。今回のコールマン市長を初めとする訪問団の来崎をきっかけに、純心高校を訪問していただくことで、今後、さらなる交流の拡大につながるというふうに期待をしています。以上が、クリス・コールマン市長を初めとするセントポール市からの公式訪問団の概要となりますが、改めて、8月のセントポール市訪問を含めた60年に及ぶ交流の歴史を確認をしながら、今回、長崎を訪問いただくことによって、両市の友好関係の深まりと市民レベルでの交流の広がりを期待しています。以上ご説明しましたが、詳細はお配りしている資料をごらんいただければと思います。私からは以上です。

質疑応答 

「ながさき歴史の学校」の開校について

記者(NCC)
この「ながさき歴史の学校」というのは、つまり「さるく」の初心者版みたいな感じになるんでしょうか。市長ご自身、「さるく」ワークがお好きということもあって、もともと考えていたものなのか。

田上市長
長崎の歴史って、例えば、「さるく」から体験を始めた人は、歩くと、やっぱりますます興味がわいてくるというところがあって、興味がわいてまた調べると、またおもしろくなって、また調べたくなるという、そういうところがあると思うんですけれども、何か勉強したいなと、例えば転勤してきて、長崎の歴史のことをよく知らないんだけど、おもしろそうだからぜひ勉強してみたいというときに、何か入口があると、そこから長崎の歴史、長崎学の中にも気軽に入っていける、そういう場所が必要ではないかということで、「さるく」と一緒に並んで入口になってもらうという、そういう場所として、こういう学校のようなものがあるといいんではないか。そこでまた、市民の皆さんにも、今度は教える方としても活躍していただけるんではないかということで、以前からこういったものがあると、より底辺を広げていくことができるのではないかというふうに思っていましたけれども、それを今回やってみようということで、今回開校の運びになりました。

記者(KTN)
2つ質問したいんですが、まず、この歴史の学校は、今、3講座設けられているものも、初回が終わったら、また第2回、同じ内容で繰り返し行われていくものなんですか。

田上市長
いや、内容はいろいろ変わっていくと思います。その都度、ことしはこういう内容でいこうか、例えば、世界遺産学習コースについても、恐らく来年は、教会群の内容になっていくと思いますし、また、この3つに分かれている分についても、これで当面いきながら、もっとこんなコースにしたらいいよということを、やり始めるとわかることもいろいろありますから、変わっていく可能性はあると思います。また、その中でも、例えば、学校だから修学旅行をやってみようとか、夏季集中講座をやりますとか、いろいろなおもしろいアイデアというか、バリエーションがとれると思いますので、入口の場をつくることで、いろいろな皆さんのまたご意見がこれから聞けるんじゃないか、アイデアも集まってくるんではないかなというふうに思っています。 

セントポール市公式訪問団の長崎市訪問について

記者(KTN)
もう1点、確認になるんですけれども、2つ目のセントポール市の公式訪問団は20名というふうにおっしゃったのですが、新しくいただいたこの資料では21名になっていて、どちらの方が正しいのかなということは。

田上市長
これ、姉妹都市委員会が20名とコールマン市長を入れてということかな。総勢21人ということです。

記者(KTN)
合わせると21名ということですか。

国際課係長
全部で21名いらっしゃるということです。日程の違いで、20名になったり、21名になったりということです。

田上市長
でも、来る人は総勢で21人。

国際課係長
総勢では21人です。 

福山雅治さんのご結婚について

記者(NCC)
先日、福山雅治さんがご結婚をされて、世間を賑わせておりますけれども、経済効果で、長崎全体でいうと17億8,000万円という結果が出ましたけれども、これを受けてどう思われていらっしゃるのか。 

田上市長
非常に大きな経済波及効果があるということを改めて感じています。恐らく、前回の6年前のコンサートも含めて、このことが大きな賑いにつながるということは、市民の皆さんも感じていらっしゃることだと思うんですけれども、実際にそうやっておいでになったお客様の動きなども含めて、それが経済効果にこうやってつながっているということを数字で見せていただくと、やはり本当に、改めて福山さんの力の大きさというのを感じています。それから、そういったものも含めて、長崎に自分ができること、貢献できることは何かということをいつも考えていただいていますので、それがなければこのコンサートも開かれていないんですけれども、そういう意味では、本当に長崎に寄せてくださる思いと、それを現実にしてくれる行動力に対して、福山さんを初め、事務所の皆さんも含めて、多くの皆さんのお力に本当に感謝をしています。 

記者(NCC)
今回、やっぱり福山さんが、長崎とか、稲佐山と言ってくれることで、随分、県外にも相当のアピールになったと思うんですけれども、これが影響して、交流人口の拡大とかそういうものにつながっていくかとか、そういうものも考えられていますか。 

田上市長
そうですね、ラジオの中などでも、いろいろな長崎のことを話してくださっていて、例えば、長崎でつくったお魚のデザインのバッグとかがあるんですけれども、魚のまち、長崎をPRしようということで、そういうバッグを福山さんが見られて、そのことを話してくださると、その注文が今度やってきて、もう品薄になったりとか、そういういろいろなことが日常的に起きていまして、ファンの皆さんの思いの強さを感じますけれども、本当にいろいろなところで、日々、長崎のことを応援してくれているということをすごく感じます。これからも、先日お会いしたときにも、もっといろいろなことができるんではないかということ、ほかにできることがないだろうかということも考えていただいているみたいなので、一緒に、どういう形があるのかということも考えさせてもらう中で、また一つひとついろいろなご縁もいただければと思っています。 

記者(KTN)
関連になるんですけれども、市長は、福山さんの結婚というお話を聞かれたとき、正直どう思われたのかなということを。 

田上市長
突然だったので、非常にびっくりしました。全く考えていないことだったので、いつ結婚するのかなとは思っていましたけれども、本当に、まずびっくりしたというのが最初の感想ですけれども、本当にうれしいニュース、この前のコンサートのときにも、コンサートを開いてもらったこと自体が、長崎に本当に明るさと活気をもたらしてくれたうれしいニュースだったんですけれども、それにつながって、今回もまた一つ新しい、明るいニュースをもたらしてくれたなというふうに感じました。ファンの皆さんにとってはいろいろ複雑な心境がたくさんあるんだろうというふうに思いますけれども、ますますこれでパワーアップして、いい曲もつくってくれると思いますし、活動の幅も広げてくれたりして、ますます充実するんじゃないかなというふうに思っています。 

BSL-4施設について

記者(KTN)
もう1点お尋ねしたいんですけれども、話は変わりまして、BSL-4施設のことになるんですが、今、県と大学と長崎市に連絡協議会をつくって、話を進められていますけれども、市としては、これからどのような立場で、連絡協議会で話し合いに参加していきたいのかなということと、地元の理解というのがすごく、どこまでいったら地元の理解が得られたというのか、難しい認識になると思うんですが、市としては、地元の理解ってどういうものだというふうに考えているのか、2点教えていただけないでしょうか。 

田上市長
基本的な立場は、ずっと以前から変わっていませんので、この施設が、長崎が持っているポテンシャルを生かして、世界に貢献する可能性を持っているということは十分に感じていますし、そのことが、長崎市が目指す都市ビジョンである世界都市という方向にも合致しているということでもあります。そういう意味では、この施設の持つ非常に大きな可能性というのを感じています。と同時に、それが実現していくとしたときのやはり前提となるのが、市民の理解と安全性の確保ということだと思っていますし、そのスタンスというのは基本的にずっと変わっていません。そういうスタンスで協議会にも臨んでいるということです。その中で、市民の理解というのがどういうところで、どういう判断になっていくのかということですけれども、これは、まさしく今、議論を始めている内容が、その前に開かれた有識者会議の中で、議論の論点のようなものが幾つか整理されています。その中で、例えば、地域との協働であったり、あるいは安全性の確保であったり、場所の問題であったり、国の関与であったり、そういう幾つかの論点が出されていますので、それについてしっかり議論しながら、そういったものがどういう形になっていくのか、どういう形で解決していくのかといったことを議論していく中で、今後の進むべき道が見えてくるんではないかなというふうに思っています。今はいろいろ情報を共有しながら、それに加えて場所ですね、場所をどこにするのかといった5つの論点が、連絡協議会の中心議題になっていきますし、それを、1つずつ議論をし、解決していく中で、先の道が見えてくるんではないかなというふうに思っています。 

記者(KTN)
地元の方からは、何で坂本なのかがちょっと理解できない点があるというお話がありますけれども、市としても、なぜ坂本なのかという点も説明できるレベルにならないと、やはり地元の理解にはつながらないと。 

田上市長
そうですね、そういうことも次の議題になるんではないかと思いますし、そういったことも非常に重要な要素ですし、そういった説明もしっかりと求めながら、一つずつハードルを解決していく、低くしていくという努力をしていきたいと思っています。それもすごく大きなテーマですし、先ほど申し上げた、国がどう関与するのかというのもまた大きなテーマですし、安全性がどういうふうに確保されるのかということもしっかりと確認しないといけませんし、そういった部分を一つずつ確認していく、あるいは説明を求めていく、あるいはそれがまだ不十分ではないかといった意見を申し上げていく、そういった作業を積み上げる段階が今の段階かなと思っています。 

記者(KTN)
立場として、賛成、反対というのが明確にあるというわけではないのですか。 

田上市長
ですから、施設の価値については十分認識をしています。また、それがどこかにあればいいということよりも、長崎の中にあることで、長崎にとっても非常に大きなプラスになる、価値を持っているということも十分認識をしています。それを実際に設置するということになると、やはり前提になるものがあって、それがクリアできたときに初めてそういう設置に向けて進むということになると思うので、今は、そういった前提となる部分、あるいはそれプラスアルファをしっかりと確認をしながら、説明を求めながらいっているという段階です。 

安全保障関連法について1

記者(朝日新聞)
2つお伺いしたいんですけれども、先日、国会で安全保障の法案が成立しましたが、成立したので、今後運用に関して、政府にどのようなことを求めていきたいかということを。 

田上市長
先日、参議院を通過して、法案が成立したわけですけれども、運用については、政府だけではなくて、国会もかかわっていくことになると思いますので、まず基本的に、外交によるさまざまな努力を最大限尽くすということが、当然重要になってくると思いますし、その上で、国会、そして、政府の英知を尽くして、いずれにしても戦争といったようなことがないように、それから、そのことによって人命が失われることがないようにということに最大限力を尽くしていただくことが大事だというふうに思っています。 

九州新幹線西九州ルートについて

記者(朝日新聞)
すみません、あともう一つ、話は変わるんですけれども、九州新幹線西九州ルートの関係で、先日の一部報道で、開発がおくれているフリーゲージじゃなくて、とりあえずリレー方式にしてフル規格を目指そうという動きが県議会の方にあるというふうな話があったんですけれども、ターミナル駅となる長崎駅を抱える長崎市としては、どういう形を望んでいるのか、それにJRとは今どのような話し合いが行われているのかというところをお願いします。 

田上市長
当然、一番望ましい形はフル規格だというふうに思っています。そのことによって時間短縮効果だけではなくて、さまざまな大きな効果が生まれるというふうに思っています。ただし、フル規格にするためには、先日の記事にも書かれていましたけれども、いろいろなことを考えないといけない、決して単純ではない部分がありまして、そういう中で、今、佐賀県の方でもいろいろな市、町の議会などでも、フル規格を求める動きがあったり、そうでない動きがあったりというふうな状況にあるというふうに思っています。長崎市としては、現状では、フリーゲージトレインが、ほとんど1年前になりますけれども、トラブルが起きて、チェックをしている状態ですけれども、それが今、どういう状態になっているかという情報がまだつかめていませんので、この情報についても1年近くなるということで、ぜひ現状について説明をいただきたいなというふうにも思っています。そういった中で、今後、フル規格の部分については、まだ今の段階では、佐賀県のルート、要するに、武雄から長崎まではフル規格の工事が進んでいますので、これはフル規格で完成するとして、フル規格で完成しないと、実際は駅舎も完成しないわけですので、フル規格で完成するという作業をしっかりと進めながら、将来に向けてどういった形がいいのか、とれるのかということを見きわめていきたいと、佐賀県側の動きもしっかりと見守っていきたいというふうに思っています。リレー方式というのは、そういう意味では、鹿児島本線でも、八代~鹿児島間で実際に採用された方法ですけれども、これについても恐らくいろいろな検討がされているんではないかなと思っているんですけれども、それも一つの方法であるというふうに考えています。 

記者(朝日新聞)
JRに説明を求めているけれども、JR側から説明はないという理解でいいですか。 

田上市長
いや、今のところ、まだJRの方も検証をされている段階だと思うんですね。そういう意味では、こちらからも、間もなく1年という時期でもありますので、どういう状況になっているのかということを、情報を集めてみたいというふうに思っています。 

記者(朝日新聞)
今、とりあえず、何もしていないという理解でいいですか。 

田上市長
待っているという状態ですね。ずっと検証作業をしてくれているというふうに思っていますので。 

県庁舎跡地活用について

記者(NBC)
県庁の跡地の活用の件なんですけれども、県との協議で、例えば相談がきているとか、提案があっているとか、何か進捗していることがあれば教えていただきたいということと、地元の自治会からは、市庁舎をという要望もあっていますけれども、それについての対応についてお願いします。 

田上市長
県庁跡地については、ずっと県とのやりとりは続いていますので、そういう継続した状態にあるということ、どういった方法があるのか、どういった配置の仕方があるのかといったことについて、ずっと協議を継続しているという状況です。その中で、後半の方の県庁跡地に市役所をというご意見があるということですけれども、そういった意見については、先日の議会の中でも、そういうご質問がありました。これについては、これまでさまざまな議会での議論、あるいは特別委員会での議論、あるいは市民の皆さんの意見を踏まえる中でさまざまな議論を積み重ねてきた結果が今、公会堂跡地に市役所をという形の施策として今、進んでいるという状況ですので、また、県庁跡地の方も、県庁跡地の懇話会の中で、最初の段階の懇話会の中で、県庁のような行政機関がここに長い間あるということは好ましくないということが明確に示されていますし、そういう中で、市庁舎の検討がされてくる中で、今、公会堂の跡地という方向が決まっているわけですので、そういう意味では、この方針を変えるということは考えていません。 

安全保障関連法について2

記者(NHK)
短く2点お伺いします。1点目は、先ほど質問もあった、国会の安全保障法の関連ですが、市長はかねてより慎重な審議を求めていましたけど、その点についての受けとめを改めてお伺いします。 

田上市長
慎重な審議をということについては、平和宣言の中でも述べさせていただきました。そのことについては、委員会の中で強行採決の形で、今回審議が進んでいったということについては、恐らく法案に反対の方も、賛成の方も含めて、残念に思っていると思います。多くの皆さんがそうだと思います。今後、そういう意味では、一たん法律が成立していますので、継続して、しっかりとした説明を、政府にはしていただきたいというふうに思っています。

世界遺産について 

記者(NHK)
もう1点、また別の問題ですが、世界遺産に関して、ちょうどイコモスの調査がキリスト教関連遺産の方で始まったというタイミングでもあるので、長崎市に6つの資産もある中で、2年連続を目指すということだと思うんですけれども、いろいろな、出津の活性化だったり、東山手のまちづくりにかかわってくると思うんですけれども、今の、現状での期待とか、課題とかを教えてください。

田上市長
イコモスの調査が、長崎市も終わったばかりですけれども、順調に進んでいるというふうに思っています。これまで、地元の皆さんを含めて、本当に長い準備期間をかけてここまでたどり着いてきていますので、来年は、ことし以上にといいますか、スムーズに登録にたどり着くと、登録していただけるということを期待しています。難しいのは、やはり受け入れ態勢の部分で、これについても、教会守などのシステムを活用した、実際に祈りの場、生活の場である教会と、世界遺産によって訪れたいと思う方がふえるという状況をどうマッチさせていくかということについての準備も進んできています。そういう意味では、恐らくスタートすると、現場、現場で、小さなそういったずれというのは出てくる可能性はあると思うんですけれども、そうならないような努力は最大限されてきているというふうに思っています。また、いろいろ駐車場ですとか、トイレですとか、サインですとか、長崎市の方でも準備をこれまでやってきていますけれども、それを重ねて、ぎりぎりまで、来年まで続けると同時に、恐らく、始まって動き出して初めてまた、思った以上に来られたりですとか、使い勝手が悪かったりですとかいうこともあり得ますので、そういったところまで含めてしっかり受け入れ態勢を整えて、来てよかったというふうに言っていただけるように、手を抜かずに、気を抜かずに、対策を講じていきたいと思っています。 

安全保障関連法について3

記者(長崎新聞)
先ほどのNHKさんの質問で、確認なんですけど、平和宣言の中では、安保法制のことで慎重審議を求めるということで、市長ご自身も残念だと思っているということでよろしいですか。

田上市長
そうですね、はい。

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