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2013/04/12 市長記者会見(定例)

更新日:2013年4月12日 ページID:023692

市長記者会見(定例)

平成25年4月12日(金曜日) 午後2時00分~2時37分

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発言内容については、わかりやすいように一部変更してある場合があります

1 市長発表・質疑応答

市長発表 

 市長の海外出張について
  発表資料1(PDF形式:91KB) 発表資料2(PDF形式:105KB) 発表資料3(PDF形式:1,361KB)

 景観専門監の設置について
  発表資料1(PDF形式:89KB) 発表資料2(PDF形式:148KB) 発表資料3(PDF形式:646KB)

質疑応答 

 市長の海外出張について1
 市職員の不祥事について
 市役所桜町第2別館外壁改修工事での違反について
 NPT再検討会議第2回準備委員会について 
 市長の海外出張について2

2 会見録

市長発表    

市長の海外出張について

田上市長
 それではまず、4月14日から27日まで、スイスのジュネーヴで開催されます、核不拡散条約(NPT)再検討会議の第2回準備委員会に参加するため、ヨーロッパに出張しますので、その概要についてご説明をします。
 まず最初に訪れるのはドイツ連邦共和国ですけども、ヴュルツブルク市との市民友好都市提携についてお話をさせていただきたいと思います。
 ヴュルツブルクは19世紀に出島の商館医として赴任し日本の近代化に大きく寄与したシーボルトの生誕地であり、現在もシーボルトに関係する団体や、日本から持ち帰った資料が数多く保管、展示されている、長崎と非常につながりが深い都市です。今回、シーボルトがつなぐ両市の歴史的な関係を未来に継承するとともに、市民や民間団体間の交流をより一層促進させるという目的で、市民友好都市の提携を行うこととなりました。提携に至る経緯ですけども、昨年の4月に長崎市からヴュルツブルク市へ文書による提携の申し入れを行い、5月には、ゲオルク・ローゼンタール市長を表敬訪問して、改めて提携の趣旨を説明するなど、関係する皆さんのご理解とご協力について、お願いをしてきました。その結果昨年12月にヴュルツブルク市議会において市民友好都市提携のご承認をいただきましたことから、ヴュルツブルク市を訪問し、今回提携の調印を行うということになったものです。提携の調印式は4月17日の午後2時から、ヴュルツブルク市役所で行うという予定になっております。この席には板坂市議会議長もですが、中根猛駐ドイツ大使もご同席いただける予定になっております。
 このヴュルツブルク市の紹介ですけども、場所はドイツの中央部のやや南である、バイエルン州に位置をしまして、面積は約88㎢、人口は約13万人となっています。ドイツの有名な観光スポットでありますロマンティック街道の起点として、またフランケン・ワインの集積地としても知られています。また、1981年には、レジデンツが「ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
 このヴュルツブルクにある、シーボルトゆかりの施設としましては、ヴュルツブルク大学やシーボルト博物館などがあります。1996年には、長崎のシーボルト記念館とヴュルツブルクのシーボルト博物館の間で友好博物館を提携しています。また、同じく1996年に、長崎大学とヴュルツブルク大学が学術協定を締結して以来、交換留学生の相互派遣を行ってきましたが、近年においては、こういった人的な交流の輪が更なる広がりを見せようとしております。そういった中で、このたび、4月17日に調印式を行うことになりましたけども、ここまで至るまでの間に、ご協力いただいた皆さんに感謝したいというふうに思っています。今回の提携によりまして、市民友好都市はイギリスのアバディーン市、中国の中山市、そしてオランダのライデン市に続いて4都市目となります。この提携により人的交流をさらに促進させ、世界都市を目指して世界とつながるネットワークを広げていきたいというふうに考えています。
 また、そのあとモナコを訪問することになっています、2番目の訪問地ですね。
 このモナコは、昨年10月5日に「夜景サミット2012 in 長崎」において、長崎、香港と並んで、世界新三大夜景に選ばれました。モナコは「地中海の宝石」とも称される美しいリゾート地として有名ですが、まるごと一国の夜景が楽しめるという貴重な夜景を持っている都市でもあります。街の夜景、それから歴史的建造物のライトアップ、花火等の夜間イベントも豊富であり、夜景を活用した観光的な取り組みも進んでいるというふうに伺っています。昨年長崎で行われた10月の夜景サミットにおいて、世界新三大夜景が決定した際に、モナコからメドサン大使が出席をされました。その際に、長崎とモナコが、お互いに夜景を活かして今後協力をしていこうということになりました。その後連絡を取り合い、このたびのヨーロッパ出張の際に、モナコにおいて、二つの都市、モナコは国家でもありますが、夜景パートナーシップを正式に締結することとなりました。今後の相互の夜景情報の発信では観光交流の促進などについて、意見交換も行っていきたいというふうに考えています。
 モナコ市の紹介ですが、場所は周囲3方をフランスに囲まれている、地中海に面した場所にあり、面積は約2,02㎢、人口は約3万6千人となっています。モナコには100ヶ国以上の方が居住しており、まさに世界に繋がる発信力のある都市ということがいえると思います。主要な産業は観光業、それから金融業です。F1モナコグランプリ、モンテカルロオープンテニスなども有名です。政治・経済ともフランスとの結びつきが強い国家でもあります。
 それから最後に、そのあと2015年NPT再検討会議第2回準備委員会に参加するため、スイスのジュネーヴを訪問します。準備委員会のNGOセッションでのスピーチや日韓NGO主催のワークショップへの参加のほか、日本語補習学校の訪問なども行います。
 また、軍縮代表部の天野大使を表敬訪問し意見交換を行うほか、ロビー活動において各国政府代表と意見交換を行う予定になっています。
 今回は、長崎県、長崎大学と長崎市でつくります「核兵器廃絶長崎連絡協議会」の事業として、はじめて「ナガサキ・ユース代表団」を派遣しますので、彼らと日本語補習学校を訪問するほか、可能な限り連携を図りながら、長崎チームとして効率的に活動したいというふうに考えております。

景観専門監の設置について 

田上市長
 それから、ヨーロッパの出張から外れまして、二つ目の今回ご説明ですが、4月1日に設置しました、景観専門監についてご説明をさせていただきます。
 長崎市では、今後10年間で長崎駅周辺の再整備事業や、市庁舎の建替え、出島表門橋など、大型の公共事業が一斉に動く時期を迎えております。これはまさに、新しい街の姿をつくる、絶好の機会というふうにも考えています。そのため、これからできる施設のデザイン、あるいはエリアのデザインは、相互に調和のとれたものとしたいというふうに考えています。こうした施設の設計に関わる職員も、景観や施設のデザインについて、意識やセンス、技術を向上させていく必要があります。そこで一つは大型公共施設あるいは街の総合的なデザインの調整をしていただくという目的、もう一つは、研修や職員とのフィールドワークなどを通じた職員の意識の向上、技術の向上などをお願いしたいという2つの目的で、景観専門監というポストを設置することにしました。
 九州大学特任助教の高尾忠志先生を非常勤の特別職としてこのポストにお迎えすることにしました。高尾先生の経歴や活動内容につきましては、プロフィールをご参照いただければと思いますが、先生はすでに九州の各自治体において、数々の景観形成に関わる業務を実践してきておられます。また、駅周辺部のデザインも手掛けておられます。まさにこれからの長崎市の景観づくりに、特定の分野の景観づくりというより、あらゆる分野の景観のプロデューサー的なあるいはコーディネーター的な役目を担っていただけるということで、今後の景観づくりにうってつけの人材であるというふうに考えております。今後は長崎市に軸足を置いて、景観づくりの企画立案の段階から職員と一緒になってデザインの調整や指導等を継続的に行っていただいて、長崎市の街の魅力を高める動きに力をお貸しいただきたいというふうに考えています。
 以上、ご説明いたしましたが、詳細についてはお配りしています資料をご覧いただければというふうに思います。
 私からは以上です。

 質疑応答

市長の海外出張について1

記者(NBC)
 まずNPTですけど、今回の準備委員会のポイントとそこで市長として、どういうアピールをされるのかをまずお聞かせください。

田上市長
 今回の準備委員会は、2回目の準備委員会ということで、2015年の再検討会議の議論のテーマの整理がされるというふうに思います。順調にいけば議題についても詰まっていくのではないかと考えています。そうなってほしいというふうに思っているわけですけども、NGOセッションの中で今回も、短い時間ですけどもスピーチの時間をいただきましたので、いくつかの点について主張をしていきたいと考えています。
 基本はこれまでと同じく、国益の論理であったり、あるいは軍事力の論理・視点ではなく、そういう偏りがちになる議論の中に人間の論理、人間の視点を持ち込むというのが被爆地の役目であるというふうに思っています。その中で、特にひとつは核抑止論では安全を手に入れることはできないと、現実が北朝鮮問題イランの問題を始め、そういうふうになっているという、現実をしっかり直視すべきであるということが一点。
 それから、オスロで核兵器の非人道性に関する国際会議が開かれましたけども、朝長先生に出席をいただきましたけども、それに対して被爆地でこれまで被爆地の評価、被爆地の声というのですか、これまで伝え続けてきたことが取り上げられたという反応についても説明したいと、紹介をしたいということ。
 それから、三点目にグローバルな取り組みと地域的な取り組みの両面からのアプローチが必要だということを改めて呼び掛けたいと思っています。グローバルというのは当然核兵器禁止条約等を含めた動き、それからエリア的な、地域的な取り組みというのは北東アジア非核地帯に代表されるような動き、どちらの動きも必要だということを呼びかけ、最後に四点目ですけども、核兵器廃絶に向けて力を結集しようということを呼びかけさせていただきたいと思います。
 今回、前回よりも短い時間になりますので、できるだけコンパクトに今申し上げた要素をまとめたいというふうに思っております。

記者(NBC)
 海外出張の件ですけども、今回2週間で議会も行かれるということで、総勢12人ということで、あまりこういう大勢で行かれるのは珍しいと思うのですけど、費用対効果というのがありますので、予算としてこれはどのくらいかかるのかということがまず1点。それからモナコですが、モナコについては具体的にどういうことをされるのかもう少し具体的にご説明いただけますか。

田上市長
 予算的なことは後で説明させていただきますけども、モナコについては先ほど少しご紹介したように、世界新三大夜景のひとつということで、昨年の10月に大使との間でいろいろお話をする機会があって、これを縁にということなんですけども、おそらく相互にお互いの夜景をPRするといったようなことがひとつこれから考えられるというふうに思っています。モナコの、例えばパンフレットであったりホームページであったりの中で三大夜景ということで長崎のPRをしていただく。長崎もモナコの夜景についても情報を発信していくといったようなことが考えられるというふうに思っています。実際に今回、調印をする相手方もですね向こうは国になりますので、モナコの観光局の局長との間で調印をすることになるという予定になっています。

記者(NBC)
 その調印の中身をもう少し教えていただけますか。

田上市長
 お互いに協力して、夜景協力の協定という感じですよね。夜景観光の振興についてお互いに協力し合っていこうというような趣旨になるということです。

記者(NBC)
 そのパンフレットを通してお互いをPRをするという以外には何かないですか。

田上市長
 提携確認書の文章の言葉を使いますと、今後双方が夜景を通じますます交流を深め、また、世界に向けて相互に夜景情報の発信を行う「夜景パートナーシップ」として提携することを確認するという内容になっています。ひとつは文言があったように夜景情報の発信ですね、これを先ほど申し上げたホームページに載せたり、パンフレットで相互に情報を発信し合うということ。その他、今後旅行関係者、観光関係者のネットワークであったり、あるいは旅行業者等への情報提供について、相互に支援を行うといったようなことについても協力し合えればというふうに思っています。例えば、お互いが何かのイベントをしたりするときに、今度うちでこういうことをやりますので、モナコについてのPRをします、とか、そういうことがお互いにできるようにならないか、といったようなことも含めて、具体的には今後どういったことが可能なのか、ということを今回お会いしたときに意見交換を行っていきたいというふうに考えています。まだ、モナコの夜景がどういったものかというのを直接には拝見していない中での訪問でもあり、夜景をぜひ見せていただいていろんな工夫をされているとお聞きしていますので、参考にしたいというふうに思ってます。

記者(NBC)
 議会と一緒に行くようになった経緯とはどういうことですか。

田上市長
 市の方からお願いしたのは、議長に同行をお願いしているということがあります。これは、ヴュルツブルク、モナコというのが都市を代表して都市と都市同士の提携の調印ということで、議会の代表として議長にも行っていただいてということです。その他の議員さん方は政務調査費を使った自主的な参加というふうに聞いています。
 ※「政務調査費」とあるのは「議員の海外派遣費」の誤りでした。

記者(NBC)
 それからヴュルツブルクですけど、これについては既にオランダのシーボルトゆかりのライデンとも市民友好都市の提携しているわけですけども、これによって具体的に民間の交流としてはどんなことが想定されているのですかね。

田上市長
 今、少し具体的になりつつあるのがライデンとヴュルツブルクを結んだヨーロッパのシーボルトさるくのようなかたちのツアーの企画が民間サイドで既に進んでいると、準備されているということを聞いていますので、そういったものに支援するといったようなことは具体的に進んでいます。
 それから、向こうを訪問した時にヴュルツブルク大学を訪問したいというふうに考えております。ここはもう、ご存じのようにシーボルトのゆかりの大学であり、長崎大学の医学部とはこれまでもずっと交流を1996年から続けてきて、交換留学生をお互いに派遣し合うという交流をしていますので、特に長崎大学が非常にグローバル人材の育成ということもあり、さらにその交流を深めようと、広げようと、世界に翼を広げようという時期でもありますので、こちらから行っている留学生のみなさんにも提携の調印式に出席いただいて、市民サイドもといいますか、行政関係者だけではない中で両市の友好を深めていきましょうということもアピールしたいというふうに思っています。

市職員の不祥事について

記者(NBC)
 不祥事が最近ありましたけども、スマートカードの件についてはまさに上司のチェックミスというか、チェックが全くなされていなかったということですけど、去年、おととしと不祥事が相次いで、市としてはいろんな対策を打ち、努力もされたわけですけれども、それが浸透していなかったということを踏まえ、どう受け止められて今後どうされるのか。

田上市長
 そのこともですし、先日土地開発公社の建物の色の件もありましたけども、職場の中での基本的な事ですね。しっかり上下の関係、それから横の関係ですね、これはまたいくつかの事案がありましたけども、グループホームの連携の不足もそうですけども、こういったことがひとつひとつの事象というよりも、組織としてやはりしっかり連携をとる中で仕事を進めていくという基本の部分をしっかり確認して、そういったことについて全庁で取り組んでいく必要があるというふうに考えています。今回そういう意味では、11の重点プロジェクトの中のひとつになっていますしごと改革プロジェクトについて、ひとつひとつの仕事にしっかり目的があって、そこに向けて仕事をしているということ、そして、具体的にそこにどういう成果を上げていくのか、ということをしっかり認識する仕事の仕方を身につける。身につけるといいますか、再度身につける取り組みを進めていきたいというふうに考えています。それと、景観専門監のお話を先ほどしましたけども、これは直接そういうことがあってということではないですけども、やはりしっかり育成する体制についても新しい方策、手法も含めて導入を図っていきたいというふうに考えております。

市役所桜町第2別館外壁改修工事での違反について

記者(長崎新聞)
 桜町の別館の関係で130万円余分にかかるということで、これに対して市長は今おっしゃいましたけども、どのように受け止められているかということと、今日、経過説明に一部誤りがあったということで発表がありましたけれども、こうなると景観法には違反するとしても景観条例には違反しないというになるのかということと、処分についてはどのように考えられているのか。

田上市長
 景観条例について2年前から動いていますけども、この中で景観形成地区といったような特別な地区だけではなく、他の地区についてもこういった色の規制などをうけるというルールに変えていますので、そういう意味ではその動きの中に、違反しているということである、というふうに思います。

記者(長崎新聞)
 景観条例にも違反しているということですか。

建築課長
 色自体の相違というのがありまして、景観法には抵触しておりますが、当初出していた変更の手続きについては、今回は除外ではないですけど景観法自体には抵触しておりますので、そっちの方が重いと。

記者(長崎新聞)
 景観条例に違反していたという話は、少し違ったということでいいのですか。当初説明では景観法と景観条例に違反していたというお話だったと思うのですけど、景観条例については新たにわかった手続きの実態からすれば、条例の方に違反していなかったということになるのですか。

建築課長
 そうですね。変更の手続きが、必要かどうかというのが判断になると思うですが、今回の場合はご説明した通り当初の色を手続き上変更したのですが、それを指示しなかったということなので、そう意味では変更の手続きというよりは根本の色の間違えというふうに解釈しております。

田上市長
 処分のお話とも関わってくるんですけども、しっかり事実関係、いま調査中ですけども、詳細に調査して景観についてどの部分がどういうふうにずれていたのか。あるいは責任の問題も含めてしっかり調査したうえで、その後の処分も含めた対策を決めていくことになるというふうに思います。

NPT再検討会議第2回準備委員会について

記者(長崎新聞)
 あと、NPTのスピーチは何分ということになっているのですか。

田上市長
 今ですね、与えられている時間は4分ですね。ですから、当然時間がない中ですので、今回も英語でスピーチをすることになると思います。前回は広島市長は欠席でしたけども、今回広島市長も同時に出席しますので、二人で時間を分け合うような形になるということに、その分時間も短くなっているということですね。

記者(長崎新聞)
 市長が英語で直接スピーチするということですか。

田上市長
 そうです。

記者(朝日新聞)
 スピーチの関係でですね。もう一度改めてNPTの準備委員会、今回2回目の意義付けをもう少し長崎市の市長としてどういうふうに受け止めてらっしゃるか、どういう意義があると考えていらっしゃるのかを聞かせてください。それと、前回はおっしゃられなかったですけども、今回核の平和利用とかNPTの枠では認められている話になっていますけども、そこまで何か踏み込んだ発言をされるお考えがあるのかということを。

田上市長
 毎回そうなんですけども、かなりテーマを絞った形の中でのスピーチをしないといけない、ということは注意したいというふうに思っています。その中で、ひとつ今被爆地としてというお話があったんですけども、前回の1回目の準備委員会のときに核兵器の非人道性について多くの国々が言及するという中で、共同声明が16カ国から出されて、核兵器の非人道性について、これからそのアプローチの中で核軍縮を進めていこうという新しい動きの流れが生まれたのが、第1回目の準備委員会の大きな意義だったというふうに思っています。それをうけて、昨年の平和宣言でも非人道性を柱の一つとして組み立てましたし、またそれがオスロの会議につながり、次のメキシコの会議の流れになっているという意味でいっても、準備委員会が2015年に向けて、あるいは核兵器の廃絶について新しい流れを作っていく、あるいは力を結集していく非常に大事な場のひとつになるというふうに思っています。これまでもそういう意味では、準備委員会がうまくいった時もあれば、なかなか流れが作れなくてほとんど決まらないという準備委員会もありましたし、今回の準備委員会は北朝鮮などの動きをうけて、どういったかたちになるのかというのは少し予断を許さない状況だというふうに思っています。しっかりと核兵器の非人道性の流れもメキシコにつながる流れを作ってほしいと思いますし、また北朝鮮の動きと流れを受けて、これが核兵器廃絶に向けて、核兵器をなくさなければならないんだ、という流れにつながっていくことを期待したいというふうに思っています。

記者(長崎新聞)
 NPTですが、ロビー活動が非常に重要な取り組みだと思うのですけど、本筋の部分でこちらの意向をどう各国の代表団に伝えるかということ、ロビー活動の戦略というか、どう各国との接触を図ろうとするのかというのは何かありますか。

田上市長
 ロビー活動ですね。これも毎回そうなんですけども、行っていろんなアポイントとって来ていただくようなかたちになって、どことどこがあらかじめ相当前から決まっているというかたちではなくて、まさにロビー活動、前日であったり、その日に決まってという流れなんですけども、その中でひとつこれまでの経験を踏まえていうと、各国がどういう動きをしようとしているかっていうのを把握するのにひとつ有効な方法だというふうに思っています。その中で、どことどこがこれからアプローチしてネットワークを広げて、組んで、パートナーとして一緒にやっていく可能性があるのか、といったことを把握していくのにロビー活動というのは非常に有効だというふうに思ってますし、まだ情報が入っていない各国の政治的な状況なども踏まえた説明が大使から聞けたりするときもありますので、そういう情報収集がひとつ重要だと思っています。平和市長会議の中のロビー活動ですので、本当にこちらの考え方というのは割と理解されている部分があるのですけども、そういった中で、前回もノルウェーの大使からぜひ、あるいはノルウェーの関係者から国際会議をやるという話がそこで出てきて、それがひとつまた力の結集につながっていった部分もありますので、情報収集がひとつ重要な要素だと考えています。

記者(朝日新聞)
 先ほど16カ国の声明の話をされていましたけども、日本が入っていなかったと思うんですけども、そのことについてはどういうふうに受け止められてらっしゃるのですか。

田上市長
 その後のニューヨークでの軍縮会議の中でも、日本は加わっていなかった。それは核兵器の非合法化という部分が現状と合わないということで、参加をしなかったわけですけども、その時の声明については、そもそも話が無かったということだったんですね。呼びかけが日本政府に対して無かったという説明だったんですけども、そのこと自体が日本政府のそれまでのスタンスをある意味では表わしていて、評価されていないということであるというふうに思いますし、今回その後のニューヨークでの共同声明に参画しなかったと、これは内容的にいうと非合法化よりもむしろ非人道性に重点を置いた内容で、加わりやすい内容であった、非人道性に軸足を置いて力を合わせていこうといった内容だったと思うんですけども、それにも参加しなかったということで、こういったことが繰り返されると、日本のそもそもの被爆国としての取り組みに疑念を持たれていく、本当に廃絶に向かおうとしているのかといったことについても信頼性が無くなっていくと思いますので、ぜひそのことについても考えを変えていただきたいというふうに思いますし、被爆国としてやはり先頭に立ってほしいというふうに思っています。

市長の海外出張について2

記者(NBC)
 私の質問にまだ市長はお答えになっていないので。予算のことですね。

国際課長
 780万円程度ですね。予算ベースで。

記者(NBC)
 
トータルで。他の議員さんの分も含めてですか。

国際課長
 市の方の予算で、議会の方の予算は別途になります。

記者(NBC)
 議員の予算はまた別の議会予算ということになるわけですね。

国際課長
 そうです。

記者(NBC)
 議会の予算はどれくらいなのですか。

国際課長
 3期以上の議員さんが1回につき100万という制度がありますので、その中での支出になりますけども。

記者(NBC)
 議会として別にしても今回。

国際課長
 枠としては今回6人行かれますので、600万が予算枠としてはあります。

記者(NBC)
 では実際かかるのはいくらなのですか。計算するでしょう。

国際課長
 行程がまだ変動しているところがありますので。

記者(NBC)
 いやいや。旅行代理店とか含めて振り込んだりしないといけないわけだから、その数字出ているわけですよね。

国際課長
 今最終調整しているところなので、額が今現在わかりません。

記者(NBC)
 約どのくらいなのですか。

国際課長
 約1人あたり80万くらいだと思いますけども。

記者(NBC)
 議長さんに一緒に行ってほしいとおっしゃっていましたが、奥村さん含めて他の議員さん達が行く意味というのはどういう意味なのですかね。これは議会に聞かないといけない話ですけど、市としても市長としてもトップとして行かれるわけですから、その辺はどういうふうには把握してらっしゃるのですか。

田上市長
 参加のかたちが政務調査の範囲ということですので、個々についてどうこうという立場ではないというふうに思っていますが、これは初めてではなくて昨年のブラジルのサントス市との姉妹都市の40周年の記念式典等の際にも数人の市議会委員のみなさん。
  ※「政務調査」とあるのは「議員の海外派遣」の誤りでした。

記者(NBC)
 何人行かれたんですか。

国際課長
 5人です。

田上市長
 それは一定の向こうでの行動も含めて、県人会との友好も含めて役割を果たしていただいたと考えています。

記者(NBC)
 今回はどう見てらっしゃるんですか。

田上市長
 今回は政務調査の範囲内ですので、個々の分についてのコメントを別にしまして、ヴュルツブルク、それからモナコについては調印の場でもありますので、市をあげて議会も含めてですね、両市の友好、あるいは交流の関係を深めていきたいという意思をぜひ示していただければと思っていますし、ジュネーブでの国連の活動については平和市長会議での活動の場もありますので、そういった場でぜひ長崎市、被爆都市としての議会からの核兵器廃絶に向けた意思もそれぞれにお伝えしていただければと思います。
  ※「政務調査」とあるのは「議員の海外派遣」の誤りでした。

記者(NBC)
 率直に私の感想を言わせていただきますけれども、やっぱり費用対効果のことがお伺いしてですよ、モナコとかヴュルツブルクも含めてこれだけ大挙していく程の費用対効果なのかと。これだけ税金が、市民の暮らしが厳しい中で、2週間もこういう大挙して、政務調査費といいますけど元々市民の税金ですからね。それを使って、千何百万も使って行くような大事業なのかと。NPTの再検討準備委員会ですからね。本番じゃないんですからね、と私は感じました。

 

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