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2011/12/27 市長記者会見(定例)

更新日:2011年12月27日 ページID:023163

市長記者会見(定例)

平成23年12月27日(火曜日) 午後3時32分~午後4時06分

【Youtube】www.youtube.com/watch(新しいウィンドウで開きます)

発言内容については、わかりやすいように一部変更してある場合があります

1 市長発表

2 会見録

市長発表

今年1年を振り返っての所感について

田上市長
ことしも、12月27日ということで、あと残すところわずかになりましたけども、1年間、皆様には、いろんな形で、イベントの告知なども含めて、情報提供にご協力いただいたことを、まずお礼申し上げたいと思います。

そして、まず、27日、年末ということで、ことし1年を振り返っての所感について簡単にお話をさせていただきたいと思います。

今、時代の大きな転換期にあるということで、私の役目は、この新しい次の時代の長崎の基礎をつくることだというふうに思っていますけども、そういった意味合いで見たときに、ことしは幾つかの前進があった年だったというふうに思っています。

一つは、まさに、きのう、与党、政府で正式に発表がされました、合意がされました、新幹線の予算がつくということ、これは本当に大きな前進だというふうに思っています。40年近くにわたって多くの皆さんが取り組んできた、歴代の知事、そして、国会議員の皆さん、県会議員の皆さん、市議会議員の皆さん、そして、市長、そして、経済界の皆さん初め本当に多くの関係者の皆さんが取り組んできたこの課題が、諫早長崎間を含めて大きな山を越えたという感じがしています。その意味では、ことしの長崎市に関するニュースの中でも非常に大きなニュースに位置づけられるというふうに思っています。この、特に、新幹線の場合は、単純に新幹線ができるということではなくて、今、長崎がまさに総合計画の中でも示している「世界都市」、「人間都市」という方向を目指そうとするときに、交流のまちとして生きようというのが一つの大きな方向性になっていまして、その意味では、上海航路の就航と機を一にして、こういう陸路の充実が方向づけができるということは非常に大きいと思っていますし、また、特に、長崎駅が、この正式に決まることで、新幹線を前提にしたまちづくり、区画整理ができるんですね、これは非常に大きなことで、これが決まらないままに駅の周辺の区画整理が進むと、結局、新幹線が来るのか来ないのかわからないままに、駅舎の表をどういうふうにつくればいいのかということも明確でないまままちづくりを進めなくてはならないという意味では、まちづくりの面でも非常に大きな前進であったというふうに思います。まだ最後の手続きが残っていますけども、そこもしっかり年度内に決着がつくような方向で、関係者の皆さんとも引き続き努力をしながら、何とか年度内に認可・着工というところまでいければと思いますし、また、これが決まると、次、私たち地元が、いかにこれを生かして地域の活性化につなげていくかと、これは地元の大きな責任でもありますので、その意味では、沿線の市だけではなくて、周辺の西九州全体の地域の皆さんと一緒になって、この新幹線を生かしたまちづくりの取り組みもこれから充実させていかなければならないというふうに思っています。

それから、ことし前進したものという意味で言いますと、国連の欧州本部に核兵器のコーナー、常設展示をすることができました。これも大きな前進だというふうに思っています。特に、欧州本部が軍縮関係の会議をする場であるということ、そして、そこに長崎の浦上天主堂の天使像を展示できたということは非常に大きな意味があると思いますし、実は、向こうに伺ったときにも、向こうの関係者、何人もの皆さんから、去年から始まったこの動きが、ことし実現するということは思わなかったと、想像できなかったというふうにおっしゃる方が何人もいたぐらい、難しい、欧州本部にとっても初めての試みでしたので、それが、本当にこれも多くの皆さんの援助があって実現できたということ、しかも、長崎サイドが非常に強くかかわったという意味でも、意味のあることだというふうに思っています。

それから、もう一つ上げるとすれば、客船の連続受注が、連続建造計画が受注するということで前に進んだこと、これは、昨年の長崎サミットのときにも話題になっていた大きなテーマでしたけども、これが受注に向けて前進したということ、これも大きな一歩だというふうに思っています。そして、もう一つ大きいのは、この客船の受注に関して、例えば、ずっと以前であれば、これは三菱重工の事業のことだというとらえ方が一般的だったと思うんですけれども、これを長崎の出来事として、経済界であったり行政であったりが一緒に、それぞれできることを出し合うことで、この連続建造という動き、経済界にとっての大きな動きを、それぞれ後押ししていこうという体制が動き出しているということも、非常に大きな、以前と違う様相であって、今、本当に政財官とか産学官とかよく言いますけれども、そういうものがそれぞれできることを出し合う中でないと、実は効果が出ない、スピードもおそくなるという、それを長崎は克服しようとしている、その姿のあらわれだというふうに思いますので、これもしっかり、客船の連続建造がうまくいくように、それぞれできることを出し合っていき続けたいというふうに思っています。

そのほかにも、幾つか前進という意味で言いますと、ハード面で言いますと、伊王島大橋であったり、南環状線であったり、あるいは市道油木町西町線であったり、新地橋広場であったりといったようなところが、ことし完成をするという年に当たりました。これも多くの皆さんの長年の力が結実したという形だと思いますし、また、その中でも特に、新しいチャレンジというような意味で言いますと、「長崎市包括ケアまちんなかラウンジ」ですか、これは特にがんとか難病とかの皆さんが在宅で医療を受けられるようにということで、その仕組みをつくっていこうということで、これまで3年間にわたって、医師会の皆さんを中心にいろんなネットワークをつくって実践を積み重ねてきた、その経験をここで終わらせてはいけないということで、長崎方式でそれを残していこうということで、ことしの春にスタートした事業ですけども、これも小さな江戸町センタービルの2階にある一コーナーでスタートしてますけれども、この先にあるのは、やはり医療と介護と福祉の連携ということであろうと思いますし、それを医師会を中心にいろんな薬剤師会、看護師の皆さん、いろんな皆さんが連携する中で動き出したということは、これも一つの大きなチャレンジだというふうに思っています。
それから、そのほかにもいろいろ防災マップづくりも、ことし3月11日の震災もありましたけれども、防災マップづくりについても動き出していますし、それから、「はじめまして絵本事業」なども長崎方式でスタートしていますし、幾つかのそういう市民の皆さんの生活の身近なところでも新しい試みというのがスタートしたということは、私の中では印象に残っていることの一つです。

それから、もう一つ、ことし前進したものということを今、上げてきましたけれども、もう一つ、ある意味では、ランクが次のランクといいますか、次に向けて準備が進んでいるというものも幾つかありまして、その一つは上海航路だと思うんですけども、これは来年のスタートになりますけども、このスタートに向けてずっと関係者の皆さん準備を進めてきた、これも次の長崎にとって大きな財産になるものですので、必ず成功させないといけない、そこに向けて力を合わせることができるかどうかということが試されているという意味では、次の大きな種だというふうに思っています。

また、その意味では、長崎大学の核廃絶研究所についても来年にスタートするということで、長崎大学の皆さん中心に関係者の皆さん集まって準備を進めていますけれども、これもまた、長崎に不足していた研究機能を補うことができるという意味でも、楽しみの一つだと思っています。

それから、あと矢上大橋の無料化についても来年ぜひ実現をしたいと思っていますし、新長崎市史についても、新しい長崎市史ですね、これは、長崎、歴史のまちと言いながら、長崎市史の完成したものがないということで、これをぜひつくりたいと、歴史のまちとしてしっかり次の世代につないでいくためにも、ここで市史をつくりたいと、つくろうということで、今、史家の皆さん中心にスタッフを組んでいただいて、既に編纂作業にかかっていますけれども、第2巻になりますけれども、最初の刊行になりますけれども、来年度ということで、これも非常に楽しみにしています。

そのほかにも、市庁舎の建てかえもことしスタートして、また来年一歩進むと思いますし、コンベンション施設についても、産学官の中で検討がスタートしました。

それから、平和市長会議の参加都市、一斉に原爆展をやろうという企画も今、準備が進んでいますし、港湾計画についても、県の主導ですけども、今、協議が始まった、これも長崎にとっては大きな動きだと思っていますし、出島の表門橋についても交渉が今、進んでいます。そういった次に果実を生んでくれる種のようなものが育ってきた、芽が出てきつつあるというような1年でもあったというふうに思っています。

話し出すとまたいろいろほかにもあるんですけれども、もちろん東日本大震災のことも、特に長崎にとっては、支援しなければならない、放射線の影響を受けた土地が日本にまた生まれてしまったということで、非常に長崎市にとっては大きなショックでしたし、そのことの支援も、今後ともまた、これからはちょっとまた次のステップに進んで、長期にわたる支援が必要になってきているという、いよいよ復興に向けて支援が必要になってきているという時期を迎えていますので、その意味ではオールジャパンで支援をしていかなければならない時期に、区画整理のようなもの、まちづくりとか、そういった専門家方が求められているような段階になってきつつあると思っていますので、長崎からも支援をしっかり続けていきたいというふうに思っています。

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長崎市障害者アート作品展について

それから、もう一つ、「長崎市障害者アート作品展」についてご説明をちょっとさせていただきたいと思います。これは来年の1月に市立図書館で開催するものですけれども、障害のある方の社会参加の場としてアート作品展を開催するということで、市民の皆さんが、障害者の皆さんのそういった作品に触れる機会をつくりたい、そして、障害者への理解を深めていただきたいという目的で開催をするものです。

これまで、長崎市障害福祉センターで、ハートセンター文化祭の一環として展示を行ってきたんですけども、今回、アート作品展という形で単独開催するのは初めての試みとなります。作品展は、来年の1月20日から22日までの3日間、長崎市立図書館の多目的ホールで開催をします。部門は、お手元にもチラシがあると思いますけれども、絵画、工作、手芸・工芸、写真、書道、詩・作文、短歌・俳句・川柳の7部門となっています。

長崎市内外の特別支援学校や障害者施設、障害者団体、個人などから約300点のご応募をいただいております。

初日は、オープニングセレモニーの中で、優秀な作品に対しての表彰も行う予定になっております。
入場無料ですのでぜひ足をお運びいただきますように、よろしく報道にご協力お願いいたします。

私からは以上です。

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質疑応答

上海航路の営業運航について

記者(NCC)
NCCです。先ほど上海航路がとても大きな財産となるだろうというお話がありましたが、まさにこの時間に、1カ月ほ就航がおくれそうだという会見がハウステンボスであっているかと思いますが、それについてのご感想をお聞かせください。

田上市長
日にちが2月の終わりになるということはお聞きをしました。上海航路については、まだそのあたりは確定しない部分でしたので、その意味では、今後のスケジュールが確定したということを歓迎したいというふうに思っています。これまでのさまざまな準備ですとかそういったものがしっかりできるためにもそのあたりをまずはっきりさせて、なるべく早くしてほしいと思っていましたので、その意味では歓迎をしたいというふうに思っています。いよいよそういう日にちが決まってくると、そこに向けて漏らしていないことがないかと、今できることでやっていないことがないかということをもう一度関係者の皆さんとも協議をして、市でできることについてもしっかり組み立てて、取り組んでいかなければならないというふうに改めて思っています。

記者(NCC)
その日にちが確定したといっても、2月の終わり、もう数カ月しかないわけですけれども、それまでで考え得るできることというのはどういうことだなというふうに思われますか。

田上市長
今までも、基本的に、1月の下旬というのを想定しながら準備を進めてきていますけれども、これまでできなかったのが、告知ですとか、あるいは集客ですとか、そういったことができないという状況でしたので、その意味では、改めて、いつからスタートする、あるいは、料金体系がこういうふうになっていてということが伝えられるようになりますので、いろんな皆さんにお伝えするのにはまさにこれからが勝負という、短期勝負になりますけれども、いいスタートを切りたいという意味では、少し時間は後ろにずれましたけれども、しっかりしたそういうPR期間をとってスタートするというのは、むしろいいのではないかなというふうに思っています。

記者(長崎新聞)
上海航路なんですけど、料金が片道9,800円、早割が7,800円、プラスサーチャージが1,800円とかなっているんですけれども、この金額的なものについてのご見解というのは。

田上市長
実は、今、初めて資料も見ているんですけれども、ランクが幾つか分かれていて、一番安いといいますか、料金体系が一番低いのはそのあたりで、もう少し高い皆さんのランクもあるというふうに聞いていますので、そういう意味では、いろんな層のお客さんがお見えになる可能性があるんではないかと思っていますけども、実際には恐らく始まってみないとわからないという部分があると思うんですね。意外な層が多かったりとか、期待していた層が少なかったりとか、そういったことというのは、どの分野でも、経済の分野でもあり得ることですので、そういった意味では、最初の様子、最初の1カ月、2カ月というところをしっかり見ていかないといけないというふうに思います。ただ、料金が安いので、その意味では、日本の若い皆さんですとかについても、ぜひ長崎を起点にして中国に渡る、上海を見る、上海の息吹きに触れる、中国のいろんな都市を見て回るという、そういう日本の若い人たちにもぜひこの航路を利用していただきたいなというふうに思います。

九州新幹線西九州ルートの費用対効果について

記者(朝日新聞)
新幹線のことなんですが、最初にお話もあったんで、あまり水を差すつもりはないんですが、きのう発表があって、長崎新幹線については建設費5,000億円と、中央の方では発表があったみたいですが、所要時間は最短で1時間20分、現行最速45分と言われているんで、実質5,000億円かけて25分時短になるということに関して、もちろん中には、5,000億円かけてたった25分しか時短にならないのに、それでも長崎新幹線っていうのは必要なのかという声もあるとは思うんですが、冒頭、市長もいろいろおっしゃっておられましたけども、それでも新幹線が必要だという点について、改めてお聞きしたいんですけれども、そういう費用対効果のことに関して、そういう批判がある。

田上市長
費用対効果については、別の側面から既に1.1{投資効果(B/C)}という数字が出ていますけれども、これについてはこれからまた検証がされるんだと思うんですけれども、乗り換え時間も含めてもう少し効果については出るとは思いますけれども、その幹線の流れの中に乗るといいますか、入るといいますか、それはすごく大事なことで、今、関西方面、あるいは中国、広島とかから見たときに、やはり非常に時間の感覚として遠いという感覚があるというのは、これは事実ですので、そういう乗り換えも含めて時間短縮ができる、できれば乗り換えなしにフリーゲージで来れるというような形がとれれば、それはやはり心理的に大きなプラス効果になると思いますし、また、上海航路とつなぐことで、中国からのお客さんも長崎発で東の方に動いていけるという、そういう、これはアクセスを一つ、道路をつくることと同じことですので、その意味では、公共交通機関で、環境にもいい形でという形で、そういう道ができるというのは非常に大きな効果があるというふうに思っています。いろんな意味で、単純なそこだけ見る、今の20数分、その数字だけ見る以上の効果があるというふうに思っています。

来年度の市独自の取り組みと子ども手当の地方負担について

記者(時事通信)
すみません、時事通信ですけれども、来年に向けて、今、新年度の予算の作業も多分進んでいると思うんですけれども、先ほどお話が出たもの以外で、これは市が自前でどうしてもやりたいと思っていますということがあれば教えていただきたいのと、ちょっと関連するんですが、国の地財折衝が終わりまして、交付税の総額はどうやら維持されそうです。あと、新しい子ども向け手当も2対1で、従来の、国の負担の方が大きくなりますということで決着したみたいなんですが、その点についての感想を教えてください。

田上市長
来年度については、予算編成これからですので、大きな部分はこれから発表するような形では組み立てになっていくと思いますけれども、先ほど申し上げた幾つかの来年度に向けての部分については、一つの柱のようなものになっていくというふうに思っています。出島の表門橋についても、既に28年には完成させたいということで目標を示していますので、そこに向けて来年前進が必要ですし、こういった長年の懸案については、特に、今の時期になるべく前進させるという形をとっておきたいというふうに思いますし、市庁舎の建てかえについても、それから、駅前の区画整理、まちづくりについても、ちょうど今回、新幹線がおおむね10年ということで、平成34年あたりが目標になるということになりますと、連続立体交差が35年あたりであったり、あるいは、駅周辺の区画整理が33年とその辺なので、34年あたりが長崎のまち、特にアクセスが大きく変わるというところが来年固まってくる、それに向けてしなければならないことが山積するというような10年間になるんじゃないかなと思いますし、そこをしっかりとやっていけば、長崎のまちというのはまだまだ交流人口含めて、あるいは今、産業面も含めてプラスが生んでいけると思っていますので、まちづくりについてはしっかり取り組んでいきたいなと思いますし、また、もう一つ、さっきちょっと言わなかったのは、そういう次の時代の長崎をつくっていく中で、大きな部分がまちなかのまちづくりなんですね。大浦から新大工までのあの通りの魅力をいかに出して、新幹線でやってきた人たちがあのあたりを目指して動くというような南山手から東山手、新地、館内、銅座、浜町、中通、新大工という、あのあたりのまちを歩くというような、楽しみのあるまちにいかにこれからつくっていけるか、修景していけるかということは非常に大きなテーマだと、来年度以降、今も実は、そのことについても準備をもう既にしているわけですけれども、来年度以降は、それは大きなテーマになってくると思っています。

それから、もう一つのご質問は、今回の子どものための手当、この分にしてもそうなんですけれども、一定、地方六団体との交渉の場も踏まえて決着をしたんですけども、ただ、その前の段階で、やはり1対1からスタートするという、しかも協議なしにそこからスタートするというような経過があって、それについては、果たして本当に地方分権ということを考えているのかということについてやっぱり疑問を持つところがあるんです、正直言って。それは、先日の実は市長会の役員会の席でも申し上げたんですけども、そういったところというのは本当にしっかり検証していかないと、一つひとつがそこで終わって、結果がよかったとか、このあたりがしょうがないだろうとか、そういったことだけではなくて、やはり地方分権に対する国の姿勢というのは、市長会としてもしっかり見ていかないといけないし、主張するところはしっかり主張していかなければならないと思っています。これからまだ一括交付金の問題であったりとか、あるいは出先機関の問題であったりとか、いろいろありますので、そういう部分については、やはり市長会としても意見をしっかり言っていかなければならないというふうに思っています。

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武器輸出三原則の見直しについて

記者(長崎新聞)
武器輸出三原則なんですけど、きょう官房長官が見直しを正式に発表されたんですけど、この件について、市長がどのようなお考えを持っていらっしゃるのかということをお聞きしたいんですが。

田上市長
きょうっておっしゃってましたよね。

記者(長崎新聞)
はい。

田上市長
実は、まださっき空港から帰ってきたばかりで、その資料もまだ読んでいないので、コメントについてはまた、もし必要があれば、後ででもと思いますけども、基本的には、厳格な対応を望むということであり、平和・軍縮外交のリーダーとしてしっかり取り組んでいただきたいということであろうというふうに思っています。詳しくは、ちょっと内容を見せていただいてからとさせてもらいたいと思います。

脱原発・再生可能エネルギーの今後の展望と平和公園周辺の防空壕の活用策について

記者(NBC)
来年度以降についてですけれども、市長もことしの平和宣言でもおっしゃいまして、先日の議会でもありましたけれども、原発からの脱却であるとか、再生可能エネルギーについての今後の動きについて、どのような動きをされていきたいかという、展望というところと、それから、もう1点、平和公園周辺の防空壕の保存、活用策についての今後のビジョンというのをお聞かせください。

田上市長
一つ、再生可能エネルギーについては、国の方では、まだ大きな方針については検討中というところですけれども、その点についても、地方自治体でできることについてやっていこうということで、今、予算編成の中でもいろいろ検討しているところですけども、一つ、議会の方でも特別委員会がつくられましたので、今年度ですね、その結果ですとか、あるいは、もう一つは、長崎独自といいますか、ユニークなという意味では、東長崎エコタウンの動きなどがありますので、長崎総合科学大学、東長崎地区、地域の皆さんが一緒に取り組むというああいったものも積極的に支援、あるいは参加をする中で取り組んでいきたいというふうに思っています。

それから、もう一つ、防空壕については、一番、エスカレーターに、階段に近い方の3つの防空壕のうち2つの入口を残すということで今、工事が進んでいまして、横に並んでいる新しく見つかった分ですとか、前からあった分も含めて、防空壕群という形がつくれると思いますので、防空壕という言葉についても、多分、知らない子どもたちがたくさんいると思いますし、しかも前に広場ができるという、平和公園の入口であるという、そして、原爆落下中心地から平和祈念像の前に移るときのちょうど道筋にあるということも含めて、平和教育に、そういう子どもたちに、原爆のことももちろんですし、戦争のときの体験について伝えていく貴重な場所になると、できるというふうに思っています。ただ、一つ難しいのは、開けてしまったときの風化ですね、風化をどういうふうに防ぐのかということはいろいろ技術的にも難しい作業になると思いますので、しっかり知恵を集めて研究をして、多くの子どもたちであったり、あるいは平和公園を訪れる多くの皆さんに伝えられるような戦争の体験であったり、あるいは戦争の愚かさであったり、怖さであったりということを伝える場所にしていきたいというふうに思っています。

多以良町の潜伏キリシタン墓碑群の発見について

記者(西日本新聞)
先日、長崎市の多以良町の垣内地区で、禁教下のキリシタンの墓碑が見つかったという報道を見られたと思うんですけれども、市として今後、何かやっていきたいとか、その辺のお考えはありませんか。

田上市長
そうですね、非常に貴重な遺構だとういうふうに聞いていますので、今後、文化財の指定の問題も含めてどういうふうに取り組めるのか、詳しく検討したいというふうに思っています。ちょうどしばらく前に、また、マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」の映画化のお話も改めて監督自身の口から出たということもお聞きしましたので、その意味では、いろいろ長崎の世界遺産の動きとも絡めて、非常に貴重な場所として、発信する場所にもなっていくのではないのかなという気もしてきていますので、いずれにしても、その価値についてしっかり検討していく必要があるというふうに思っています。

核廃絶に向けてのこれからの取り組みについて

記者(NHK)
すみません、最後に、原爆・核廃絶に関してなんですけども、ことし、原発の事故もあって、毛色が違うところもあって、今までずっと言ってきた核兵器廃絶とかいうのとちょっと違ったところもあると思うんですが、今まで言っていた核兵器廃絶に関して、来年は長崎市としてどう盛り上げていきたいかというか、来年はそんな大きな会議というものはないと思うんですが、さっき言われた5,000都市の原爆展の開催も一つ大きいと思うんですけれども、来年に向けて、その原爆の核廃絶に向けてどう進めていきたいかということについてはどうですか。

田上市長
一つは、その原爆展があるとして、もう一つ、核兵器廃絶研究所が来年スタートするということで、そこに期待するものは、やはり先ほど申し上げましたように、長崎にこれまで少し弱かった研究機能、それから、政策提言機能がそこに新たに生まれるということだと思うんですね。その意味では、スタッフも大体揃ってきているということも聞いていますので、そして、長崎の場合は、特にNGOの皆さんとのつながりをこれまでずっと育んできたという、それは長崎にとっては一つの財産でもありますので、そういった運動体との連携も可能になると、研究所を核にして、そういった連携もできるようになるということなどもありますし、そういう意味でいうと、研究所を核にして次の動き、国際会議の誘致であるとか、あるいは核兵器禁止条約に向けての具体的な、どこのボタンを押すのが一番長崎市としてふさわしいのか、あるいは効果が出るのかといったことについて、今後、そこが中心になっていくだろうと思うんですね。その意味では、研究所が来年できた中で、新しいスタッフの皆さんともしっかり来年は話をしていきたいと思いますし、次、核兵器禁止条約というのは一つの目標でありますので、その実現に向けてどういう手を打つ、どこにアピールしていけばいいのか、どことつながっていけばいいのかといったことを具体的に組み立てる1年になるんじゃないかなというふうに思っています。

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