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2011/05/10 市長記者会見(臨時)

更新日:2011年5月10日 ページID:007518

 

広島市長・長崎市長共同記者会見

平成23年5月10日(火) 10時33分~11時04分

【Youtube】www.youtube.com/watch(新しいウィンドウで開きます)

※発言内容については、わかりやすいように一部変更してある場合があります

1.市長発表

2.会見録

【市長発表】

 

・田上富久長崎市長あいさつ



○田上長崎市長

 まず、広島市からお越しいただいた松井一實市長をご紹介させていただきたいと思います。
 きょうは大変お忙しい中、長崎市においでいただき、私からも改めて心からお礼を申し上げたいと思います。
 この後、松井市長には、長崎原爆資料館の視察、それから、原爆落下中心地では献花をしていただく予定になっています。
 さて、先ほどから本当に短い時間でしたけども、お話をさせていただいた内容について本当に簡単にご報告申し上げますと、さまざまな情報交換、これまで取り組んできたことであったり、あるいは、平和市長会議や非核協などの現状についても情報を共有するという中で、一つは、これまでと同じく、広島市、長崎市が連携しながら、両市の使命である核兵器廃絶に向けて取り組んでいくことを確認したということ、それから、両市が会長市を務めている平和市長会議、そして、日本非核宣言自治体協議会、非核協ですね、も連携しながら、それぞれの役割を果たすべくリードしていくと同時に、今後も持続的に発展していく組織となるように、さまざまな知恵を出し合っていくということについて確認をしました。それから、特に、3つ目ですけども、両市長がホットラインなども含めて密接に連携をとるようにしていきましょうということについても確認をし合いました。
 主な、今回、最終的な確認事項としては以上のとおりです。 それでは、松井市長の方からも一言ごあいさつをお願いします。
 
 

・松井一實広島市長あいさつ



○松井広島市長

 初めまして、今度の市長選で広島市長にならせていただきました松井一實でございます。
 きょうは初めて田上市長さんを訪問させていただきまして、ざっくばらんに広島、長崎のあるべき姿についてのお話をさせていただきまして、自分自身、波長が合うなというふうに思いました。両市のそれぞれの共通点といいますか、被爆をした方々が実際に住んでおられるこのまちのありようをどういったものにしていくかという点につきましては、共通の思いがあるなということを、お話の節々で実感させていただきまして、本当に、先ほど市長さんからありましたように、ホットラインを結んで、いろんな意味でのお話、考え方を交換させていただいて、両市民の思いをいただけるような市政をつくっていくことが重要だし、私もやる気が出てきたというのが、きょうの思いであります。
 その上で、個別のお話も、今、ありましたように、核兵器廃絶に向けての連携プレーであるとか、非核協とのありよう、平和市長会議との関連性などをどうするのかということも含めて、共に持続的な、さらには持続しながら発展できるような会議、形態を目指そうということで、両者、合意できたと思います。これから、本当に、そのためにどう知恵を出すかということをしっかりやっていきたいと思っています。今までの関係者の方々のいろんなご努力、そういったものを、成果を踏まえて、より、こういった核兵器廃絶に向けての本当に市民の皆様の思いが世界に、世界の人々に、国を越えて、国境を越えて、そういった思いが広がるようにしていくために、今、両市に何を求められているかということをしっかり追求していくようにしたいなということでありまして、その思いが確認できたし、その思いを強くしたというのが今時点での感想であります。
 どうか、よろしくお願いいたします。


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【質疑応答】

・被爆都市としての両市の連携について

○記者(NCC)

 では、幾つか質問させてください。
 東日本大震災を受けて、その被爆地の位置というのがまた重要視されてきていると思うんですけれども、両市長がそろっているわけですから、その被爆地が今後、原発の事故を受けて、どのような、連携という話もされましたけど、その2つの都市、唯一の被爆都市ですから、連携というところをもうちょっと具体的に、それぞれからお話をお伺いしたいんですが。

○田上長崎市長

 福島については、今、それぞれの、長崎でいうとNASHIM(ナシム:長崎・ヒバクシャ医療国際協力会)、それに相当、同じような形で広島にHICARE(ハイケア:放射線被曝者医療国際協力推進協議会)という組織があって、そこの先生方が、今、一番重要な、一番最優先は、とにかく今の原子炉をとめること、終息させることということなんですけれども、それと同時に、重要な、正しい情報、正しい知識をしっかり伝えていくということで、広島も長崎もそういった先生方が入って活動されている、それは今、まさに一番急ぐことでもあり、大事なことでもあると思います。その意味では、そういった先生方の活動を、それぞれ支援する立場にありますし、組織内としても、一応組織の中に入っている形になっていますので、その活動をしっかり支えていきたいということがまず1点あります。
 そして、今回の福島のこの問題というのが、お互いにとって重要な課題であるということをきょうもお話をして、確認しあったということですね。これから新たに取り組んでいけることについても、情報交換をしながら進めていきたいというふうに思っています。


○記者(NCC)

 松井さんはどう思われていますか。

○松井広島市長

 今、田上市長さんが言われたのと全く同じでありますが、もう少し角度を違えて言えば、被曝といいますか、放射能によるいろいろな影響についての情報分析とか、実態解明というのは、まさに広島、長崎の専門機関の方々が持っておられる今までの知識、情報を駆使して、それへの正しい情報提供をするということがすごく重要なことだと思います。変なうわさなどを流されて、そこで心を痛める方が出てくることのないようにということを、今でも出ているということを聞きますから、それは本当に防いでいくということをしっかりやると。そのためにも、先生方、そういう機関との連携をともに、両市で本当に連携していこうということを確認しました。
 もう一つは、今、言われたお話は、そういった情報提供とともに、具体的に避難をする方々が出ているわけですから、避難をする方々に対するいろいろな支援というのは、本来であれば当該地域の自治体、そして、自治体といえばそこの職員の方々がさまざまなご支援をするという状況、しなければいけないんでしょうけれども、実際、それはできないですよね、その方々自身も、職員も被害に遭っているわけですから。だから、そういった方々への支援体制といいますか、我々レベルでどういった支援が組めるんだろうかと。いろんな情報源をてこに、要請はさまざま来ているんですけれども、それはちゃんと整理して、両市としてどんな支援ができるかということをもう一遍整理していきましょうと。そういう意味でも、連携を図ろうということになったというふうに認識しています。

○記者(NCC)

 ホットラインというお話もありましたけれども、具体的に、せっかく両市長が近くにいらっしゃるので、どういうところを一番、被爆都市として連携をしていきたいのか、ちょっと具体的にお話を聞ければなと思います。どんなお話が出たんですかね、会談の中で。連絡をとりたいというのは、核兵器廃絶に向けて、例えばどういうことをしていこうとか、そのあたりもうちょっと具体的なお話は出なかったですかね、短い時間だったんですけど。

○田上長崎市長

 もちろん核兵器の廃絶に向けてという部分が一番大きいわけですけども、今、大きなテーマになっている核兵器禁止条約一つとっても、いろいろな情報を交換する中で、次、どういうふうに動けばいいのかということを探しながら活動していくというか、そういった動きなんですね。決まった、こうすればこうなるっていうことが決まっているわけではなくて、道を探しながら、少しでも前進するように、少しでもたくさんの人たちが賛成してくれるようにというような形で行動を積み重ねてきている、それがこれまでの歴史だろうと思うんですね。その意味では、やはりお互いが持っている情報を共有しながら、あるいはネットワークなども共有しながら、取り組んでいくということが非常に重要ですし、また、広島、長崎が一緒に行動したりですとかすることで、1足す1が3になったりすることもありますし、そういう意味でも、すぐに情報交換できる体制というのはやはり大事で、それはこれまでもそのことを感じることもいろいろありましたし、そういう意味でも、ぜひそういった近い関係というのも、本当に短い時間でしたけども、お話をさせていただいて、松井市長、本当に気さくであると同時に、経験が非常に豊かで、ILO(国際労働機関)での活動であったり、あるいはイギリスでの大使館での活動であったりを通じてといいますか、非常に国際的な活動を積み重ねてきておられますので、その経験から、私自身が教わることもたくさん多いと思いますし、また、非常に積極的にこの核兵器廃絶に向けた動きについても考えておられるので、いろんなアイデアですとか知恵とかもお持ちだと感じましたし、また、お話しする中で、逆に話す途中でいろんなアイデアが出てきたりとかすることもあると思いますので、その意味でも、すぐに連絡がとれたり話ができたりするような形にしておきたいと思いますし、それは重要だというふうに思います。

○記者(NCC)

 松井さんはどう思われますか。

○松井広島市長

 今の市長さんの話と同感といいますか、自分をおほめいただいた部分については、非常にありがたく思っています。ホットラインというのは、英語ではホット、熱い線ですから、思いが直接お話しできると、個別の事象について今どうしましょうといったときに、いろんな合議体との中で、会議という合議体と接点を持ちながら、平和情勢というものをやっていかなければいけないんですけれども、私自身は、市長さんと一丸となった対応をしているということを、あらゆる場面でそういうメッセージを発していかないと、関係者の方々に納得していただけないんじゃないかと。例えば、ちょっとした言葉のニュアンスの差があったり、現状認識について私はこう思うけど、あの人はどうかなみたいな話になると、提案を受ける側としてこれはどうなんだろうというふうなことになっちゃいましてね、だから、それをないようにするためには、いわばいろんな問題についての基本的な認識について、ちゃんと情報交換して、外に対してメッセージを発するときには、一丸となった対応ができるように、きちっと調整しましょうということを、いわば、素直にお話しできる関係というのを、ホットラインだというふうに思っているんです。ニュアンスにおいても、認識においても共有するということをしっかりして、関係者の方々を本当にリードできるような立場に立てればなというふうに思っています。



・オリンピック招致問題について


○記者(NCC)

 もう一つ、すみません、前の市長がオリンピックの招致のことを表明されて、長崎市も協力ということで幾つか動いていると思うんですけれども、JOCにももう既に立候補しない表明をされていると思うんですけれども。

○松井広島市長

 予告しました。


○記者(NCC)

 長崎市にはそういった説明というのはされたんですか。

○松井広島市長

 長崎市に対しましても、そういったもののご提言をいただく会議を近々、5月中には開催して、なぜ私がそういうふうに考えたかという理由をご説明するということをしたいと思っています。それで、加えてまた、JOCの方にも、こういう形で推進お願いした会議を閉めまして、こうこうこうで、申しわけないけれども、申し出を取り下げますということをやろうと思います。その際に、改めてきちっとご説明させていただきたいと思っています。


○記者(NCC)

 田上さんはこれから説明を受けるとは思うんですけれども、今のお話を聞いて、オリンピック自体、今の時点でどういうお考えをお持ちですか。

○田上長崎市長

 きょうは短い時間の中で、オリンピックの話をゆっくりする時間はなかったんですけども、当初から、あるいはいろんな自治体の皆さんが応援をしてくださったという経緯の中で、私たちも応援団として参画をしていたわけですけども、その意味ではやはり残念な思いというのは若干ありますけれども、ただ、これはあくまでも、これまで申し上げてきたとおり、広島の皆さんがお決めになることだというふうに思っていますし、平和について多くの世界の人たちに伝えたい、平和の流れの中に参画していく、あるいは、広島、長崎のことを知っていただくきっかけにしたいというのは、もともとの思いであることを考えると、また、それは違う形ででもいろいろな試みであったり、アイデアであったりを出しながら取り組んでいきたいというふうに思っています。

○記者(NCC)

 長崎市への説明の時期というのはまだ決まってないですかね。大体ご自身で、いつぐらいに説明したいというのは。

○松井広島市長

 ちょっと皆さんの会議日程を調整してますので、今月中にはやります。ご連絡して来ていただいてということで、やりたいと思います。



・これからの広島と長崎の連携について


○記者(NBC)

 松井市長にお伺いします。
 これまでの広島市長さんは、就任後間もなくわざわざ長崎に足を運びになられるということはなかったかと思うんですが。


○松井広島市長

 そうなんですか、知らなかったです。

○記者(NBC)

 松井市長が今回長崎に来られるのは、何か特別な理由があるのではないかというふうに、ちょっと勘ぐってしまったわけなんですけど、そのあたりは、何か話題ございますか。

○松井広島市長

 特別な理由はないです。仲良くしたいということです。本当に特別にはないですね。平和の推進都市として世界に2つしかないわけですから、兄弟みたいなものですからね、そこと仲良くしておくということは自分の気持ちにもぴったしだし、やっぱり市長さんと個人的にも仲良くしておいた方が、いろんな意味で、自分にとってもいいし、関係者の皆さんにもいいのではないかと、その思い、一つです。

○記者(NBC)

 わかりました。

○記者(朝日新聞)

 朝日新聞なんですけど、2点あるんですが、まず、松井市長に、先ほど、田上さんとは波長が合うというふうにおっしゃっていたと思うんですが、その辺は、平和行政で波長が合うのか、それとも、何ていうんでしょう、もっと全体の面で波長が合うのかというのが1点です。

○松井広島市長

 全体じゃないのかな。もっと酒なんか飲んだら、もっと合うかもしれない。

○記者(朝日新聞)

 人柄とかそういう。

○松井広島市長

 いいんじゃないですかね、いいですよね、隣におられるから、別にほめ上げるわけじゃないけど、すごく直感的にいい方だと思ってしまいましたけど。

○記者(朝日新聞)

 テクニカルに、ホットラインというのは、携帯でやり取りできる仲という意味ですか。

○松井広島市長

 そういうふうに考えていただいていいですよ。こっそり携帯電話の番号を教えて。こっそりでもないか。

○記者(西日本新聞)

 確認なんですが、平和市長会議が掲げている2020ビジョンというのは、今も変わらずにその方針でやっていくということは確認されているんですか。

○松井広島市長

 はい。

○記者(西日本新聞)

 松井市長、1期目の間に、平和行政という点では、核廃絶に向け、どういったことを具体的にしていきたいのかということを教えてください。

○松井広島市長

 1期目、この4年間ですね。核兵器の禁止条約というものに向けて、2020年に向けてやろうという基本の方針は、前の市長さんのときに、市長会議全体の中でも決定済みというか、皆さんの合意となっていますから、それをきちんとした目標に掲げて、目標として、そういった条約に向けての気運、情勢みたいなものが要ると思うんですね。これは、自分がILOとかの国際会議等々で、日本の理事としてやっている中で、条約を締結していくときに、何段階か手続きが要るんですね、関係者の合意をつくっていくためにね。そうすると、まずそういう条約をつくりましょうという機運が起こって、そして、その条約というイメージを具体化するためにどんな条文が要るんですかという議論をして、皆が案文をつくると、そして、その案文についてまたいろんな意見をやって完成物を仕上げて、それを今度は国際会議として、条約として認知するという手続きがあるんですね。そして、それが本当に発効するというか、世の中に効果を及ぼすためには、それを批准するというか、みんながそうですねというふうにやって、だから、今言った3段階から4段階の手続きが通常要るというふうに考えられているんです。そのまだ一番初めの段階なんです、これは。まだまだ遠い目標だと思います、2020年というね、遠い目標なんです。だから、今、言った、一番最初のステージの基礎づくりをやるために、皆がこういったものを本当に要るんだと、こういうものがないといかんでしょうということを認識してもらう。しかも、可能な限り多くの人が思ってもらうということ、その思いが形骸化しないためには、そういったものが本当に必要だというときの原点、やっぱり原爆を投下されてこんなにミゼラブルな状況で、みんながあっちゃいかんという思いがあったんですよということを確認しながら、そういう関係者の方を広げていくという、同時進行ですよ。原点を確認し、そうだなという方を広げるということをやるのが、私の多分これからの姿勢だと思っています。

○記者(NHK)

 すみません、ホットラインというか、連携をされていきたいと言われているのは、すごく確認されたとは思うんですけど、それは、例えば、田上市長でいわれれば、これから2期目で、連携というのは今までもずっと言われてきたと思うんですよね。だから、前の広島市との関係はどういうふうにとらえられていて、それをホットラインでというのは、また、例えば、こういうところが少し弱かったので、ここを強くされたいとか、前と比べてこれからどうされていきたいというのはどんなふうにお考えですか。

○田上長崎市長

 前と比べてということではなくて、広島と長崎というのは常にやはり連携をしながら進んでいかないといけないという、そういう、先ほど兄弟というお話があったんですけれども、松井市長からありましたけれども、まさにそういうペアだと思うんですね。その意味では、それを新しい広島市長さんがわざわざ長崎においでいただいて、お話をする機会をつくっていただいたということで、ここからが、ある意味では、ホットラインのスタートでもあると思うんですけども、そういう環境を常につくっていきましょうという、だから、私が例えば、交代したりとかいうときにも、同じようにそこでホットラインをつくりましょうということで、ずっとそれが、そういう関係が続いていくということが非常に重要だというふうに思っています。きょうは、そういう意味でいうと、新しいメンバーになったので、そのことを確認したという意味合いだというふうに思っています。



・ことしの原爆の日について


○記者(共同通信)

 よろしいでしょうか。両市の市長がそろっているときに伺いたいんですが、被爆地2市が注目される8月というのが近づいてまいりますが、それぞれのことしの8月6日と9日に対する思いやアイデアが今の段階であれば、それぞれ市長に伺いたいのですが。

○松井広島市長

 私は、市政を担う前の選挙活動中に申し上げたのは、平和宣言のやり方をちょっと工夫したいなということを申し上げてまして、本当に被爆を体験された方が、被爆1世といいますか、2世じゃなくて1世の方々がどんなふうに今、思っておられるかというふうな、言葉なり考えをしっかり出していただいて、それを盛り込んだ宣言文ができないかなと思っているんです。いろんな意見の中では、市長さんがリーダーシップを発揮して、自分が思いを書いてちゃんと宣言文をつくるのがいいんじゃないかというふうなご意見もあったり、前の市長さんはそういうスタイルでやられたと聞いたもんですから、私自身は原点にという、先ほど申し上げた、本当に被爆体験をされた方々が、今、どういう思いがあるかということをいただいて、それを盛り込んだものができたらいいんじゃないかなと思っています。それが、今時点での8月6日に向けての、以前の市長さんとの違いみたいなことはありますけどね。そのほか、折鶴問題とかあったりしましてね、保存か、加工か、焼くかみたいな三択問題みたいに言われていたんで、そこは、今の気持ちは、そういったものを消化する、digest、digestというのは飲み込んじゃう、昇天じゃなくて、きれいに思いを消化するために何がふさわしいかということで、やらせてもらいたいということで、必ずしも保存するということが、それにかなう手法だとは思ってませんということを言っていますからね。そういったことがもう少しそういった自分の思いが8月6日時点で何か具現できればといいなという気持ちもあります。ただ、いろんなそういう折鶴の処理の仕方については、そうは言いながら、皆さんのご議論をいただかなければいけないというのはあるんで、皆さんのご議論をいただくということと、自分が公約などで申し上げた点をどういうふうにして調整していくのかというのは、今、多少迷っているところはありますね。いずれにしても、そういったところを少し工夫していきたいなと思っています。

○田上長崎市長市長

 私が思っていることの一つは、今の段階で申し上げることがいいのかどうかはちょっとわからないんですけれども、原発の事故を受けて、放射線について、世界から、ある意味では関心が高まっている時期であると思います。その中で、放射線についての正しい知識がまだというか、広まっていない中で、放射線について怖がる気持ちというのが、ある意味では世界中に広がっていると思うんですけれども、その放射線、正しい知識とは別に、怖いと思うその放射線というのを爆弾という形で、故意に、人間が集まっているところの上に落とすという行為がいかに非人道的かということについて、ぜひ世界中が考えてほしい、そのことについては、それをどういうふうに、盛り込めるのか、あるいは、表現できるのかといった、あるいは、本当にそれを言うのかというのは本当にこれからの課題なんですけども、そのことについてはぜひ考えるきっかけにしてほしいというふうに思っています。
 以上です。

○記者(共同通信)

 今の関連なんですけれども、松井市長ご自身は、原発など、福島のお話は、今の市長のお話で、どう思われますか。

○松井広島市長

 私は、原子力発電ということについては、今、明確に言えることは非常に限られているんですけれども、国に対して、我が国におけるエネルギー政策を見直してくれということをしっかり言っていきたいと思っています。今、起こっているようなさまざまな問題をしっかりと頭に置いて、国としてのエネルギー政策を見直すべきではないですかと、見直してくださいということを言いたいと思っています。

○記者(読売新聞)

 関連で、読売新聞ですけれども、松井市長、エネルギー政策の見直しについては、両市の市長として一緒に上京して要望していくとかいう、具体的なことは決まっていますか。

○松井広島市長

 今の会談の中ではそこまで話していませんね。今度、ホットラインで検討いたしましょうか。

○記者(読売新聞)

 今後、こういうことをやっていきたいという気持ちはおありになりますか。

○田上長崎市長

 それ自身は、広島、長崎だからということもっと以前に、国内全体の思いだというふうに思いますし、取り組みも国の一番これから根幹にかかわる重要な問題だと思いますので、広島、長崎が突出してということにはならないんじゃないかなというふうに思います。

○記者(西日本新聞)

 確認ですけれども、田上市長も原発に対しては、エネルギー政策の転換をするべきだという考えはお持ちなんですか。

○田上長崎市長

 エネルギー政策の転換といいますか、今、私たちがそもそもこれからどういう社会をつくっていくのか、そのリスク、さまざまなものにリスクがあるわけで、そのリスクとそれから受けるメリットというのをどういうふうに受けとめながら、共存しながらというんですかね、社会をつくっていくのか、暮らしていくのか、そういうことを本当に国民的に考える、そういう時期に来ているというふうに思います。

○記者(毎日新聞)

 エネルギー政策の見直しというのは、簡単に言うと脱原発ということですか。

○松井広島市長

 そういうことも含めてですね。今、田上市長が言われたように、総合的に考えていくべき最重要課題と思いますので、見直してくださいということを、しっかり言いたいと思いますけどね。


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