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2008/04/18 故伊藤一長前長崎市長の追悼のための協議会 市長声明

更新日:2008年4月18日 ページID:021216

 伊藤前市長が逝去されてから、本日4月18日で1年を迎えることになりました。リーダーを失い、心に穴が開いたような悲しみと空虚感、自由と民主主義を踏みにじる卑劣極まりない行為への怒り、今後の市政に対する大きな不安、そして何よりも志半ばで凶弾に倒れられた伊藤前市長の無念の思いを察するときの重い気持ちは、事件から1年がたった今も、私の心の中に深く刻み込まれています。
 そして、あの銃撃事件を、長崎市として決して風化させてはならないものであると思います。
 私が市長に就任して、まもなく1年になります。この1年を振り返れば、市政の舵取り役として最終決断を下す勇気、下した決断に対する責任。その職責の重さをひしひしと痛感した1年でもありました。
 伊藤前市長は、長崎市長として3期12年にわたり、その職務を全うされ、長崎市の今日の発展に大きく貢献されました。今も時折、情熱的に市政を語っておられた様子や、まちで市民の皆様と気軽にふれあっていた姿を思い出します。改めまして、伊藤前市長の偉大さを思い知るとともに、まちづくりに傾けられた熱い思いに心から敬意と感謝の意を表したいと思います。
 今、伊藤前市長の銃撃事件を契機に、暴力の追放、根絶に向けた取り組みが、静かに、また大きな輪となって長崎市全体に広がりつつあります。4月26日には、暴力の追放、根絶の意志を示すシンボルである「いのちの碑」が市民の発案で建てられ、暴力追放を願う市民の一人ひとりの思いが形になります。
 長崎市では、4月を「暴力追放強調月間」として、市民とともに、継続的な取り組みを開始することにいたしました。新たな担当部署の創設や、市民からの相談体制の整備をはじめとして、市民生活におけるあらゆる暴力を排除する取り組みに、市議会や市民の皆様、関係機関と力をあわせて推進したいと思います。

 ここに、伊藤前市長の安らかなる永久のご冥福を心からお祈りいたしますとともに、穏やかで平和なこのまちで、二度と理不尽な暴力による悲惨な事件が起きないよう、全身全霊を傾ける決意を申し上げ、私の声明といたします。

 

平成20年4月18日
長崎市長 田上富久

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