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更新日:2016年3月14日 ページID:006909
唐人屋敷跡は、日本と中国の交流の歴史において大きな意味を持ち、また斜面市街地特有の課題も抱えているため、歴史性を活かした街の再生を図るために、学識経験者や地元代表からいただいた「提言」「助言」を踏まえ、平成13年度から唐人屋敷顕在化事業として具体的な事業に取り組んでいます。
今後も、観光の拠点整備、住環境の整備など歴史を活かしたまちづくりを推進していくこととしています。
唐人屋敷跡の境界推定調査により、唐人屋敷の範囲を推定し、屋敷内の四隅にモニュメントを設置しました。
唐人屋敷を訪れた観光客が探索できるように、文化財等の遺構説明板や施設への誘導サイン・案内板を設置しました。
土神堂、天后堂、観音堂、福建会館の4つのお堂を結ぶ道に板石舗装をし、往時の唐人屋敷の雰囲気を感じていただけるよう整備しました。
往時の雰囲気を醸し出すようなまちなみの形成を図るため、都市計画道路新地町稲田町線と土神堂~天后堂(唐人屋敷中通り)の沿道で、建物前面を修景整備するまちなみ整備助成事業を実施しています。
館内地区では「和風中国風」、広馬場地区では「大正モダンレトロ風」のまちなみ形成を目指しています。
観光客や住民がくつろげる憩いの空間として、天后堂前に広場を整備しました。多目的(バリアフリー対応)トイレ、ベンチなどを設置しています。
当時、唐人屋敷は周囲を練堀や竹垣等で囲まれ、唐人や一部の限られた人しか入ることができず、唐人屋敷と外界との結界として唐人屋敷門が立っていました。このような唐人屋敷跡を象徴する新たな中華門として、「唐人屋敷象徴門(大門)」を建設しました。広馬場商店街入口の「唐人屋敷象徴門(誘導門)」とともに、新地や湊公園から唐人屋敷跡の存在をアピールするものです。
明治26年に道具蔵として使用されていた蔵を曳家移転・改修して、「蔵の資料館」として開設しました。唐人屋敷の歴史、唐貿易、唐人の生活や催事などのパネル、発掘調査で出土した当時の陶器類などを展示しています。開館時間 9時~17時 年中無休、入場無料
蔵の資料館に隣接し、地元住民のまちづくりに対する意識の向上と唐人屋敷に関する情報発信や事業推進を図るための情報収集及び交流の場として移転リニューアルしました。開館時間 10時~16時 土日祝祭日は休館日 問合せ先 095-829-0267
唐人屋敷中通り(土神堂~天后堂)のまちなみ形成を図るため、平成18年度、19年度の2年間に渡り、唐人屋敷中通りまちなみアートコンテストを実施しました。
コンテストの詳細については、以下のページからご覧下さい。
唐人屋敷跡は埋蔵文化財包蔵地として指定されており、貴重な遺構が確認されています。特に、土神堂、天后堂、観音堂、福建会館の4堂は、市の文化財に指定されており、多くの市民や観光客が訪れています。
このため、唐人屋敷地区の歴史的な遺構を顕在化し、来訪者が安心・安全に見学できるような環境整備に努めています。
唐人屋敷跡にある土神堂・天后堂・観音堂・福建会館の4つのお堂及び蔵の資料館内の説明板について4ヶ国に対応したパンフレットを用意しております。ホームページからダウンロードできますのでご活用してください。
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