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喜多元規筆 東瀾和尚法像

更新日:2013年3月1日 ページID:000743

喜多元規筆 東瀾和尚法像

(きたげんきひつ とうらんおしょうほうぞう)

市指定有形文化財

喜多元規筆 東瀾和尚法像

指定年月日 昭和50年3月10日

所在地 長崎市筑後町2番56号 福済寺内

元禄8乙亥年(1695)7月、福済寺三代住持唐僧東瀾(56歳)は唐僧喝浪(33歳)を第四代住持として霊鷲庵(りょうじゅあん)に隠居した。 法像の上部の自賛に乙亥の日付と喝浪の文字が詠み込んであるので、この住持交代を記念するものであるのに相違ない。 画者は黄檗画像の代表的作家である喜多元規で、「喜多氏」「元規」の二顆がある。新しい若い住持の喝浪がこの大きな法像を作ったので、 東瀾の師である慈岳のも大きく作ることになったと想像することができる。 確たる史料があるわけではない。 喝浪は11年後、44歳で示寂(じじゃく)し、 年老いた67歳の東瀾が再び住持となり、翌年唐僧東瀾は68歳で示寂したのであった。

お問い合わせ先

文化観光部 文化財課 

電話番号:095-829-1193

ファックス番号:095-829-1219

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(14階)

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