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潜伏時代のキリシタン墓碑


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ページID:0001100 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

潜伏時代のキリシタン墓碑

せんぷくじだいのきりしたんぼひ

市指定史跡

潜伏時代のキリシタン墓碑

指定年月日 昭和43年11月20日

所在地 長崎市坂本3丁目 経の峰共同墓地

潜伏キリシタンの墓石である。幕府の厳しいキリシタン取締りと、仏教による宗教統制の中で、潜伏キリシタンは墓石に仏教式石塔を用い、戒(法)名を刻まなければならなかった。このような情勢の中で、この墓石は戒(法)名のない伏碑であり、「形変り候墓石」として、寛政3年・6年・8年と3回に及ぶ長崎代官の取調べをうけ、取壊しを命ぜられながらも、なお今日に残っている。しかしその後は切石伏碑の墓石をつくらず、また仏教式石塔も建てず、野石を伏臥する習俗に代った。
これらの墓石は信仰弾圧に対する潜伏キリシタンの抵抗心理を物語るものである。

備考

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(補足)地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています

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