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長崎アートプロジェクト2017「ニット・インベーダーin長崎」の完成と今後の展開について

更新日:2017年10月12日 ページID:030343

完成、そして次の展開へ

 長崎アートプロジェクト2017「ニット・インベーダーin長崎」は、9月18日から12日間の制作を経て、この度9月29日に完成いたしました。
 制作にあたって、作品の設置にご承諾いただいた、たくさんの関係者の皆様、連日制作を手伝ってくださったアートサポーターの皆様、ワークショップに参加してくださった皆様、飛び入りで参加してくださった皆様、制作中に声をかけてくださった皆様、本当にありがとうございました。
 この「ニット・インベーダー」という作品は、下記のとおり地域住民の方々と共にインベージョン(まちを編み包むこと)作業を行い、ニットによって一変した景色の中で、まちに対する新たな発見や、人と人との新たな関わり合いを生み出すものです。
 一旦完成したこの作品によって新たに生まれた地域の方々との交流の中で、このプロジェクトや作品のコンセプトを踏まえ、新たな展開として地域住民による制作展示を行います。

「長崎アートプロジェクト」とは

「長崎アートプロジェクト」は、国内外で活躍する現代美術アーティストが長崎に滞在し、地域の方と交流しながらまちを舞台に作品を創ることで、気軽に現代アートを楽しんでいただくきっかけづくりとして平成22年度から実施しています。

アーティストプロフィール

ハイパーニットクリエイター 力石 咲(Saki Chikaraishi)

1982年生まれ。2004年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。
編みものをコミュニケーションメディアとして捉え、街や空間に関与するインスタレーションやプロジェクトを展開。温かみのあるカラフルな毛糸によって街の風景を新鮮なものに変え、人と人、人と土地、空想と現実など、さまざまなものの間に新しい関係を生み出していく。
2014年「LUMINE meets ART AWARD」グランプリ受賞。
ホームページ http://www.muknit.com

「ニット・インベーダー」とは

「addi UFO」と呼ばれる上空の編み機から紡ぎ出される糸が周りのものを編み包みます。最初は1本の細い糸だが、どんどん太くなり広がって、地球までも簡単に編み包むことを目的としています。日々徐々に、まちの人々と共に行われるインベージョン(まちを編み包むこと)によって一変した景色の中で、まちと人、人と人との新たな関わり合いが生まれていきます。まちに対して普段受動的に過ごしている人々が、この作業によって能動的に関わることができ、まちを知ることができます。「addi UFO」とアーティストを含めたインベージョンに参加する人すべてが「ニット・インベーダー」です。

ニット・インベーダーin長崎

  禁教時に長崎奉行所がキリシタン探索の強化を目的として、寺に住民がキリシタンでないことの監視と保証の責任を負わせたということ、また、中島川に架かる橋はそれぞれの寺の門橋であり、橋から寺までの通りが参道だったという説に着目し、奉行所跡である長崎歴史文化博物館に「addi UFO」が降り立ち、橋から寺までを結ぶようにインベージョン(毛糸で編みくるむ)するというプロジェクトです。
 そのことにより、毛糸をたどりながらまちを歩いて、作品全体を鑑賞していただき、アートを通して、中島川やアルコア中通りといった横の通りが個別に注目される現代において、お寺と橋とその通りの関係性、歴史性について関心を高める機会とするものです。

ニット・インベーダーin長崎コンセプト&イメージマップ(日本語・英語)(PDF形式:1,337KB)

地域住民による制作展示について(眼鏡橋の毛糸がお引越し!)

 このプロジェクトにより生まれた多様なコミュニケーションやディスカッションの中で、地域の方々から、プロジェクトのコンセプトを尊重しながら進化するためのご提案があり、今回の作品を制作された現代美術アーティストの力石咲さんが、地域の皆さんのご提案を受け止め、新たな展開が生まれます。
 「寺と橋をつなぐ」という「ニット・インベーダーin長崎」のコンセプトを維持しながら、国指定重要無形民俗文化財のくんちの舞台との共存を図り、プロジェクトをさらに進化させるという磨屋通り自治会役員有志のご提案に、近隣の自治会長、商店街代表、くんちの踊町の代表の方々からの多くの賛同があり、長崎奉行所跡地である長崎歴史文化博物館に降り立ったaddi UFOによるインベージョンが完了したところで、お寺と橋、その通りの関係性、歴史を思い出させてくれたニットインベーダーたちに、地域住民の方々が、まちの誇りである「長崎くんちと眼鏡橋」という風景を見せ、世に聞こえた祭りの『くんち』を見物してもらえるよう、眼鏡橋から『お引っ越し』させる」というものです。
 そこで、一旦、眼鏡橋周辺の眺めの良い建物等へお引越しした後、また眼鏡橋に戻ります。そのときはまた装飾内容が当初とは変わって展示される予定です。
 なお、今回は、長崎くんちの始まりといわれる寛永11年(1634年)に架けられ、歴史的にもつながりが深い国指定重要文化財の眼鏡橋の毛糸を、くんちの間引っ越しさせるもので、その他の作品については引き続き同じ場所で25日まで展示いたします。

制作・展示期間

第1回

 ■引っ越し   平成29年10月3日(火)午前10時
 ■制 作   平成29年10月4日(水)~6日(金)予定
 ■展 示   平成29年10月7日(土)~13日(金)

第2回

 ■制 作  平成29年10月14日(土)~15日(日)予定
 ■展 示  平成29年10月16日(月)~25日(水)

制作内容

眼鏡橋周辺の編み替え(アレンジ)を行います。

制作展示の様子

第1回

10月6日(土)

雨の中、お引っ越しを行いました。眼鏡橋がよく見える周辺の建物や、くんちの様子も眺められる高い所へ。

引っ越し1引っ越し2

10月8日(日)

くんちの庭先回り。

引っ越し3引っ越し4

お問い合わせ先

文化観光部 文化振興課 

電話番号:095-842-3782

ファックス番号:095-842-3784

住所:長崎市茂里町2-38

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