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更新日:2013年3月1日 ページID:008834
生命を支える緑
動物が生きていくためには、酸素と水と食べ物が必要です。これは、動物が自分で養分を作り出すことができないからです。植物の緑(葉緑体)は、光合成の働きによってこの酸素と養分を作り出すことができる唯一の生き物であり、すべての動物は、その生命を緑に支えられているのです。
生命の輪
たとえば、ライオンなどの肉食動物は、体の小さい動物を食べ、小鳥や草食の動物、昆虫は木の実や草の葉を食べます。また、動物が死ぬと土の中の微生物によって分解され、最後は植物の栄養分となります。
この関係を食物連鎖と呼び、自然界ではうまいバランスのもとに「生命の輪」が保たれています。
「生命の輪」
緑と生き物
この鎖の一つが不足し、自然のバランスがくずれると、多くの生き物に影響を与えてしまいます。
人間が緑を破壊するといろいろな生き物の生命がおびやかされることになるのです。
緑の働き
緑には私達が生活していくうえで、役に立つ多くの働きがあります。
環境をやさしくします
空気をきれいにします
災害をふせぎます
健康にやくだちます
街にうるおいとやすらぎを与えます
緑は、私達が生活していくうえで、なくてはならないものです。
そして、緑を育てるということは、多くの動物の生命を育み、生きる環境を与えることになるのです。
あなたも緑をふやしましょう!!
悪化する都市環境
私たちが暮らす都市には、水害や地震、火事、交通事故などの災害をはじめ排気ガス、交通騒音などさまざまな出来事がおこります。また、都市化が進むにつれて遊び場だった近所の空き地がなくなったり、道で遊べなくなったり、今まであった緑がなくなったりします。建物も、コンクリートなどの無機質なもので造られたものが増えてきます。都市生活の中では、さまざまな社会的ストレスも発生します。
都市活動の便利さが向上する反面、都市環境は悪化しているのです。
緑あふれる街づくり
緑は、このようにきびしい都市環境の中で、私たちが生活していくために必要で重要なものなのです。長崎市では「緑をつくる」「緑を育てる」「緑を守る」を大きな方針として、皆さんとともに緑にあふれるまちづくりを進めて行きたいと考えています。
「緑あふれる街」「緑につつまれた生活」考えただけで、心がやすらいできませんか。
緑を増やしましょう
都市の中の緑には、公園や道路、河川などにある公共の緑と、みなさんの土地や建物にある民有地の緑があります。長崎市では、あなたの周りの緑を増やすために、記念樹を配布したり、民有地の緑化に対して助成をしています。
あなたも緑を増やし、環境にやさしく、うるおいと安らぎのある生活をしませんか。
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