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外海地域センター旧町の紹介

更新日:2017年10月1日 ページID:002932

旧町の紹介

町のあらまし・歴史

外海地区は、長崎市の北西に位置し、東側を琴海地区、南側を三重地区、北側を西海市に接し、西側は五島を望む角力灘に面しています。市中心部から車で約50分、約40キロメートルの距離にあり、豊かな美しい自然をはじめ、独自の歴史と文化など地域固有の資源をいかした個性豊かなまちです。
旧外海町は、昭和30年2月11日、神浦村と黒崎村が合併して外海村となり、昭和35年5月3日に町制を施行しました。昭和27年に松島炭鉱株式会社が池島で炭鉱開発に着手、昭和34年に営業出炭を開始し、それまでの半農半漁の村から石炭産業を基幹産業とする町へと発展しました。しかし、平成13年11月に、九州最後の炭鉱であった池島炭鉱が閉山。これまで、池島では、海外から研修生を受け入れ、池島炭鉱が培ってきた炭鉱技術の移転を行ったほか、炭鉱施設を活用して、「池島炭鉱」坑内探検ツアーを実施しています。
外海地区には、出津遺跡や宮田古墳群などの古代の遺跡をはじめ、中世の神浦氏関係史跡、近世の大村藩関係史跡、近代の社会福祉及び宗教関係史跡など、様々な文化財が数多くあり、出津・黒崎を中心にキリスト教の文化が色濃く残る一方、神浦には、江戸時代初期に創建された寺や古い歴史を持つ神社など古来の文化が集積しています。
特に明治時代のフランス人宣教師ド・ロ神父の活躍をあわせて、キリスト教の歴史は外海地区の文化的特質の一つになっており、国の重要文化財に指定されている「旧出津救助院」をはじめ、ド・ロ神父記念館や出津教会、外海歴史民俗資料館などの文化財が集積する地区は「出津文化村」とよばれています。また、ド・ロ神父の生地であるフランスのヴォスロール村とは昭和53年から姉妹都市提携をしており、姉妹都市として交流しています。国道にかかるフランス国旗の色、青・白・赤を配した3つの橋は姉妹都市交流を示すもののひとつです。
また、日本を代表する作家故遠藤周作氏の小説「沈黙」の舞台といわれるゆかりの地であり、平成12年に「遠藤周作文学館」が開館。遠藤文学の情報発信基地として全国のファンを魅了しています。
この他、豊かな自然に恵まれる外海地区には、日本の棚田百選に選ばれた大中尾棚田や日本一の清流となった神浦川下流に「そとめ神浦川河川公園」、黒崎永田地区に、絶滅危惧種が数多く生息する「黒崎永田湿地自然公園」などがあります。さらに、海沿いを走る国道202号は「サンセットオーシャン202」と呼ばれる絶好のドライブコースで、外海の沿線から見る夕陽は、五島灘に浮かぶ島々を絶妙に映しだし、その輝きは見る人の心を魅了します。

お問い合わせ先

北総合事務所 外海地域センター 

電話番号:0959-24-0211

ファックス番号:0959-29-8028

住所:〒851-2492 長崎市神浦江川町657-2

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