皆さんは観光名所を訪れた時、当然写真を撮りますよね。 『シャッターチャンス@長崎』では、「長崎の観光名所はこの角度で撮るのがベスト!」という「ベストポジション」をご紹介しています。 また、長崎の街は数々の映画の舞台にもなっています。「あの映画のあのシーンはここで撮影された」という場所を見つけ、時にはその現場の「ベストポジション」もご紹介。 長崎の旅の記念になる最高の一枚を撮るためにぜひぜひお役立てください。 第11回目は、映画『長崎ぶらぶら節』のロケ地、梅園身代り天満宮です。
梅園身代り天満宮は、愛八と古賀十二郎が探し当てた歌『ぶらぶら節』の中にも登場しています。 ♪遊びに行くなら花月か中の茶屋 梅園裏門たたいて 丸山ぶらぶら ぶらりぶらりと云うたもんだいちゅう
さて、このお宮が身代り天満宮と呼ばれるのは、創建者の丸山町乙名・安田治右衛門が二重門付近で襲われ左脇腹を槍で刺されましたがどこにも傷がなく、代わりに自邸の祠の天神像が左脇腹から血を流し倒れており、身代りになった天神様をここにお祀りしているからだといいます。そして、丸山の遊女達も“身代”を“みだい”と読み、自分の生活に苦労がないことを願って参拝したそうです。