● 龍馬ゆかりの観光名所案内1

長崎龍馬の道--7  龍馬通り界隈の定番スポット



龍馬ら社中の面々が往来した石畳の坂道、「龍馬通り」界隈には、「亀山社中記念館」以外にも、龍馬ゆかりの見所スポットが数多く点在しています。「亀山社中跡(復元再公開している現亀山社中記念館)」の閉鎖期間、数々の資料を展示する場所として多くの龍馬ファン、幕末ファンが足を運んだ「亀山社中資料展示場」。ここには、現在も坂本龍馬をはじめとした亀山社中・海援隊士や幕末の志士、幕末明治の長崎の風景などの古写真をはじめ、龍馬の手紙の写しなど、貴重かつ興味深い約50点の品々が展示されていて、龍馬通のガイドさんが、懇切丁寧に解説してくださいます。そして、かつて「亀山社中跡」の中庭にあった作者 山崎和國氏から寄贈された風頭山頂に建つ坂本龍馬之像の原型である龍馬像が出迎えてくれるのは、「若宮稲荷神社」。幕末当時、江戸後期の儒学者で、詩文や書でも有名な詩人でもある頼山陽(らいさんよう)が記した『日本外史』の影響などにより、南北朝の武将、楠木正成の人気が高まり、勤皇の志士達の尊敬を集めていました。この神社は、その楠木正成の守護神であったことから、幕末に来崎した諸藩の武士が多く参詣したといわれ「勤皇神社」とも呼ばれ親しまれています。また、龍馬も愛用した「亀山焼窯跡」も残されています。龍馬が訪れた時は、すでに閉窯していた亀山焼でしたが、この窯跡を、きっと龍馬も横目に見ていたことでしょう。そして、定番中の定番は、「亀山社中記念館」前のポケットパークにある「龍馬のぶーつ像」。大きなぶーつに足を入れ、舵に手をおき龍馬気分! 龍馬で巡る長崎観光の記念写真にははずせないスポットです!




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