“さるく”とは、長崎弁で“ぶらぶら歩く”という意味。海と山に囲まれた長崎には、古くから海外との交流があるなど、他都市にはない独特な歴史、数知れず。そしてその名残が今でも町中にあふれている。上り下りの坂道や、細い路地。長崎を愛してやまない長崎市民が“もてなしの心”で訪れる皆さんを待っている!
様々な横顔を持つ長崎の町には、今も数々の歴史の足跡が残されている。 「さるく」とは、長崎弁でぶらぶら歩くという意味。「長崎さるく博’06」は、パビリオンなどは一切なく、日本と中国と西洋の文化が今なお色濃く混在する長崎の町中をぶらぶら歩き、その歴史の断片に触れてみよう!という日本ではじめてのまち歩き博覧会なのだ。 外国人居留地、花街跡・丸山、唐人屋敷跡、出島、寺町……。つまりパビリオンは長崎の町中にあふれているというわけだ。 これまでグラバー園、大浦天主堂、出島、原爆資料館など、各スポットを順に巡る長崎観光がお決まりコースだったが、さるく博では各スポットと、その周辺の風情ある町並みを楽しめる数々のコースが設定されている。 用意されたのは、長崎ならではの歴史や風物、隠された謎に迫る全42のコース。さるくマップ片手にいつでも自由気ままにまち歩きが楽しめる「長崎遊さるく」(約1時間半/無料)。その町を知り尽くした地元ガイドさんと一緒にまちを歩き、とっておきの情報や見どころを詳しく解説してもらえる「長崎通さるく」(全42のコースの内、28コースがこの「通さるく」/約2時間/参加料500円/要予約)。そして、専門家による講座や、体験がセットになって奥深く長崎の魅力に触れることができる「長崎学さるく」(全74テーマ/要参加料/要予約)。さらにイベントも演出も盛りだくさん! 見て、触れて、食べて! さるいてこその発見と感動が味わえるのが、この長崎さるく博’06なのだ!
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