【東部エリア】観光スポット&ビューポイント

フェリーを降りると正面に高島港ターミナルがある。このターミナルから道をはさんだ場所でトマトのハウス栽培が行なわれている。完熟の甘さで人気上昇中の商品!高島トマトだ。

■お訪ねスポット1 高島トマト直売所(高島トマト生産管理事務所)

炭鉱閉山後の雇用対策として設立された第3セクターの会社によって栽培されているのが、高島名産の完熟トマト「高島トマト」。トマトに余分な水分を与えないため糖度が高く香りがよい。水に入れると沈んでしまう程、果肉がギッシリ詰まっているのが特徴だ。出荷時期は2月下旬から5月上旬。この期間、毎週火木土曜日にはこちらで販売もしている。しかし、午前中にはなくなってしまう人気商品なのでお求めの方はお早めに!


●営業/期間中7:30〜売り切れ次第閉店
●TEL095-896-2006
●高島港から徒歩1分。


 

順路を右に取りしばらく進むと、海側に巨大な銅像が見えてくる。高島の美しい海をバックに力強く右手を差し出す銅像となった人物は、三菱造船所の創始者・岩崎弥太郎氏。炭鉱の町として栄えた高島と縁の深い岩崎氏が、高島の顔として玄関口に立っているというわけだ。そしてこの銅像が指差す方向にあるのが、昭和63年に開設され、近年、リニューアルオープンした高島石炭資料館。入り口には、端島(軍艦島)の模型が配されている。



■お訪ねスポット2
 高島石炭資料館

明治以来、炭鉱の町として栄えた高島は、炭鉱閉山により町は大きく変貌した。ここは炭鉱と共に歩んだ高島の歴史の写真と、炭鉱で使われていた機材を展示する資料館。坑道の模型やトロッコ等、興味深い重機などがいっぱい。入館無料なので気軽に立ち寄ってみよう。






●入館無料
●開館/9:00〜17:00
●休館日/月曜日、年末年始 ※月曜日が祝日の場合は翌日
●TEL095-896-3110(高島教育センター)
●高島港から徒歩2分。

 

そして、この高島石炭資料館の向かいにあるのが、水に含まれる自然の力を利用し本格的な海水温浴を行なう施設、いやしの湯だ。

■お訪ねスポット3 高島海水温浴施設 アイランド・テラピーいやしの湯

ここは高島の周囲に広がる美しい海の水を使った海水温浴施設。アイランド・テラピーとは離島ならではのきれいな海水など、環境を活かした健康づくり(運動・休養)を目的とした活動のことで、この施設では、温めた海水に水着を着用して入り各種運動が行える(温泉ではないので注意!)。海水は、ミネラルを豊富に含み、美容や健康増進などに役立つ効果があるといわれていて、ヨーロッパなどではこの海水温浴が盛んなのだとか。毎週水曜日は「運動プログラム」も実施。また、施設内には海水を霧のように降らせるミストサウナや洞窟風呂、通常の公衆浴場もあるので、運動の後はここでサッパリしよう。高島の土産品の購入、軽食&カフェもできる。

●海水温浴施設利用料/大人1000円、小人500円
●公衆浴場利用料/大人200円、小人100円
●営業/海水温浴 9:30〜21:30(20:00までに入館) 
      公衆浴場 12:00〜21:30(21:00までに入館)
●休館日/木曜日 ※木曜日が祝日の場合は翌日
●TEL095-896-2345
●高島港から徒歩2分。



 

このいやしの湯の隣にあるのは運動公園。

■お訪ねスポット4 東海岸運動公園

テニスコート2面、ゲートボール場2面、滑り台などの遊具、芝生広場を擁する海に面した運動公園。海風を感じながら大空の下でスポーツを満喫するのに打ってつけのスポットだ。

●予約受付/9:00〜17:00(土日祝日を除く)
●TEL095-896-3110(高島行政センター・建設産業課)
●高島港から徒歩10分。
 

さて、ここまでは徒歩でもいいが、次のスポットからは高島港ターミナルを経由する循環バスを利用するのがいいだろう。もうじきシーズン到来! キャンプ場と海水浴場だ。

■お訪ねスポット5 ふれあいキャンプ場&海水浴場

澄んだ美しい高島の海を眺められる場所にあるふれあいキャンプ場。ここには常設テントがあり、調理器具や食器は無料でレンタルできる。バーベキューセットもレンタルすることができるので、食材や木炭を地区内で購入すれば、手ぶらで来てもバーベキューを楽しむことができる。そして、すぐ側には吸い込まれそうに美しいエメラルドグリーンの人工海水浴場! 利用期間は7月1日から10月31日まで(7〜8月は毎日、9〜10月は土、日のみ開場)。6月1日から、予約受付開始だ。

●管理費/大人100円、小人50円
●レンタルテント/台座付きテント1500円
●バーベキューコンロ/250円
●予約受付/9:00〜17:00(土日祝日を除く)
●TEL095-896-3110(高島行政センター・建設産業課)
●高島港から徒歩15分、または高島港ターミナルバス停から循環バスに乗車し、磯釣り公園前バス停下車、徒歩すぐ。



 

ふれあいキャンプ場や人工海水浴場からも望める、長い桟橋で結ばれた飛島にあるのが飛島磯釣り公園だ。

■お訪ねスポット6 飛島磯釣り公園

ふれあいキャンプ場や人工海水浴場もこの公園の一部。平成9年7月にオープンして以来、県内外の釣りファンが続々訪れている釣りスポットがこちら。イサキやマダイ、クロ、アジなどなど、豊富な漁種が一年中回遊するためとっても恵まれた漁場なのだ。

●入園料/大人500円、小人250円
  見学のみ/大人100円、小人50円
●4月〜10月7:00〜18:00、11月〜3月7:00〜17:00
●3月〜11月無休、12月〜2月火曜日は休園 ※火曜日が祝日の場合は翌日
●高島港から徒歩17分、または高島港ターミナルから循環バスに乗車し、磯釣り公園前下車、徒歩2分

 

磯釣り公園の帰り道、右側に見える岬の突端に松原がある。海風に吹かれ、隆々と伸びた松の木々の隙間に頭をのぞかせる三角屋根。そう、ここはトーマス・ブレーク・グラバーの別邸だった場所だ。

■お訪ねスポット7 グラバー別邸跡



慶応4年(1868)、イギリスの貿易商人トーマス・グラバーは高島炭坑の開発にあたった。かつて高島本島とは離れた小島だったこの地にグラバーは橋を架け、明治初年、洋式の別邸を建てて炭鉱経営の拠点としたのだ。別邸の設計にあたったのは、南山手のグラバー邸、国宝・大浦天主堂を設計した小山秀之進だといわれている。また、ここから長崎の南山手の自宅との間に電話線を引いたのがわが国最初の私設電話だといわれている。現在の三角屋根は後に展望所として整備された際に設置されたもの。だが周囲には建物の基礎石や井戸跡、排泄物を処理したと思われる便器跡などが残されている。また、当時船をつけたこの下の船着場までの通路は今も散策路として通ることができる。

●高島港から徒歩30分、または高島港ターミナルバス停から循環バスに乗車し、本町バス停下車、徒歩10分。







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