電話095-822-7079 上西山町4-3
●JR長崎駅からのアクセス
市電 /
長崎駅前から螢茶屋行きに乗車し、諏訪神社前で下車、徒歩5分。
バス /
バス停長崎駅前東口から県営バス・網場、東長崎方面行きに乗車し、諏訪神社前で下車、徒歩5分。
車 /
長崎駅前から約10分。
創建は1640年。 今博多町に住む川上久右衛門と称する浪人が持っていた菅原道真公直筆の露像が、様々な奇跡を現すことから、家のそばに小さな祠(ほこら)を建てて、天満宮と名付け人々の信仰を受けていたが明暦2年、長崎奉行黒川興平(よへい)の肝入りで諏訪神社があった現在の地に移った。
社殿の建築はとても美しく、長崎駐在のドイツ領事シュルレルベークは、京都西本願寺と日光とともに日本文明史の三大美術建築なりと賞賛している。 長崎でもっとも古い歴史のある神社。
見事に松竹梅をモチーフに取り入れたこの灯籠。 とにかく縁起よさそうだから、灯籠にもパンパンなんてお参りしてみてはどう?
道真公をまつる天満宮ならではの梅の花。 取材時の1月下旬には紅梅が咲き始めたばかりだったが、白梅をはじめ2月上旬まで美しい梅の花が鑑賞できるとのこと。 節分には800人分のぜんざいもふるまわれるので、その時がチャンス! 節分の日の豆まきは19時30分から30分おきに4回行なわれる。
菅原道真公をまつる天満宮に必ず牛がいるのは、道真公が誕生したのが永和12年(845年)6月25日乙丑(きのとうし)、つまりウシ年生まれで牛をとても可愛がり、守り神とされているからだとか。 慶応元年と記されているからこの御神牛は100年以上ここに鎮座している守り神。願掛け牛として親しまれているのだ。
縁起物の亀だから、神社にいてもおかしくはない。 だけど灯籠の下じゃ、つい「辛そうだねぇ」なんて声をかけたくなるのだ。
松森神社の名前の由来は、字のごとく松の木が3本(木が3本で森)立っていたから。 なのに現在は松の木が1本もない。 それどころか大クスの存在感が大きいため「楠森神社」といわれることも。 そこでこの2月、植樹祭が行なわれ松の木が3本植えられることになった。 新生松森神社へ足を運んでみよう。