長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2024年02月受信】

ご意見(要旨) 【長崎市のいじめ対策について】
 今日のニュースで長崎市の教育関係者がいじめについて話し合っている様子が流れていました。長崎市でもいじめが小学校、中学校を問わず、500件近く発生しているということでした。
 私は被害を受けた子どもの中で、いじめを苦に学校に行けなくなったり、自殺したりする子供が出ないように祈るのみです。
 また、長崎市の取り組みとして、小学校10校でいじめについてのワーク授業をしていることと、匿名でLINEで相談することをはじめた。ということですが、私は、正直、取り組みが生やさしいと思います。長崎市には小学校と中学校はもっとたくさんあるはずです。10校どころではないし、何倍もあるのでないでしょうか。
 なぜ、一部の学校しか行わないのか甚だ疑問に思います。
 このような良い取り組みは、全小中学校で取り組んでこそ効果があると思います。また、もう一つ疑問に思ったのは、匿名相談で、例えば「死にたい」「今から死ぬ」等という子どもからの相談があった時には、どのような対応をされるのかということです。
 逆探知をするのでしょうか。もし、名前を聞いても答えなかったら、そのままなのでしょうか? また、いじめの相談が学校に知らされるのでしょうか?わからないことばかりです。
 なんでもそうですが、すべての学校で行わないと効果は低いと思います。今年はいじめが増加傾向にあるということでしたので、余計に心配になりました。
 長崎市が本気でいじめから子供を守ろうとしているならば、子どもたちへメッセージ性のある取り組みをしてくださるよう子を持つ親としてお願いしたいです。

【2024年03月01日回答】

回答 【子育てサポート課】
 長崎市では、子どもの心身に重大な影響を及ぼす「いじめ」は、子どもの基本的人権を侵害する「絶対に許されない行為である」との認識のもと、子どもが安心して生活や学ぶことができる環境づくりを推進することを目的とした「長崎市子どもを守る条例」を制定しております。この条例に基づく取組みとして、いじめ等の防止等に関係する機関の職員及び代表者等で構成されるメンバーで、関係機関の情報交換と協力体制を推進することを主旨とした「子どもを守る連絡協議会」を開催しております。協議会では、いじめ等の防止に対し関係機関がしっかりと連携し取組んでおりますが、今回、本協議会の構成機関による取組みの一部の活動内容として、「いじめ防止子どもワークショップ」のご報告が報道されました。今後とも普及啓発に努め、より多くの学校で実施できるよう、取り組んでまいります。
 また、各学校においては、日頃の人権教育や道徳科の授業等において、人権意識の向上や善悪の判断、規則の尊重、友情・信頼、相互理解・寛容、生命の尊さなどを主題とした授業実践を行っております。また、「長崎っ子の心を見つめる教育週間」において、「命に関する講話」等を通して、かけがえのない命を大切にする心情を育んだり、「SNSノート・ながさき」を活用した情報モラルの学びを通して、相手の立場に立った言動などを大切にする心情を育むための取組みを行っています。
 ご質問にありましたLINE相談については、保護者や子どもたちが、少しでも安心して相談できるように、匿名という形式をとっております。学校や教育委員会には相談できない、学校等以外への相談できる相談機関が求められており、保護者や子どもが悩みを吐露できる場のひとつの場になればとの思いで開始しております。
 なお、ご意見のように「死にたい」「今から死ぬ」等の発信も想定されることから、緊急対応が必要な場合は、関係機関と連携して迅速に対応する体制を構築しております。
 今後も、子どもが安心して生活できるよう、いじめ防止に最大限に努めるとともに、いじめ等の悩みを把握した場合は、その後のいじめの解消に向けて関係機関とも連携しながら、いじめ等に対してしっかりと対応できる体制について検討してまいります。
 なお、本市では、今回ご照会いただきましたいじめ対策に対する取組みや子育て施策についての取組みについて、市民の皆さまへの積極的な情報提供に努めているところです。ご不明な点がございましたら、是非、子育てサポート課(095-829-1255)へお問い合わせください。 
関係所属 子育てサポート課  【直通番号】:095-829-1255】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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