長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2023年11月受信】

ご意見(要旨) 【長崎あじさいPayについて】
 先日、ニュース番組で「長崎あじさいPay」についての報道を見ました。認知度が低く、一度目の抽選は全員当選したといった内容でした。家計にシビアな年齢層の女性達も「知らない」と言い放つほど、知られていないようでした。
 あじさいPayはキャッシュレス決済の普及促進を目指した施策とのことですが、今回のような実施の仕方では、「これまで一度もキャッシュレス決済を利用したことのない人」に訴求するのは難しいのではないでしょうか。
 結果的に全員当選したとはいえ、抽選という方法では「使ってみよう」という気は起こりにくいものです。一度当選した人もまた二度目に応募できるとなれば尚更です。
 予算が決まっているとしても、それを広く浅く還元し、少しでも多くの人にお得感を体験してもらえるよう工夫するべきではないでしょうか。
 東京では魚を食べて水産業を応援するという施策に、既存の4つのキャッシュレス決済を採用しています。還元額は1人当たり最大4000円ですが、非常に好評です。各決済サービスごとに最大1000円還元されるため、今まで使ったことのなかった決済も使ってみようという動機付けにもなっています。
 共感を呼ぶ明確な狙いを打ち出すとともに、スマホが苦手な人や、まだ使ったことのない人へのサポートを強化することも必要かと思います。役所や携帯ショップに出向いて相談すれば教えてあげる、というだけではなかなか普及しないと思います。
 また、この施策にしか利用できない独自のアプリをわざわざ作っていることや、宣伝を担っておられるのが市長であるという点も、施策の認知度が上がらない大きな要因ではないかと思います。
 効果的な施策の実施により、長崎が「全国ワースト2位のキャッシュレス利用率」という不名誉を返上できるよう願っております。

【2024年01月15日回答】

回答 【商工振興課】
 長崎あじさいpayについては、テレビCMやSNS告知など様々な媒体にて周知を行ってまいりましたが、第1次販売の際は、周知期間が限られていたことや、参加店舗を同時に募集していたことから、申込数は上限口数を超えませんでした。第2次販売では、参加店舗が一定集まっていたことや、参加店舗においても周知を行ったこと、実際に使った方の口コミなどから上限口数を超える申し込みをいただきました。
 運用方法については、既存のキャッシュレス決済の利用と独自のアプリ開発には、それぞれにメリット・デメリットがありましたが、比較検討した結果、独自のアプリを利用しております。また、今回長崎あじさいpayで利用しているアプリについては、今回の施策のみではなく、今後の施策への利用も検討しております。
 今回の事業を通じて、普段キャッシュレス決済をご利用しない方または導入していない店舗において長崎あじさいpayをご活用いただくことで、これまでキャッシュレス決済を敬遠されてきた方がキャッシュレス決済を使うきっかけになるものと考えております。
 キャッシュレスは国の施策としても推進されており、長崎市としてもキャッシュレスの推進は必須であると考えておりますので、さまざまなご意見や他都市の事例も参考にしながら、キャッシュレスの推進に向け取組みを進めてまいります。 
関係所属 商工振興課  

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ