長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2023年06月受信】

ご意見(要旨) 【市役所跡地、県庁跡地、ほこみちについて】
 市役所の文化施設建設見送りは素晴らしい決断だとおもいました。平日はほとんど使われないような文化施設は、街中でなく既にあるブリックホールやジャパネットの新設ドームを活用したら良いと思います。
 一方で、市役所通りは長崎駅から浜の町への徒歩での散策ルートにもなり得るように日よけの植栽をふんだんに使った通路に商業施設、カフェ、憩いのスペースを点在させ、万才町から桜町の「ほこみち」予定地には、バス停をメインに日除けを多用し、ぶらっと街中ウォーキングもできるような歩いても楽しめる街中にしていってほしいものです。
 東京都立川市のグリーンスプリングスや昭島市のアウトドアビレッジなどのような、都会と自然を融合させた空間が長崎市内にもできれば一気に雰囲気が変わると思います。是非一度視察に出向かれて見てはいかがでしょうか。

【2023年07月13日回答】

回答 【文化振興課】【大型事業推進室】【土木企画課】【都市計画課】
 長崎市のまちづくりに関する貴重なご意見ありがとうございます。
 現在、長崎市では、転出超過や出生数の減少による人口減少というピンチに直面していますが、一方では、出島メッセ長崎や西九州新幹線の開業に加え、今後、長崎駅周辺再整備、長崎スタジアムシティ、松が枝国際観光船埠頭の2バース化など、「新たなまちの基盤」が整っていきますので、これらは、まちに新たな価値を創り出し、人や企業、投資を呼び込むチャンスとなると考えています。
 そのチャンスを活かすため、今後「まちづくりのグランドデザイン」づくりに着手することとしており、長崎駅周辺と松が枝周辺からまちなかをはじめとする各エリアへの人の回遊をどのように促すか、それとともに、市全体に人の回遊を促すために、都心部と周辺部をつなぐネットワークをどのように維持・強化していくかといったことについて、具体的な計画を策定していくことになると考えています。

 新たな文化施設につきましては、公会堂を廃止した平成26年度末以降、座席数が1,000席以上の芸術文化公演等の開催に適した市内のホールは、ブリックホールだけとなりました。そのため、多くの公演等がブリックホールに集中し、平日を含め稼働率が非常に高くなっており、市民の皆様の芸術文化鑑賞や芸術文化活動等に支障が生じていることから、新たな文化施設の整備の必要性はあるものと考えています。
 そのような中、今回、持続可能で魅力あるまちづくりに向けて、まちづくりの「グランドデザイン」づくりに着手することとしており、新たな文化施設の整備については、このグランドデザインの議論や様々な関係者のご意見、環境の変化等、多面的な視点を踏まえ再度整理することとしています。
 なお、いわゆるアリーナ形式では固定のステージがなく、大規模のコンサート等の開催が想定されますが、新たな文化施設のホールでは、固定のステージや舞台設備(舞台装置、舞台用の音響・照明等)が必要なクラシックやオペラ、演劇等の開催も想定しております。

 ご指摘の市役所通りにつきましては、道路管理者である国土交通省において「ほこみち」指定がなされ、今後、どのように賑わいを創出していくかの検討がなされていくものと思いますが、長崎市としましても、この通りは都心部の回遊において重要な土地であり、市役所跡地、県庁跡地の活用も重要な要素となりますので、頂いたご意見や他都市の事例を参考にしながら、歩いて楽しめるまちづくりを進めていきたいと考えております。
 なお、県庁跡地につきましては、県有地でありますが、本市にとりましても歴史的にも地理的にも重要な場所です。交流人口の拡大やまちの賑わいを生み出す跡地活用となるよう、引き続き、長崎県と連携しながら取り組んでまいります。 
関係所属 文化振興課  【直通番号】:095-829-1235】
大型事業推進室  【直通番号】:095-829-1411】
土木企画課  【直通番号:095-829-1415】
都市計画課  【直通番号:095-829-1169】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ