長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2023年05月受信】

ご意見(要旨) 【県外観光客と同伴の際の観光施設の利用料について】
 提言したいことがあります。県外あるいは市外在住の人と一緒に市内の観光施設に入場する場合には、県外の人は割引(できれば2割引き)し、市内在住の人はタダにするというのはどうでしょうか。
 皆さんは県外からのお客が来た場合どのようにしているのでしょうか。私は時間が許す限り一緒に長崎市内の案内をしています。その時ネックになるのが原爆資料館やグラバー園などの施設の入場料です。客は案内する私が入場料を払って一緒に入場するのを恐縮し、と言って、私が入場せず外で待っているというのも精神的な負担をかけることになるでしょう。県外の知人は私に気兼ねして、行きたい施設も飛ばして、最小限の施設にするか、無料の平和公園などでお茶を濁すことになります。私の方も、知人が来るたびに何度も同じ施設にお金を出して入るのは嫌です。そういうことなので、県外の知人や親戚に来崎を強く勧めることができません。
 しかし、案内する私が無料となると話は別です。しかも県外者も割引となれば、県外の知人に広報しやすくなります。県外の友人や親戚にとっては、知り合いが長崎にいる間は入場料が割引になるのであれば、その機会に行ってみようとなるのではないでしょうか。長崎市には大学や転勤などで短期間しかいない人々も沢山います。自分が長崎にいる間は県外の知人が割引きになると知れば、その期間少々無理をしても長崎を訪れるよう話をするのではないでしょうか。つまりもともとなかった需要を上げることができます。2割引にしても、元来来ない(10割引の)観光客だから、8割の儲けです。
 長崎市在住の人がタダというのは、その分収益が減るように思われるかもしれませんが、それ以上に他県の人が足を運んでくれることになるでしょうから、収益が減るとは思えません。それに、長崎市在住の人は、通常、何度も施設に足を運ばないと思います。1〜2回分の入場料は損するかもしれませんが、他県の人を2人連れてくれば1回分の入場料は取り返せます。もちろん長崎市民とはいえ、県外の人を連れていない時は正規の料金を支払ってもらいますし、県外の人も市民同伴でない時は正規の料金を徴収されます。
すなわち、この制度は、長崎市民にとってもメリットがあり、県外からの知人にとってもメリットがあり、長崎の観光業にもメリットがある、3者総メリットがあるウィンウィンウィンの素晴らしいものだと確信しています。県外からの観光者を認定するには、以前はJRチケットや航空券を提示するなど面倒だったかもしれませんが、今ではマイナンバーカードがあります。国に対してもマイナンバーカード取得向上につながり、4者総メリットということにならないでしょうか。

どうかこの案を早急に検討していただき、コロナ後の観光産業に弾みをつけていただきたいと思います。

【2023年05月31日回答】

回答 【観光政策課】【平和推進課】
 いただきましたご提案につきましては、県外から来られたご友人やご家族に対し、市民の皆様がご案内いただくことで、長崎での滞在時間がより充実したものとなるなど、おもてなしにつながるものと考えております。
 今後も引き続き、施設管理者をはじめとした関係者等と協議をしながら、検討を進めてまいります。何卒宜しくお願い致します。 
関係所属 観光政策課  【直通番号】:095-829-1152】
平和推進課  【直通番号】:095-844-9923 】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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