長崎市へのご意見・ご提案等の紹介
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。
年代:【不明】 【2023年02月受信】
ご意見(要旨) 【新大工町界隈のマンション乱立について】 |
最近の新大工町あたりのマンション建設ラッシュには目を疑います。すでに蛍茶屋から馬町まで多くのマンションが建ち並び、最近では新大工あたりに4棟、そしてこれからあと3棟が建てられるそうです。新しい26階ライオンズマンションはまだ半分も埋まってないとか。
よく坂の町なので高齢者がマンションを購入しているとか聞きますが、そういう人たちがそんなに多くはないはずです。これだけ多くの建物にどれだけの人が住んでいるのか市は把握しているのでしょうか。
長崎の景観が益々悪くなります。
聞くところによるとマンション業者は次々と建物を建て銀行から融資を受けることで成り立っていると聞きます。おかげで今までの駐車場がどんどん無くなっていきます。
まさに住宅過剰供給ではありませんか。人口は減り将来マンションはガラマンションになるでしょう。考慮した市政を望みます。
これだけのマンションがありながら新大工町の買い物客は全く増えません。今度の新しい店もパラパラです。 |
【2023年03月01日回答】
回答 【都市計画課】 |
現在、長崎市では人口減少や高齢化が進んでいますが、高度経済成長期に斜面地まで広がった市街地のまま人口が減少すると、人がまばらに暮らすまちとなり、道路や下水道などのインフラの維持が困難になったり、公共交通サービスの低下、商店や病院など暮らしに必要な都市機能が少なくなるなど、まちの活力低下、引いてはまちそのものを維持できなくなります。
このため、主要な地域に人口規模に応じた都市機能を計画的に配置・誘導し、居住を緩やかに集約するとともに、市民の皆さんがライフスタイルにあわせた住まい方を選択できるよう、都市機能が集まった拠点と周辺の生活地区の間で公共交通等による連携を図る将来都市構造「ネットワーク型コンパクトシティ長崎」の実現を目指しています。
また、このまちづくりの実現のため長崎市では立地適正化計画を定めており、この計画において土砂災害特別警戒区域など災害の恐れがある斜面地から、公共交通機関を利用しやすい安全な場所に時間をかけて居住を緩やかに誘導し、人口密度を維持することで都市の活力を維持していきたいと考えています。
ご提案の新大工町周辺は、公共交通が利用しやすく比較的平坦で安全な地区であることから、商業や医療などの都市機能や居住を誘導する区域として設定しており、建物の老朽化に伴う建替えや土地の高度利用を目的に、地域活力の向上や賑わい再生を図り、まち全体の魅力増進に繋がる新たな集客拠点を創るため、百貨店やその周辺の地権者による新大工町地区市街地再開発事業が実施されています。
この再開発事業は、昨年10月に建物が完成し、現在、4階から26階までのマンション販売が行われているところですが、全体の約7割の売却が完了しているとのことで、今年の夏ごろまでには売却が完了する予定と聞いています。
また、新大工町側の北街区の地下1階に、商業施設用の駐車場を52台と住宅用の立体駐車場を56台、伊勢町側の南街区に、住宅用の駐車場と一般用の駐車場合わせて231台、合わせて339台の駐車場が整備されており、十分な台数が確保されていますので、周辺への影響は少ないものと考えております。
また、1階から3階までの商業施設につきましても、昨年11月に新大工町ファンスクエアがオープンし、地元商店街からは、人通りが増えたとのお声を伺っております。
最後に景観につきましては、平成23年度に策定した長崎市景観計画において、平和公園地区や南山手・東山手地区など長崎特有の歴史的な特徴のある7地区を指定し、建物等の高さや意匠など景観形成のための基準を設定し、規制を行っており、土地利用の高度化を図るべき地区と、景観を守る地区とを区別しながらメリハリのあるまちづくりを進めていきたいと考えています。 |
関係所属 |
都市計画課 【直通番号】:095-829-1169】
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(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。
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