長崎市│市政への提案

年代：【不明】【2023年01月受信】

ご意見（要旨）【救急隊員の業務状況について】

他県で救急隊の居眠り運転事故のニュースがありましたが、原因は休憩時間もとれない程、業務多忙であったと報道されています。
長崎市の救急隊の皆様もおそらく同じ状況下にあると想像されますが、きちんと休憩時間は確保できているのでしょうか？現状を知りたいです。
また、他県と同じ状況であるのであれば、救急隊員の休憩が確保されるよう業務改善を行うべきと考えます
これは市民の安全にもつながりますので、是非現状の調査の回答・改善案を掲示していただきたいです。

【2023年02月06日回答】

回答　【警防課】

　救急隊員の業務状況についてお答えします。
　新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより、救急需要は、全国的にも高い水準で推移しており、長崎市でも、令和４年中の救急出場件数は、28,788件と過去最多を更新し、昨年と比較して約3,000件増加しています。
　消防局では、救急隊を16隊編成し、救急対応を行っていますが、コロナの新規感染者が増加した第7波、第8波では、１日の救急出場件数が100件（昨年平均70件）を超える日もあり、また、傷病者等の搬送先がなかなか決まらない救急搬送困難事案も多く発生しており、活動時間が長くなることにより救急隊員の労務負担は増大しています。
　このことから、救急隊員の負担軽減と活動時間の平準化を図るため、①救急隊内での運転者の交替、②救急隊員と消防隊員との乗務員の入れ替え、③出場の頻度が高い救急隊と低い救急隊との待機場所の入れ替え、④予備の救急車による臨時の救急隊編成などの対策により負担軽減に取り組んでいます。
　しかしながら、救急要請が集中する時間帯は、救急隊員の休憩時間の確保が難しい状況もあることから、今後も引き続き消防・救急体制の見直しを検討することにより、職員の労務管理に努めていきます。

関係所属警防課【直通番号】：095-822-0436】

（注）掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

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