長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2022年12月受信】

ご意見(要旨) 【認定こども園 昼寝の見直しを】
 認定こども園の一律の昼寝の見直しを、認定こども園に子供を通わせています。
 そこでは、園児に一律に昼寝をさせています。
 論文等で示されているように、こども個人の発達によって昼寝の必要性は異なります。
 昼寝が不要な子に昼寝をさせることは悪影響でもあります。

 実際に我が子も、保育園がない休日は昼寝をせずは20時就寝7時起床と健康的な生活リズムで過ごせていますが、保育園がある日は昼寝をし23時就寝6時30分起床と寝るのが遅くなっています。寝かしつけに数時間かかり、朝起きる際も不機嫌です。小さな子が23時に就寝というのは明らかに不健康だと思います。
 保育園へ昼寝について相談しても、昼寝はみんなするものです、職員の休憩や事務作業が、、、と論理的ではない回答ばかりです。
 先の論文に示すように、昼寝は必ずしも必要なものではないですし、子供の発達に合わせた対応およびその他業務ができる人員配置がそもそもされるべきです。
 保育園に昼寝の改善についてお願いしようにも我が子が保育園で不利益にあうのではないかと強く言えません。(お昼寝が嫌だから保育園に行きたくないとも言っています。)
 保育所保育指針にも「在園時間が異なることや、睡眠時間は子どもの発達の状況や個人によって差があることから、一律とならないよう配慮すること。」と一律にならないよう配慮する必要性が明記されています。
 市は、管轄する認定こども園にこの指針を守るよう必ず通達して下さい。(お昼寝は必要という古い認識のままの園が多いと思います。)子供の健康・発達に関わります。昼寝を廃止した市町村もあります。
 また、その他指針も守って安全に保育が行えるよう人員配置について適切な指導および支援を保育施設に行ってください。

【2023年01月17日回答】

回答 【幼児課】
 保育所や認定こども園は、一日の生活リズムや在園時間が異なる子どもがともに過ごす場所であることから、子ども一人ひとりの生活状況に配慮した保育を行う必要があります。
 保育所保育指針解説によると、お昼寝は、体力を回復したり、脳を休ませたりするものであり、乳幼児の発達過程や一日の活動において必要なこととされています。しかし、睡眠の発達には個人差があるため、年齢によってはお昼寝を必要とする子どもと必要としない子どもが混在する場合もあると考えられます。
 したがいまして、お昼寝については、それぞれの子どもの心身の発達状況や、その日の体調など、個人差があることを踏まえて考える必要があり、毎年、保育所等に赴いて実施する指導監査において、お昼寝を一律にさせるのではなく、発達過程に合わせて配慮しているかどうかについて確認を行っています。
 また、保育士等の配置につきましては、保育所等を運営する上で満たさなければならない基準のひとつであり、子どもの年齢と人数に応じて定められています。長崎市では国の基準に従った配置基準としており、必要な数の保育士等が配置されているか、適正な施設運営がなされているかといった項目についても指導監査で確認しています。
 今後も、各保育所等の特色や実情に応じて創意工夫しながら適切な保育ができるよう、市内の保育所等とも引き続き連携を図りながら、保育の質の向上に向けた支援を行ってまいります。 
関係所属 幼児課  【直通番号】:095-829-1142】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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