長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2022年10月受信】

ご意見(要旨) 【長崎市役所跡地への新たな文化施設建設について】
 長崎市役所跡地への新たな文化施設建設について提案です。
 ブリックホール、MICE、チトセピアホール、市民文化会館がある中でなぜ新たに文化施設の建設が必要なのでしょうか。
 現在、ブリックホールで開催されている市民文化団体の利用が多い集客が1,000人程度の公演を長崎市役所跡地への文化施設に誘導されるとのことですが、根拠を示して頂きますようお願いします。また、1,000人程度の講演がどれくらい1年間で開催されているのでしょうか。
 長崎市は県庁所在地の中で人口減少が著しいダム機能が果たせていない都市です。その理由はなぜか。市民にとって住みにくい都市だからです。ハコモノの建設よりもソフト面の充実が必要であると考えます。若者の家賃補助や働く場の創出など、市民がここに住みたいと思うことができる施策が必要だと考えます。
 市民の皆様に新たな文化施設の建設が必要かについてアンケートをとることが必要だと考えます。どうぞ検討、実行してください。

【2022年11月15日回答】

回答 【文化振興課】
 ご意見ありがとうございます。
 市内ホールで開催されている催事は、公会堂廃止前は全体で年間1,500件程ありましたが、新型コロナの影響が少ない令和元年度までの3カ年平均と比較すると120件程減少している状況にあります。
 また、公会堂を廃止した後、市内にある座席数が1,000席以上のホールはブリックホールだけとなり、多くの催事が集中していることから、稼働率が非常に高く、予約が取りづらいため、ブリックホールでは年間で約20件の予約が取れず、市民の皆さんが舞台に上がるような催事や興行コンサートなどが開催できない状況が続いています。
 新たな文化施設は、このような市内ホールの状況や出島メッセ長崎、長崎スタジアムシティの開業等も踏まえ、1,000席程度の規模で計画しています。座席数が1,000席程度のホールでは、通常、600人から1,000人程度の集客の催事が開催されることになりますが、現在、ブリックホールで開催されている催事を含め、市内では年間240件程度、開催されています。
 そのため、新たな文化施設では、ブリックホールから新たな文化施設へ移行する催事やブリックホールで予約が取れないため開催できていない催事も含め、年間200件以上の催事が開催されるものと見込んでいます。
 芸術文化活動を行っている皆さんにとって、発表会の会場が確保できないなど、市民の芸術文化活動への影響が続いており、芸術文化活動を行うための場の確保が必要な状況にありますので、長崎市としましては、市民が公演や鑑賞など芸術文化活動を行う場として、新たな文化施設の整備が必要であると考えております。
 今後も、パブリックコメント等で市民の皆様のご意見をいただきながら、新たな文化施設の整備を進めてまいります。 
関係所属 文化振興課  【直通番号】:095-829-1235】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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