長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2022年06月受信】

ご意見(要旨) 【猫の繁殖防止条例への意見】
 ヤフーニュースの”野良猫の命大切に 全国有数の殺処分数 長崎市が繁殖防止へ条例”への感想です。
 条例は野良猫問題への効果は多少あると思いますが市民が日常生活で条例を意識することは少ないですし、餌やりをする人はモラルに欠けているので条例の効果は少ないと思っています。また行政も全てのクレームに対応できるとは思えず猫に関わる人が自発的に問題を解決できる仕組みにして行政の介入は最終手段というのが望ましいと考えます。
 個人的には条例と並行して広報や時報の防災無線を活用して定期的に不妊去勢手術の必要性や糞尿処理の徹底について周知していくのが効果的だと思っています。人の意識は一日二日では変わりません、しつこいくらいに啓発して猫と人が共存できる社会にして欲しいものです。そして長崎市にはその先例となって欲しいです。

【2022年08月18日回答】

回答 【動物愛護管理センター】
 市政への提案に貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
 長崎市は、温暖な気候で、斜面地や狭い路地等が多く、港町で、猫の生育に適した環境にあるため、猫の生息数が多くなっています。加えて、所有者のいない猫(野良猫)に無責任に餌を与える人や猫を放し飼いにする人も多く、このような行為が野良猫を増やす原因となり、猫の殺処分数が多い要因となっています。
 このような状況の中、長崎市内では、自治会等の中で役割を決めて、野良猫の不妊化手術を行い、定期的な給餌、糞尿の清掃を行う「地域猫活動」に取り組む地域が広がっており、野良猫の数の減少や生活環境被害の削減が図られております。
 また、長崎市では、野良猫の不妊化手術費用を助成する「まちねこ不妊化推進事業」に取り組んでいます。自治会には、当該事業に関するちらしを毎年回覧しており、殺処分件数は事業開始時(平成26年度)の約6割減となっております。
 さらに、ご意見にもありました7月1日施行の「長崎市動物の愛護及び管理に関する条例」において、野良猫への餌やりのルールを定めるとともに、周辺の生活環境に悪影響を及ぼす餌やりをしている場合は、必要な指導を行うことができることとなっています。
 この条例については、1人でも多くの市民に知っていただくため、広報紙、ポスター、リーフレット及びホームページによる周知のほか、自治会等に出向き、条例の概要について、説明を行っているところです。今後におきましても、様々な機会を捉えて、この条例の周知に努めてまいります。 
関係所属 動物愛護管理センター  【直通番号】:095-844-2961】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ